2013年5月11日土曜日

フランスで「ブラ無用論」、科学者の発言が物議醸す

 ほとんど何でもそうですが、何事については必ず賛否両論の意見があります。立場が変われば、結論も正反対だったりします。
 また、研究といわれる活動なんかでも、大体「相関」関係に基づいて結論付けしがちです。その研究に利用される被験者が変われば、結論が変わります。因果関係の相関性が認められても、所詮ブラックボックスですので、あくまでも推測に過ぎません。

[パリ 4月12日 ロイター] ランジェリーを愛する国として知られるフランスで、ある科学者がブラジャーは役に立たないとラジオで発言したことが物議を醸している。

「ブラ無用論」を唱えているのはスポーツドクターのジャン・ドニ・ルイヨン氏(62)。同氏は過去16年間にわたり、18―35歳の女性330人を対象に研究を実施。ルイヨン氏はある学生ラジオ局に対し、自身の研究はブラ着用が胸筋を弱らせることを示唆しているとし、女性はブラをしないことを検討すべきだと語った。

同氏のこの発言を国営ラジオや新聞、テレビなどがこぞって取り上げるなど、フランス国内では大きな話題になっている。国営ニュースラジオ局「フランス・アンフォ」は研究に参加してブラ着用をやめたという28歳の女性にインタビューし、「呼吸が改善したほか、姿勢も良くなり、背中の痛みが和らいだ」とのコメントを紹介。高級紙ルモンドも14世紀にさかのぼり、ブラの起源に関する記事を掲載した。

ルイヨン氏はロイターに対し、研究はまだ初期段階にあり、全ての女性に当てはまるとは言い難いとし、「子どもが2人以上いて過体重の中年女性にとって、ブラが無用かどうかは全く分からない」と話した。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE93E02W20130415?feedType=RSS&feedName=oddlyEnoughNews

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