2013年12月31日火曜日

間もなく登場! FreeBSD 10.0、IT技術者なら知っておくべき11の新機能

一般の人にはさっぱりわからない話でしょうが、一応メモとしてコピーしました。
環境関係は多いようですので、それは関係がないと思う人なら、敢えて乗り換える必要もないでしょう。
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●高速圧縮アルゴリズム、圧縮キャッシュ
2年の開発期間を経て、FreeBSDの次期メジャーアップグレードバージョンとなる「FreeBSD 10.0-RELEASE」が間もなく登場する。

ほかのオペレーティングシステムでは実現されていない革新的な機能が取り込まれているほか、動作の粘り強さや適用シーンの幅の広さなどに定評があるFreeBSD。その最新版となるFreeBSD 10.0-RELEASEは、新機能や改善点がかなりの数に上り、ユーザから大きな期待が寄せられている。

本稿ではFreeBSD 10.0-RELEASEで実現される新機能の中から、特にユーザから見て注目となる11のポイントに絞って解説する。新版を活用するきっかけにしてもらえればと思う。

○ZFS機能強化とSSD対応

日本のエンタープライズやコンシューマではFreeBSDはエッジサーバに採用されることが多いが、世界のエンタープライズ市場ではFreeBSDはストレージアプライアンスやストレージシステムのオペレーティングシステムとしても広く活用されている。国内でもFreeBSDとZFSをベースにしたNASソリューションを提供している企業は少なくない。高速で堅牢に動作するUFS2+Softupdates、大規模で多機能なストレージを構築できるZFS、的確に動作するネットワークスタック、高負荷になっても粘り強く動き続けるカーネル、そしてBSDライセンスで提供されているという特徴が、NASアプライアンスやNASシステムを構築するのに適したものとなっている。

FreeBSDプロジェクトではOpenZFSやIllumos主体で開発されているZFSの機能を随時FreeBSD ZFSへバックポートしているほか、FreeBSDとしての機能追加なども実施している。FreeBSD 10.0で登場することになる主なFreeBSD ZFSの注目ポイントをいくつか紹介する。 

高速圧縮アルゴリズム LZ4
リビジョン246586のコミットではZFSに対してLZ4圧縮アルゴリズムの実装が追加された。 Illumosプロジェクトからのバックポートとなる。これはBSDライセンスで開発されたハイスピード圧縮アルゴリズムの実装で、それまでZFSが使用してきたLZJBと比較して圧縮で50%以上、展開で80%以上高速に動作するとされており、圧縮されていないデータの圧縮処理でだいたい3倍ほど従来よりも高速に動作するとされている。さらに圧縮率もLZJBよりも優れているという。

データセットを圧縮機能とともに使用している場合には処理速度の高速化と容量効率のよいストレージ活用が期待できる。

圧縮キャッシュで高速化 L2ARC Compression
ZFSはその仕組み上、安定的にまた高速に動作するのに大量のメモリを必要とする。FreeBSD ZFSであればZFS向けに使われるキャッシュ(L2ARC)はスワップ不可能なWiredなメモリ領域として確保され、ZFSストレージシステムにおける大半のメモリをここで消費することになる。

Illumosではこのキャッシュ(L2ARC)をより効率よく利用するために「L2ARC Compression」という機能を実装。251478のコミットでこの機能がFreeBSD ZFSにもバックポートされた。L2ARCの領域を圧縮して利用することで確保したメモリ領域にさらに多くのキャッシュデータを保持することで高速化を狙うという仕組みになっている。

ディスクのアクセス速度を考えると、ディスクへの入出力は極力減らした方がよい。また、最近のプロセッサのパワーを考えると圧縮・展開処理をしても、まだお釣りがくる。結果的に圧縮した方が動作が高速になる。この圧縮・展開処理には先ほど紹介した高速圧縮アルゴリズムLZ4が使われている。

上書き削除で高圧縮 NOP Writeオプティマイゼーション
FreeBSD 10 ZFSにはIllumosで開発された「NOP Write」と呼ばれる最適化機能も取り込まれている。これはデータを書き込む際に、ディスクに書き込まれているデータのチェックサムを比較して、データが同一である場合には処理をスキップしてディスクI/Oを発生させないようにするという機能。これは特にスナップショットを活用している場合にディスクスペースを節約する効果が期待できる。

「NOP Write」の実際の動作とその効果についてはリビジョン243523 zio_impl.hのコミットで追加されたコメントがわかりやすい。その特性上、重複排除(dedup)機能とは相性がよくないため、「NOP Write」機能は重複排除の機能が無効で、かつ、圧縮機能が有効になっているようなデータセットで機能する設定になっている。

ZFS TRIMのサポート
リビジョン240868のコミットでZFSにTRIMサポートが追加された。SSDのみで構成されたプールを使っている場合などに効果が期待できるとされている。TRIMサポートはUFSにはすでに追加されている。この機能はmultiplay.co.ukのスポンサーシップのもとで実施されたほか、zfsonlinuxプロジェクトの成果物からいくつか改善を取り込んでいると説明がある。

●新しいiSCSIスタック、UFSの動的拡張
○新しいiSCSIスタックの導入

FreeBSD 10にはカーネルで動作する新しいiSCSIターゲット/イニシエータの実装が追加された点も注目される。iSCSIターゲットとしてもiSCSIイニシエータとしても動作可能で、カーレベルレベルでネイティブに動作する。FreeBSDはストレージでの利用要求が高いので、そうした要望に応える形での実装になっている。FreeBSD Foundationの支援のもとで開発された成果物。

データの共有が必要であればFreeBSDにはすでにNFSが存在するが、iSCSIはそこよりも低レベルでのデータ共有を可能にする。NFSはファイルシステムレベルでのデータの共有になるが、iSCSIはブロックデバイスレベルでのデータの共有となる。iSCSIターゲットとして動作する場合にはストレージを提供する側になるし、iSCSIイニシエータとして動作する場合にはiSCSIターゲットからディスクを持ってきて利用することになる。接続したディスクは/dev/da0といった形で使えるようになり、USB HDDを接続したような感覚で使用できる。

設定ファイルの書き方や利用方法などはFreeBSDハンドブックの\28.13. iSCSI Initiator and Target Configurationにまとまっている。ZFS、iSCSI、NFS4、各種アプリケーションなどFreeBSD 10はストレージシステムのオペレーティングシステムに必要になる多くの機能がそろっている。

○UFSのオンライン growfs(8)

これまで要望が多かったUFSの動的な拡張もリビジョン243246のコミットで実施できるようになった。これまで静的にUFSファイルシステムの領域を拡張することはできたが、FreeBSD 10からは読み書き可能な状態でマウントされたUFSであっても動的にサイズを広げることが可能になる。

この機能はUFSに新しく追加された書込のサスペンド機能を使って実装されている。growfs(8)が領域を拡大し終わるまで書込処理がサスペンドされる。こうした機能は特に仮想環境での使用が想定されている。仮想ディスクイメージは固定されたサイズで提供されており、後から領域を広げたいことがある。FreeBSD 10からはgrowfs(8)を使うことでこれを実現できるようになる。

動作の高速さや消費するメモリ量の少なさなどから、仮想環境で動作する場合にはファイルシステムとしてはZFSよりもUFSの方が活用されるケースが多い予想される。オンラインでgrowfs(8)が利用できるようになることで、特にこれまでUFSで弱いとされてきた機能が補われることになる。

●BINDの排除とUnbound/LDNSの導入
○BINDの排除とUnbound/LDNSの導入

FreeBSD 10からはベースシステムからBINDが取り除かれる点に注意が必要。BINDはよくセキュリティ脆弱性が発見されるソフトウェアのひとつだが、BINDのリリースエンジニアリングとFreeBSDの相性の問題で今回ベースシステムからは外れることになった。置き換えというわけにはいかないが、これを補うことになるソフトウェアとしてUnboundとLDNSの一部がベースシステムにマージされている。

dig(1)はBINDに含まれていたツールであるため、dig(1)もベースシステムから削除されている。同じくBIND由来のhost(1)やnslookup(1)もベースシステムから取り除かれている。この代替としてはLDNSベースのdrill(1)とhost(1)が追加されている。

host(1)はDNSルックアップを実施するための簡易ユーティリティ。ちょっとした名前引きなどに利用される。

drill(1)はdig(1)をより強力にしたようなツールで、DNSおよびDNSSECのすべての情報にアクセスできる設計になっている。FreeBSD 10以降は基本的にはdrill(1)を使えばよい。

こうした新しいコマンドではなく従来のコマンドを使いたいという場合にはbind-tools(dns/bind-tools)をインストールするという方法がある。bind-tools(dns/bind-tools)をインストールするとBINDベースのdig(1)、host(1)、nslookup(1)が利用できるようになる。

Unboundはローカルキャッシュリゾルバとして導入されている。たとえば/etc/rc.confに次の設定を追加することで利用できるようになる。

次のようにUnboundを起動すると、一番最初の起動時には現在のシステムの設定から新しくUnboundの設定ファイルを生成するとともに、/etc/resolv.confファイルをunbound(8)を利用するように書き換えが行われる。ネームサーバとして127.0.0.1が指定されるようになっていればunbound(8)を利用するようになる。

実際に名前解決を測ってみるとその効果がよくわかる。たとえば次の例では、ローカルキャッシュ効果が出る前の段階ではクエリに394ミリ秒かかっている。

しかし、1度実行した後は、実行時間が1ミリ秒へ短縮していることがわかる。

Unboundでは正引きや逆引きの設定を簡単に設定することができ(/var/unbound/unbound.conf)、/etc/hostsの替わりに利用することもできる。

●次世代ハイパーバイザ/仮想環境基盤 BHyVe
○次世代ハイパーバイザ/仮想環境基盤 BHyVe

FreeBSD 10からはBSDハイパーバイザと呼ばれる機能が取り込まれている。この機能は「BHyVe」と呼ばれており、機能としてはXenやKVMに近いものになっている。XenやKVMはプロセッサが仮想化支援機能を実装する前から存在してきたためソースコードが複雑になっているが、BHyVeはプロセッサの仮想化支援機能を使うことを前提にすることで、そのあたりのソースコードがすっきりしているという特徴がある。

\10.0-RELEASEではFreeBSD 10.0-RELEASE以降のFreeBSDをBHyVeで実行することができる。現在LinuxやWindowsなどほかのオペレーティングシステムを動作させるための開発が進められており、将来的にはFreeBSD以外のオペレーティングシステムも利用できるようになる見通し。この機能ももともとストレージベンダが実装を進めていた機能だ。

たとえば次のように利用する。まず、BHyVeを実行するために必要になるカーネルモジュールの読込と、トンネルインタフェースの作成を行う。

BHyVeを直接コマンドから起動するのはオプションが多くて煩雑なので、ラッパースクリプトを利用する。次のようにNeel Natu氏が提供しているスクリプトをダウンロードしてくるとともに、FreeBSDのインストーライメージ(ISO)をダウンロードしてきて特定の名前に変換しておく。なお、2014年1月以降ならダウンロードしてくるISOファイルはRC3ではなくリリースバージョンの方がよいだろう。

ここまで準備したら、あとはラッパースクリプトに仮想マシンの名前を指定して実行すればよい。

次のようにBHyVe上でFreeBSDインストーラが起動してくる。

実行中に先ほど作成したタップインタフェースを調べると、特定のプロセス(ここではプロセス番号1162のプロセス)によってオープンされているというメッセージが確認できる。

表示されるプロセス番号を調べると、hhybe(8)というコマンドが実行されていることを確認できる。これがユーザから見えるBHyVeの本体だ。

途中で端末の種類を聞かれるのでvt100を選択しておく。

インストール作業は通常のインストール作業と同様に進めればよい。

ディスクやネットワークインタフェースはVirtIOベースのものが表示されるので、これを使用する。

インストールが完了したあとはLiveCDモードに移行して、インストールした先の/etc/ttysに次の設定を追加する。

もしここで編集せずに終了してしまった場合でも、同じディレクトリに作成される「diskdev」というファイルが仮想ディスクファイルになっているので、このファイルを直接mdconfig(8)でマウントして編集することで同じことができる。たとえば次のように作業すればよい。

再起動またはもう一度ラッパースクリプトを使ってBHyVeを実行するとディスクイメージからFreeBSDが起動してくる。

ホストから見るとBHyVeで動作しているゲストは次のようにただのプロセスに見える。確保しているメモリ領域がゲストが使用するメモリのサイズとほぼ同じになっていることも確認できる。

ゲストとして動作するFreeBSDはvirtio_pci、vtnet、vtblkのようにVirtIOを経由してデバイスにアクセスしていることがわかる。

FreeBSD 10にはVirtIO関連のデバイスドライバがデフォルトで採用されている点もポイントとなっている。このためBHyVeに限らずVirtIOがあれば動作する数々の仮想環境で実行できるようになっている。

BHyVeのひとつの活用シーンとして、ホストのFreeBSDカーネルには変更を加えずにFreeBSD Updateおよびpkg(8)による自動アップデートを実施し、カーネルの書き換えやオプションを指定してのアプリケーションが必要になるケースではBHyVe上にカスタマイズしたカーネルやソフトウェアを用意して利用するといった使い方が考えられる。ベースシステムの安定性とカスタマイズの利便性の双方を実現する方法として興味深い。

●Amazon EC2対応、Hyper-V対応、FW強化
○Amazon EC2対応

FreeBSD 10からはAmazon EC2のインスタンスが正式提供されている。Xen対応やVirtIO開発が進んだことやもあり、デフォルトカーネルの状態でAmazon EC2で動作するようになった。これはAmazon EC2上でFreeBSD UpdateベースでFreeBSDサーバを運用したり、Amazon EC2上でカーネルをカスタマイズして実行したりが簡単にできるようになったことを意味している。

リリースのタイミングでいえばFreeBSDの正式アナウンスが開始されるよりも前の段階でインスタンスは登録されており、いち早く最新版を使うことができる。Amazon EC2を利用するとハードウェアの調達などのコストをかけることなくFreeBSDインスタンスを利用することができる。これまでAmazon EC2におけるFreeBSDの利用はさほど普及していなかったが、デフォルトで利用できるようになったことで採用が進むものとみられる。

Amazon EC2ではリソースの少ないマイクロインスタンスからリソースを豊富に備えたインスタンスまで多種多様なコンピュータリソースが提供されており、一定期間だけECサイトを展開したいとか広告を出したい、動画配信をしたい、HPCを実施したいなどの用途に柔軟に対応できる。

○Hyper-V仮想化プラットフォーム

仮想化プラットフォームへの対応という点でみると、MicrosoftのHyper-V対応がデフォルトで追加された点もFreeBSD 10の特徴になっている。MicrosoftとCitrix、NetAppが共同で作業を進めた結果、FreeBSD向けのHyper-Vインテグレーションサービスの実装がオープンソースで公開されることになり、この成果物がマージされた。

FreeBSD 10.0は次のようにHyper-Vとのサービス統合が実現されている。

・Hyper-Vコンソールからのシャットダウンの実施
・Hyper-VホストとFreeBSDゲストの間での時刻同期の実施
・Hyper-V特有のIDEストレージデバイスおよびSCSIストレージデバイスに対応
・Hyper-V特有のネットワークアダプタに対応
・特定のIPアドレスを使わなくともライブマイグレーションを実現

Hyper-VでFreeBSDを運用する場合はFreeBSD and Microsoft Windows Server Hyper-V supportのページに情報がまとまっているので参考にしておきたい。

○ファイアウォールipfw(8)機能強化とpf(4)マルチコア対応

FreeBSD 10のファイアウォールであるipfw(8)にはIPヘッダのDSCP(DiffServコードポイント)に対する設定または一致の機能が追加された。IPv4およびIPv6の双方に対応。DSCPの値は名前ベースでも数値ベースでも指定でき、一度に複数のクラスを指定できる。

FreeBSDにおいてもっとも開発が進んでいるファイアウォールがipfw(8)だ。FreeBSDでファイアウォールを使う場合はipfw(8)を選択するものだと考えておいて問題ない。ipfw(8)はマルチコア/メニーコアにおいて性能が発揮できるようによく開発が進められており、動作も軽快。

一方、OpenBSDで開発されたpf(4)もFreeBSDでは人気がある。pf(4)はフィルタルールの記述がわかりやすく強力な指定を記述できる。FreeBSD 10のpf(4)はさらにマルチコアへの対応も進められ、従来のバージョンよりも性能が発揮できるようになっている。

ただし、FreeBSDのpf(4)を使う場合にはいくつか検討した方がよい点がある。まず、性能の面ではipfw(8)の方が優れていること、ロバスト性の面でもipfw(8)がよいと見られていることだ。仮想環境で動作させた場合もipfw(8)の方が堅牢に動作する傾向がある。pf(4)を採用する場合には高負荷時にpf(4)がちゃんと動作するか検証した上で採用した方がよいといえる。

●デフォルトコンパイラ変更、マルチ/メニーコア対応、高速通信機能
○デフォルトコンパイラをGCCからLLVM Clangへ

FreeBSD 10.0からはデフォルトのコンパイラが従来のGCCからLLVM Clangへ置き換わっている。FreeBSDプロジェクトはGPLv3のソフトウェアをベースシステムにマージしない方針をとっているため、これまではGPLv3にライセンスが変更される以前のGCC 4.2.1を使い続けてきた。古いコンパイラで、さまざまな面で最新の状況への対応が難しくなっていた。

そこでFreeBSDプロジェクトはコンパイラインフラストラクチャとしてLLVM Clangの採用を決定した。LLVM ClangはBSDライセンスで開発されており、開発も活発、LLVM ClangのコミュニティとFreeBSD開発者のコミュニケーションも円滑に進んでいる。さらにGCCと比較してコンパイル時間がとても短いという特徴がある。ビルドを繰り返すソフトウェアのプロジェクトにあってはソフトウェアのビルド時間が短いことは大きなアドバンテージになる。

FreeBSDに限らず、同様の理由でGCCからLLVM Clangへ移行したプロジェクトはいくつもある。Linuxでもコンパイル時間の短さなどを理由にLLVM Clangでビルドできるようにする取り組みが行われている。

LLVM Clangが出力するエラーメッセージはGCCのエラーメッセージと比較して理解しやすいという点も開発者に好まれる一因になっている。GCCのエラーメッセージでは原因が掴みにくいものでも、LLVM Clangでビルドするとエラー部分が理解できることが多い。開発のみならず教育向けのコンパイラとしても利用できる。

○マルチコア/メニーコアで性能向上させる Unmapped VMIOバッファ

FreeBSD 10は従来のバージョンよりも大規模なマルチコア/メニーコアの性能が発揮できるようになっている。これはJeff Roberson氏およびKonstantin Belousov氏が開発した「Unmapped VMIOバッファ」という機能が理由になっている。FreeBSDカーネルは大規模なマルチコア/メニーコアのシステムに対してまだ性能を引き上げる余地があるとされており、「Unmapped VMIOバッファ」はそうした取り組みのひとつ。

VMIOバッファの作成と削除のタイミングですべてのコアに対してTLBの無効化の操作が実施されているが、この部分が性能のひとつのボトルネックになっている。この処理のなかでデータのコピーが発生するもののまったく使われることなく破棄されているものがある。「Unmapped VMIOバッファ」はこうした無駄な処理を実施しないようにする機能。この機能が取り込まれたことでいくつかの作業が高速化している。

○高速ネットワーク通信機能 NetMap

動画配信やビックデータ処理(大量のログデータの処理、遺伝子情報解析、天文台データ処理、統計データ処理など用途はさまざま)、ネットワークの基幹部分の通信などではより高速な通信が求められており、10GbEや40GbEといったより高速なネットワーク通信が求められている。こうした高速通信のデバイスをより効率的に利用するための機能「NetMap」が統合されている点もFreeBSD 10のひとつの特徴といえる。

NetMapの機能は10GbEのみならず1000baseTのNICでも効果が期待できる。ハードウェア的にはNetMapを活用することでネットワームモニタやソフトウェアスイッチなどを開発しやすくなるという特徴がある。ネットワークを流れるパケットを取得して高速に解析する必要があるようなアプライアンスの開発に利用できる。

高速通信という面では費用対効果的にもInfiniBandに人気があるが、InfiniBandはドライバの提供されているオペレーティングシステムが限られており、さまざまな種類のノードが混在するような環境では使いにくい面がある。一方、10GbEや40GbEといったネットワークは利用できるオペレーティングシステムも多く、従来の技術の延長でシステムが構築できるという利点がある。

調べたい語を4つの検索サイトで一瞬で調べてくれる検索便利屋Searchlet

これは思うより便利だと思います。
他にも似たサービスはあるが、これはいかがでしょうか。
試しに使ってみたけど、少々慣れは必要だが、そこそこ面白い感じはします。あとは、使い慣れるのと、使いこなすことでしょう。
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仕事をしているときはいつも、ブラウザにメール、Feedly、TechCrunch、WordPress、Convo、Twitter、Google Calendar、Reddit、Pinterest、そしてFacebookのタグがある。このほかに検索で開いたサイトや、あとで見るつもりのサイトがあり、またSkypeやSpotifyのようなデスクトップアプリケーションも画面上にある。タブの過剰と、脳細胞の慢性的減少傾向のため、頻繁にGoogle健忘症と呼ばれる症状になる。しかし、ここでご紹介するSearchletは、私の失われた脳細胞を取り戻してはくれないけれど、検索をやりやすくして仕事の生産性を上げてくれそうだ。

まず、Searchletをブックマークバーに載せて日常的に使えるようにする(ページ上のボタンをブックマークバーにドラッグ&ドロップする)。今読んでるテキストの中の言葉をセレクトしてブックマークバーからSearchletを開くと、ブラウザのウィンドウの左側にサイドバーが出て、そこにGoogle、Wikipedia、Google News、Wiktionary辞書、計4つの検索結果が表示される。Searchletを終了せず、次々とほかの用語をセレクトしてもよい。サイドバーは、出るときも消えるときも素早いから、あまり邪魔にならない。

作者のMark FazziniとSpencer Simonsenはフロリダ大学の学部学生だったときに出会い、在学中にモバイルのお買い得アプリやオンラインの音楽コミュニティなど、いくつかのプロジェクトを共作した。卒業後Fazziniはテクノロジ企業の営業をやったり、金融企業に勤めたりした。SimonsenはLinkedInの社員でプログラマ/Webデベロッパだ。二人は最近、企業と消費者のための画期的なWebプロダクトを作る、を目標とするSpin Labsという会社を作り、同社の最初の製品がSearchletだ。

【中略】

Searchletの次のバージョン(来春1月)では、そのサイドバーにGoogle Images(画像検索)、YouTube、Twitter and LinkedInなどの結果も加わる。私にとっては、中国語を調べるとき、画像があるととても便利だ。

同社のテスト結果によると、Serchletは検索に要する時間を最高でそれまでの1/8 ぐらいに減らしてくれる。平均では、これら4つのサイトで用語を調べるのに要する時間は、従来のタブを次々開く方法では50秒、それがSearchletを使うと6秒ですむようになる。

2013年12月30日月曜日

日本に実在します。室内でも自然光に包まれる「半透明の家」

密集住宅ではなくても、いいような気がします。
というか、エコだの、環境だの、寧ろすべて半透明の建物にすべきでしょう。
ただし、照明ばかりではないので、保温性は逆に悪ければ、問題ですけど。
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住宅が密集してない国だからこその発想かも。

遮断機能に優れすぎた「壁」。自分と外界との間でバリアになってくれるのは便利ですが、自然光もブロックしてしまうのが悩ましいですよね。だから外壁をまるっと半透明にしちゃいました。

Suppose Design Officeが手がけたこちらの一般住宅は、日本の広島県にあります。三方を建物に囲まれた土地でプライバシーをある程度守りつつ自然光をふんだんに取り入れるための解決策にはこんな選択肢もあるんですなー。

壁以外の構造はアイビーム(断面がI型の梁)、コンクリート天井、木材フロアで組み立てられているので、すっきりとシンプルな見た目になってますよね。

一番下の階はバイクを置いたりいじったりできるガレージに。ベッドルームやリビングルームもあり、ほんのりと屈折した美しい光に浸ることができます。昼間もさることながら、夕方やトワイライトなど光が移り変わってゆく時間帯も気持ちよさそうですね。「つくり的に大丈夫なの?」と心配する声もありそうですが、石が飛んできても割れないくらいの強度はあるそうですよ(といっても投げないように!)。

2013年12月28日土曜日

総画素数1億800万、投げるだけで360度撮影できる全天球カメラ「Panono」

気になるのは、価格と見方かツールですね。
疑似球上に投影して、ぐるぐる回すのは容易に想像できるが、ズームすると分からなくなる気がします。
グーグルアースに慣れていればまだマシかも。
それにしても、普段の景色は半部空だから、計算して撮らないと案外大して面白くないかも。
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 独パノノGmbHは、上空に投げるだけで360度×360度の景色を撮影できるというボール型カメラ「Panono」の総画素数を1億800万に引き上げたと発表した。「一般消費者向けカメラとして初めて1億画素を超えるカメラの開発に成功した」という。 Panonoは上空に投げるだけで全方位イメージをパノラマ撮影できるグレープフルーツ大のボール型カメラ。2014年下旬の製品化を目指して開発が進められており、現在クラウドファンディングサイト「Indiegogo.com」で資金提供を受け付けている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131228-00000003-zdn_n-sci

96kHz/24bit音源を大量に収録したUSBメモリ、「ON the ROAD」シリーズ登場

一曲当たり6百円は安いか高いかは人によってはそれぞれですが、媒体が小さくなったからと言っても安くならないのは確かです。
そう言えば電子書籍もあまり安くありません。
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ハイブリンクスは、96kHz/24bitのハイレゾ音源(FLAC)をUSBメディアに記録した音楽タイトル「ON the ROAD」シリーズを発表した。JAZZ、BLUES、SOULの3種類を2014年2月19日に発売する。【拡大画像や他の画像】 PCに接続したUSB DAC経由でオーディオアンプにつないだり、USBメディアを直接挿せるFLAC対応のオーディオ機器などで、ハイレゾサウンドを楽しめる。USBメモリはオリジナル・デザインのアクリル筐体(きょうたい)を採用した。また、豪華ハードカバーの解説書には収録されている全アーティストと全楽曲の紹介を記載。パッケージは、写真家・内藤忠行氏の写真を配した豪華仕様となっている。 JAZZは、日本を代表するジャズ・レーベル「ヴィーナス・レコード」と日本コロムビアが保有する老舗レーベル「サヴォイ・レコード」から、元スイング・ジャーナル編集長の故・岩浪洋三氏が選曲。BLUESとSOULに関しては、数多くの楽曲をラインアップする「Pヴァイン・レコード」より、Pヴァイン・レコードの創設者でブルース&ソウルの第一人者の日暮泰文氏と高地明氏が選曲し、行方洋一氏が全曲リマスタリングした。 各製品の収録楽曲数と価格は、JAZZが114曲で6万8000円、BLUESとSOULは各150曲で5万8000円。それぞれ500セット限定販売となる。現在特設サイトにて予約を受付中だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131227-00000071-zdn_lp-prod

[市況]2013年、売れたデジタル一眼カメラは? 年間販売台数は過去3年間で最大に

確かに、不振や苦戦等のキーワードの記事は少し前に読んだ記憶はあります。
また、「 カメラは、基本的にモデルチェンジのスパンが長く、いわゆる「型落ち」でも、新製品に比べて性能や操作性が著しく劣るということはない。 」にも激しく同意します。
新モデルが出たから古い物は買う価値がなくなることは全くありません。
後、デジカメの売れ行きが良くなるのは、やはり携帯電話やタブレットなどにあるカメラ機能がまだまだ不十分だと思う人が増えているからでしょう。
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2013年、デジタルカメラは「不振」と報じられた。家電量販店の実売データを集計している「BCNランキング」によると、確かにレンズ一体型(コンパクト)の販売台数は、2013年6月以降、前年同月比74.5〜79.8%と、前年を下回る状況が続いている。しかし、レンズ交換型(デジタル一眼)は、1月以降、前年同月比115.3〜168.3%と、伸び続けている。デジタル一眼レフに限ると、前年同月比は継続して130%を超え、むしろ「好調」といっていい。2013年のデジタル一眼カメラ全体の年間販売台数は、11月末の時点ですでに2012年を超えており、過去3年間で最高の水準。ただし、デジタル一眼レフ、小型・軽量のミラーレスとも、売れているのは発売直後の新製品ではなく、発売から日がたち、価格のこなれた旧機種だ。【写真入りの記事】 カメラは、基本的にモデルチェンジのスパンが長く、いわゆる「型落ち」でも、新製品に比べて性能や操作性が著しく劣るということはない。長期間売れ続けるロングセラーは、人気の証だ。2013年11月のデジタル一眼カメラ全体の税別平均単価は約7.3万円で、交換レンズが付属するデジタル一眼レフのレンズキットは約7.7万円、ミラーレス一眼カメラのレンズキットは約5.3万円。デジタル一眼レフの場合、別売のメモリカードやカメラケースなどを含めても、10万円あればひと通り揃うし、ミラーレスならさらに安い。好調の要因の一つは、コンパクトデジタルカメラからのステップアップや、メインのカメラと併用するサブ機として買いやすい手頃な価格にある。今回は、年間ランキングとして、2013年1月1日〜12月23日のデータをもとに、デジタル一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラについて、それぞれトップ20を集計した。なお、集計期間の関係上、すでに販売終了の製品もあるので、ご了承いただきたい。●デジタル一眼レフは2011年発売の「EOS Kiss X5」が2年連続1位 カラーバリエーションやレンズキットなどを合算したデジタル一眼レフカメラのシリーズ別の販売台数1位は、キヤノンの「EOS Kiss X5」、2位と3位にはニコンの「D3200」「D5200」が続いた。メーカー別販売台数シェアは、キヤノン49.2%、ニコン42.5%、リコーイメージング(旧ペンタックスリコーイメージング)5.2%、ソニー3.1%だった。2012年に比べて上位2社のシェアの差が縮小し、カメラ好きのなかでクラシカルなデザインの「Df」が話題になったニコンが盛り返している。 1位の「EOS Kiss X5」は、2011年3月の発売ながら根強い人気を保ち、2年連続で1位に輝いた。2013年4月発売の最新機種「EOS Kiss X7」の2世代前のモデルにあたる。上半期には、2012年6月発売の「EOS Kiss X6i」のほうが多く売れた月もあったが、生産が終了したために、トータルでは「EOS Kiss X5」が上回った。ただ、販売台数シェアは、2012年より10ポイント以上低い14.5%にとどまっている。キヤノンのデジタル一眼カメラのなかでは約4分の1を占め、ダントツのトップだ。 ニコンの「D5200」「D5300」や、キヤノンの「EOS Kiss X6i」「EOS Kiss X7i」は、ローアングルからハイアングル、自分撮りまで、自在なアングルで撮影できるバリアングル液晶モニタを搭載する。便利な反面、同じメーカーの「D3200」と「D5200」、「EOS Kiss X7」と「EOS Kiss X7i」の売れ行きの差をみると、バリアングル液晶は、価格差に見合ったプラスアルファの要素としては、あまり重視されていないようだ。●参入メーカーが増えたミラーレスはオリンパスとソニーの2強時代へ 続いて、レンズ交換型カメラの販売台数の4割前後を占める「ミラーレス一眼カメラ」のランキングをみていこう。カラーバリエーションなどを合算したミラーレス一眼のシリーズ別販売台数1位は、ソニーの2012年11月発売の「NEX-5R」。2位には、キヤノンの「EOS M」がつけ、3位・4位は、オリンパスの「OLYMPUS PEN Lite E-PL5」「OLYMPUS PEN Lite E-PL3」が僅差で並んだ。 ミラーレスタイプに限ったメーカー別販売台数シェアは、オリンパス29.1%、ソニー26.4%、パナソニック14.2%、リコーイメージング9.8%、ニコン9.34%、キヤノン9.25%。参入メーカーが増え、当初の「3強」からパナソニックが脱落した結果、2013年9月の発表会で「ミラーレス特化」を打ち出したオリンパスを、ミラーレス(Eマウント)とデジタル一眼レフ(Aマウント)のブランドを「α」に統合したソニーが追う構図となっている。 キヤノンは、「EOS M」発表時、最後発でも「十分追いつける」と宣言したものの、現時点では先行メーカーとの差は大きい。12月20日発売の「EOS M2」の売れ行きに注目したい。2013年は、ミラーレス機としては初の35mmフルサイズセンサー搭載モデル「α7」「α7R」や、レンズ交換式デジタルカメラ初の防水・耐衝撃モデル「Nikon 1 AW1」など、個性的なモデルが登場したが、飛び抜けた人気のヒット機種がなく、全体的に伸び悩んでいる印象を受ける。さらなる拡大のためには、特性を生かして、従来のデジタル一眼レフとコンパクトデジタルカメラとの差異化が不可欠だろう。●好調続くデジタル一眼、台数はデジタルカメラ全体の3割弱、金額では6割 デジタル一眼カメラ全体では、デジタル一眼レフの「EOS Kiss X5」「D3200」「D5200」、ミラーレスの「NEX-5R」、デジタル一眼レフの「D5100」の順だった。上位20位までの内訳は、一眼レフが13機種、ミラーレスが7機種。大型の35mmフルサイズセンサ搭載モデルは、15位に入ったキヤノンのデジタル一眼レフ「EOS 6D」が最上位だった。 ちなみに、2013年1月から11月までの累計で、デジタルカメラ全体の販売台数に占めるレンズ交換型の構成比は26.6%と、3割弱まで上昇している。月次集計では、レンズ交換型は、2013年9月に過去最高の29.6%を記録。販売金額では、2012年9月にレンズ一体型を抜き、今やデジタルカメラ全体の約6割を占める。一体型(コンパクト)とレンズ交換型の比率が変わると、デジタルカメラメーカーの勢力図にも変化が生じそうだ。(BCN・嵯峨野 芙美)*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131227-00000009-bcn-sci

Napwell:起きる時間になると、内蔵のライトを照らして起こしてくれる安眠マスク

いいことかどうかは微妙なような気がします。
機械依存症が深まるのではないかというのは第一点です。
仕事のし過ぎや、人間関係の複雑化、社会問題の顕著化等等、様々な要因で、人々の睡眠がどんどん悪くなったのではないかは第二点です。
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TechCrunch Japan 12月28日 1時48分配信残り少なくなってきた今年だが、もしかすると史上最も「安眠マスク」がはやった年として記憶されることになるかもしれない。今回紹介するのはボストンにあるNapwellで、昼寝用のマスクをKickstarter経由で世に送り出そうとしている。昼寝用というのは、マスクの中に埋め込まれたライトがだんだんと明るくなって目を覚まさせてくれる仕組みになっているからだ。昼寝したい時間をセットして、そしてマスクを装着して寝る。起きる時間になると、まずはやさしく光りだし、そして徐々に(眠っている目には)まるで太陽かと思えるほどに明るくなっていく。製作したのはMITのPh.D candidateであるJustin Leeと、Stanfordの後期課程に属しているNeil Joglekarだ。このマスクを使えば、ちょっとした昼寝をして仕事をよりエネルギッシュにこなせるようになり、飛行機でも予定通りに眠り、そして起きることができ、きちんとした睡眠プランを立てることができるようになるとのこと。また、従来の目覚まし時計のように大きな音で突然起こされるのとは違い、ゆっくりと自然に目覚めることで寝ぼけ防止にも繋がるそうだ。「効果的かつ生産的な生活を送ってもらう一助として活用してもらいたいと考えています」とLeeは言う。「最初から提供したいソリューションがあってプロダクトを作ったのではありません。人々を悩ませている問題を認知し、それを解決しようと動き出したのです。その問題というのは、より効率的に睡眠をとりたいということであり、非常に多くの人が頭を悩ませています。プロダクトを作る前に、既存のものをいろいろと試してもみました。しかし他の人の意見もきくうち、よりシンプルで、モバイル利用に適したプロダクトが必要とされていると理解したのです。ちなみにここでいうモバイルとはアプリケーションを意味しているのではなく、純粋に出先で利用できるということです。結果として世に問うこととなったプロダクトについて、私たちは非常に満足しています。Napwellは、既存の安眠マスクと比べて遥かにポータブルなものとなっており、たとえばIntelClinic NeurOnなどと競合するものではないとLeeは言っている。内蔵インタフェースもわかりやすく、どこでも簡単に利用することができる。「マスクはバッテリーで独立して動作しますので、WiFiやBluetooth、あるいはスマートフォンなどは必要ありません。誰でも、そしてどこででも使えるものにしようと考えたのです」とのことだ。「MITやHarvard Medical Schoolでは、たくさんの優秀な人に出会いました。しかしそうした人々も、定期的に眠気などを感じて生産性を落としていたのでした。そうした人々を目にするにつけ、より効率的かつ生産的に活動してもらうためのプロダクトを作りたいという気持ちが盛り上がってきました」とのこと。今後は、このマスクに続いて、他の健康関連プロダクトを送り出していきたいとも考えているとのこと。Napwellは50ドルで手に入れることができる。出荷は9月の予定だ。目標調達金額は3万ドルとなっている。「睡眠関連プロダクトには、まだいろいろと可能性があると考えています。Napwellは、そうした可能性を追求する第一段階のプロダクトという位置づけです。昼寝については多くの人がもっと効率的に活用する方法はないのかと悩んでいるところであり、そこのソリューションをぶつければ、大きく伸びることも可能ではないかと考えているのです」。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131228-00023365-techcr-sci

2013年12月27日金曜日

中南米人の高い糖尿病リスク、旧人由来の遺伝子変異が原因か

食事の習慣だけではないことですね。
しかし、東アジアでも11パーセントとは割りと高いですね。
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【AFP=時事】メキシコや中南米の人々に2型糖尿病(Type 2 diabetes)発症のリスクが高い理由を説明する遺伝子変異を発見したとの研究論文が25日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。 このDNAについてはネアンデルタール(Neanderthal)人由来である可能性が指摘されている。ネアンデルタール人が別のヒト属と関わり?同系交配も 論文によると、この変異は「SLC16A11」と呼ばれる遺伝子に存在するとされ、脂質と呼ばれる脂肪分子の分解に関与しているという。 国際研究チーム「SIGMA(Slim Initiative in Genomic Medicine for the Americans)」は、メキシコ人と他の中南米地域の人の2型糖尿病の発症率が米国の非ヒスパニック系の白人に比べて約2倍高い理由の解明を目指していた。 研究チームは、メキシコと他の中南米地域の8214人を糖尿病患者と非糖尿病患者に分けてDNAの比較を行った。 その結果、SLC16A11変異を持つグループは、変異を持たないグループに比べて糖尿病の発症率が約20%高いことが分かった。 SLC16A11変異を持つ割合は純粋なアメリカ先住民系の人々で特に高く、約半数がこの変異を持っている。中南米地域全体では、変異を持つ割合は30%から40%となっている。 SLC16A11変異を持つ割合については、その他の人種との比較により、東アジアの人は約11%だが、欧州人は2%と非常に低く、アフリカの人ではゼロであることが分かった。■「SLC16A11」はネアンデルタール人由来?  論文によると、この遺伝子型は、初期人類の2つのグループ、解剖学的現代人のホモ・サピエンスとネアンデルタール人との混血によって生じた遺伝的形質の1つである可能性があるという。 論文は「このハプロタイプ(片親由来の遺伝子の並び)は、ネアンデルタール人の遺伝子移入に由来しており、ネアンデルタール人との混血が現代の生理機能と罹患(りかん)率に影響を及ぼしている一例を示すもの」と述べている。 論文によると、研究ではロシア・シベリア(Siberia)南部アルタイ山脈(Altai Mountains)の洞穴で発見されたネアンデルタール人の化石化した骨から採取したDNA配列の解析結果が参照されたという。 先週、ネイチャー誌に発表された研究では、現代のヒトのゲノムのうち約1.5%〜2.1%がネアンデルタール人に起因するものであることが明らかになっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131227-00000004-jij_afp-sctch

Code.orgの提唱した「Hour of Code」、2週間で2000万人が学び、生まれたコードは6億行

これは多いに称賛すべきことです。
どんなものでも普及しなければ何ら意味もありません。
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TechCrunch Japan 12月27日 2時16分配信一年ほど前、Hadi PartoviとAli Partoviの兄弟がCode.orgを立ち上げた。目的はアメリカにおけるコンピュータサイエンスやSTEM教育の普及を支援するためだ。合衆国中でSTEMに力を入れる学校やコースを増やすことを目指している。どうやら、このCode.orgの動きは大きな流れとなり始めているようだ。12月9日、Code.orgはHour of Codeという全国キャンペーンをスタートさせた。Code.orgにあるコーディングコースやチュートリアルを使って、アメリカ中の先生に初歩のコンピューターサイエンスの授業を1時間行ってもらおうとするものだ。Computer Science Education Weekと時を同じくして開催された。キャンペーンの具体的な目的は、現在までのところ10校中9校ではコンピューターサイエンスに関わる講座が設けられていないというアメリカ教育会の現状に変革を迫ろうとするものだ。こうした全国を巻き込んだキャンペーンやロビー活動が、どうやら実を結びそうな展開となっている様子だ。政策面でもコンピューターサイエンスの重要性が各地で認められつつあるようであるし、またHour of Codeのキャンペーンも大きな注目を集めた。たとえばアラバマ州、メリーランド州、そしてウィスコンシン州は、州内の教育ポリシーの変更をアピールした(ないしアナウンスする予定となっている)。またChicago Public SchoolsおよびNew York City Department of Educationもコンピューターサイエンス授業の採用を予定していることが発表された。さらに、Partovi達によれば、Computer Science Education Weekの期間に1500万以上の学生がHour of Codeに参加して、トータルで5億行ものプログラムを書いたのだとのこと。Computer Science Education Weekは12月16日に閉幕したわけだが、Hour of Codeの方は続いていて、参加者数は2000万を超え、書かれたコード行数も6億7500万行となっているのだそうだ。ちなみに、このHour of Code参加者には海外からの参加者も含まれている。参加者の国数を数えると170ヵ国にのぼるそうだ。それでも海外からの参加者と、大人の数を覗いてカウントすると、アメリカ国内のK-12段階の生徒の4人に1人がHour of Codeに参加したのだとのこと。また学校単位でHour of Codeに参加しているところから、この2週間のうちに参加した女子の数が、公立学校生徒に通う女子でコンピューターサイエンス授業を受けた女子の総数(全歴史)を上回ることにもなったのだそうだ。Hour of Code参加者の数値をもう少し詳細に見ておこう。Code.orgの発表によれば、参加者総数は2000万以上で、83%がアメリカからの参加だった。74%がK-12レベルの生徒たちで、51%が女子だったようだ。アフリカンアメリカンの率は8%で、ヒスパニック率は14%だった。この数字がこれをきっかけに伸びていくのか、また1時間のプログラミング教育の効果のほどがどの程度のものであるのかといったことは、今後検証していくことになる。しかしHour of Codeはかなりの成果をあげたということができるのではなかろうか。これだけ大きなムーブメントとなるために、キャンペーンで行ったことはなんだっただろうか。まず、Hour of Codeは数々のビッグネームによる支援されていた。TechCrunchでも記事にしたようにMicrosoftやAppleも、自らの小売店舗にてHour of Codeのクラスを開催した。また、Appleはこの催しについてホームページを通じて広く告知してもいた。さらにGoogleはアメリカのコンピューターサイエンティストでCOBOL言語の開発者であるGrace Hopperを偲ぶGoogle DoogdleにてComputer Science Education Weekの幕を開けた。また、このGoogle Doodleの下にはHour of Codeキャンペーンへのリンクも掲載していた。さらに、YouTube、MSN、Bing、Yahoo、Disney(などなど)で広くフィーチャーされ、有名な政治家、ミュージシャン、スポーツ選手なども支援を表明していた。たとえば芸能人でいえばシャキーラ、アシュトン・カッチャー、アンジェラ・バセット、またアスリートで言えばクリス・ボッシュ、Warren Sapp、あるいはドワイト・ハワードなどだ。テック界からもスティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、およびSusan Wojcickiなどが支援者に名前を連ねている。政治家も党派を問わず賛意を示していた。名前をあげればオバマ大統領や多数党院内総務を務めるEric Cantor、Cory Booker上院議員、ニュート・ギングリッチ、合衆国教育省の長を務めるArnie Duncanなどだ。生徒たちにプログラミングを指導するのを支援するためにCode.orgは、企業、非営利組織、ないし大学などの協力を仰いでオンラインチュートリアルを用意した。こうしたチュートリアルを求める動きも活発で、たとえばAll Things Dの記事によれば、Khan Academyで用意したビデオを見るトラフィックが増大し、サイトが一時的にダウンしてしまうほどだったとのこと。キャンペーン自体は大いに注目を集め成功であると評価して良いものと思う。しかし今回の2000万人はあくまでもスタート地点だ。興味をもった人は、自身でもHour of Codeのサイトから面白そうなコースを見つけて参加してみては如何だろうか。また先に示した記事の中にも、オバマ大統領などからのメッセージビデオも掲載している。またComputer Science Education Week期間中の動きについてのインフォグラフィックを下に掲載しておこう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131227-00023340-techcr-sci

2013年12月25日水曜日

2013年を代表するタブレットはこれだ!

これは、アップルに買われたか、アップルに洗脳された人の書いた記事に違いありません。
アップルはタッチスクリーンを中心とした携帯電話や、タブレットデバイスの先駆者としては大いに評価すべきです。
しかし、忘れてはいけないのは、その綺麗な格好の裏にある杜撰さです。
初代のアイフォンを使ったことのある人はわかるが、タッチスクリーンによる直観的なユーザインターフェイスは確かに、ユーザに斬新な体験をもたらしてくれました。そこまでも、アイフォンに入っているものはほぼ全て他の既存製品で実現されていました。それにしても、アップルの優れた設計センスにより、当初の技術にある欠点をうますご任せました。
そうです。そのごまかしは、アップル製品の真髄で、醍醐味です。
いかに所有、使用したくさせるかに、命をかけています。
それにより、問題だらけの製品を、見事に世の中に普及させました。
マイクロソフトと手段が違うが、結果的にマックOSより遥かに劣っていたウインドウズをマックより遥かに普及させたと同じように、当時のフューチャーフォンより遥かに問題の多いものを、フューチャーフォンより遥かに普及させました。
今でも、スマートというと、一体どこがスマートかは全く不明です。逆にスマートじゃないところならいくらでも挙げられます。
さて、本題に戻りますが、アップルの製品はごまかし以外に、アップルにとっての最大な旨みは、それと一体化したサービスです。つまり、それで、ユーザをとことんと自社の製品に縛りつけたです。ひどい言いたですと、ユーザをアップル社の奴隷に化してしまったです。
その証拠、まずアップル製品は他のシステムやデバイスとの連携性は極端に悪いことを挙げられます。つまり、他の製品やサービスを利用する気を起こさせないことです。
その二、すべての利用内容は、途轍もなく使いにくいiTunesを通してやらなければいけないことです。そいつがおかしければ、万事休します。一環の終わりです。但し、この肝心な一本ものがあるこそ、全て自社のサービスを利用させやすくなったです。慣れてしまえば、世界はアップルしかないと思ってしまっても、何ら不思議もありません。
その三、ごまかしの究極な手段は手抜きを逆にスマートだと主張することです。インターフェイスのシンプルさを訴えています。マニアルは入りません。確かに、何もマニアルがなくてもある程度は使えます。でも、せっかく大金を払って買った高機能(スマートに等しくない!)の機械だから、当然もっと使い込みたいです。でも、マニアルなんかはないので、どうしたらいいかはさっぱり分かりません。それでとこが、スマートかを問いたくなります。結局第三者が出す「裏技集」を読まなければいけません。マニアルを他人にやらさせた上に褒められる程「スマート」なのはアップル以外ありません。それでなお且つアップル信者までさらに感服させるのは尚更です。
最後ですが、カメラと言い、音響といい、薄さと言い、防水性能といい、拡張性と言い、どれもこれもアイパッドより優れているソニーの製品は、どうして名前すら挙げられていないかは、大変不可思議です。
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ITmedia PC USER 12月24日 21時20分配信
アイティメディアの「ITmedia PC USER」や「ITmedia REIVEW」、KADOKAWAの「週刊アスキー」「週刊アスキーPLUS」など、Webや誌面で活躍する10人のジャーナリスト・ライターに投票を依頼し、2013年を代表するタブレット端末、「タブレット・オブ・ザ・イヤー2013」を選出した。【順位と選考委員による詳細な投票結果はこちら】 選考委員は、インタビューや取材、実機レビューなどを通じてこの1年間業界を見つめてきた石川温氏、石野純也氏、太田百合子氏、神尾寿氏、佐野正弘氏、島徹氏、スズキマリコ氏、西田宗千佳氏、本田雅一氏、山根康宏氏の10人に依頼。それぞれの視点から2013年の最も注目に値するモデルを選んでもらっている。 審査では、2013年1月から12月までに日本国内で発表され、選考委員が実機に触れる機会が得られたスマートフォンを対象に、まず10機種の最終ノミネート製品「10ベスト」を選出。その上で選考委員が持ち点25点を各モデルに対して投票している。投票は、1位には10点を入れ、2位から5位には合計が15点になるよう、ポイントを配分する方式で実施した。その投票結果を集計し、最も票を集めた機種を、タブレット・オブ・ザ・イヤー2013に決定した。●2013年を代表するタブレットは「iPad Air」 選考委員の投票で選出された、2013年を代表するタブレットは、Appleの「iPad Air」だった。iPad Airは、これまでのモデルから大幅な軽量化を果たし、すでにiPadを持っている人にも驚きを与えた点が高く評価された格好だ。選考委員10人中7人が1位の10点を投票し、2位以下に圧倒的な差を付けての選出となった。 2位はスペックアップと画面の高解像度化を果たした「iPad mini Retinaディスプレイモデル」が獲得。順当な進化である分驚きは少なかったが、待望のRetina搭載ということで票を集めた。3位にはWindows 8.1搭載の8型タブレット「Miix 2 8」がランクイン。このカテゴリーの製品はスペック面の差異はまだあまりないものの、中でも軽くて低価格志向のMiix 2 8がノミネートされた結果、Windows 8.1を採用するタブレットへの期待が集まった。4位以下はほとんど差がない状態だが、端末単体だけでなくサービスと一体になった「dtab」や「Kindle Fire HDX」が評価を集めたのも印象的だ。またWindowsタブレットとして「VAIO Tap 11」がノミネートされ、票を集めた点も興味深い。 選考委員各氏がそれぞれの端末を選んだ理由は以下の通り。石川温 タブレット市場を作ってきたといえるiPadのリードはまだ大きいように思える。Android陣営がコンパクトでコンテンツ販売を組み合わせることで安価な価格帯を実現して対抗してきたものの、モノとしての完成度、所有欲をくすぐるデザイン性で、iPadの右に出るタブレットはなかった。また、「iPad mini」のRetina化は予想できたが、「iPad Air」に関しては、想像を上回る進化を遂げていたのが良かった。 市場を見ると、MVNOによるSIMカードが盛り上がりつつあるだけに、2014年はMVNOのSIMカードを組み合わせたタブレット市場が大きくなることに期待したい。石野純也 タブレットは、「iPad Air」に10点を入れた。現時点ではアプリの数や質を考えると、どうしてもiOSが有利。その中で、あえて押され気味の10インチ台タブレットに大きなテコ入れをした点を評価した。一方で2013年は後半にかけ、8インチ台のWindowsタブレットが注目を集めている。Android機は低価格路線に走る一方で、FlashやOfficeまでフルに使える高機能なWindowsタブレットが今後どこまで伸びるのかは興味があるところだ。こうしたWindowsタブレットの代表として、筆者はレノボの「miix 2 8」に4点をつけた。同点の「dtab」はキャリア主導のビジネスモデルで低価格を打ち出した点を評価。「iPad mini Retinaディスプレイモデル」も、完成度の高いタブレットだが、Airと比べてインパクトに欠けたため、このような配点にしている。太田百合子 タブレットは、iPadの正統進化はもちろんだが、Windows 8.1搭載の8インチタブレットの登場に、よりインパクトがあった。PCとまったく同じことができるコンパクトなタブレットが、5万円を切る価格で買えるなんて良い時代になったものだ(笑)。ビジネスの現場でどのくらい普及していくのか、今後が楽しみだ。神尾寿 タブレット市場は依然としてiPadの天下である。スマートフォン以上に最適化されたアプリが重要なタブレットでは、豊富で魅力的なアプリはほぼiPad向けに集中している。一般ユーザーはiPadを選ぶのが得策、という状況なのだ。 その中で、筆者が10点を投じたのは「iPad Air」、次点の7点を「iPad mini Retinaディスプレイモデル」にした。この2台のiPadは、スペックは同一で違うのはサイズだけ。ようは“どっちが好きか”で選べばいい。実際、筆者はiPad mini Retinaの方を常用している。それでもなおiPad Airをイヤーモデルに推したのは、Airの方がデザイン的に飛躍したからだ。 iPad以外で、筆者が今年を代表するタブレットだと考えたのはNTTドコモの「dtab」である。これはドコモのdマーケットを使うことを前提にしたタブレットであり、考え方はAmazonのKindle Fireシリーズと同じだ。ただ、ドコモらしく日本人好みの豊富なコンテンツがそろっており、UIデザインも一般ユーザーにとって使いやすいものだ。だからKindle Fireと点差をつけた。ドコモにはぜひdtabの後継モデルとして、10インチサイズだけでなく、7インチクラスも用意してほしいと思う。 最後に“純粋な"Androidタブレットとして、Xperia Tablet Zにいちおう点を入れておいた。同機はデザインやハードウェア性能は確かによいものだ。ただ残念なのは、それを活かすための最適化されたコンテンツやアプリ流通の仕組みが、Appleやドコモ、Amazonに比べて弱いこと。タブレット市場で重要なのはハードウェアよりもコンテンツ/アプリなので、その部分を強化して、ソニーにもdtabやKindle Fireのような"コンテンツを前面に出したタブレットビジネス"を検討してもらいたいと思う。佐野正弘 「Nexus 7」など7インチクラスのデバイスが、昨年に続いて2013年も市場のけん引役になっていることに変わりはない。だが今年、強い個性を発揮して注目を集めたのは、むしろ「Xperia Tablet Z SO-03E」など10インチクラスのデバイスの方が多かったように感じている。中でも、7インチクラスの端末に匹敵する“軽さ”を実現した「iPad Air」は、10インチタブレットの価値観を大きく変えた存在として、大いに評価できる。 またNTTドコモが仕掛けた「dtab」や、アマゾンの「Kindle Fire HDX 8.9」などのように、サービスと一体化した低価格タブレットが急速に注目されるようになったのも、今年のタブレット動向を象徴する傾向といえるだろう。島徹 タブレットは用途に応じた最適な端末とサービスを提案する「Kindle」や「dtab」と、逆にPC資産による圧倒的な汎用性と性能でタブレットの用途を拡大したWindows 8.1の「Miix 2 8」を評価。これら2つの軸の登場により、来年以降はタブレットの提案に変化が生まれることに期待。ほか7インチでは「Nexus 7(2013)」やノミネート外だが「MeMO Pad HD7」「YOGA TABLET 8」など2万円前後の高性能モデルが魅力的だった。一方、10インチ以上は競合するPCと比べ、価格やスタイルで魅力的な提案が少なかった。スズキマリコ バッテリーが強化されたスマートフォンに対して、劇的な軽量化が進んだのがタブレット。ユニークな顔ぶれがそろっいていたため選ぶのに苦労し、実用性と期待値が入り交じった評価となった。1位には、「iPad mini Retinaディスプレイモデル」を選ばせていただいた。防水ではないのが唯一残念な点だが、電子書籍好きとして、雑誌が格段に読みやすくなる実用的な1台として完成した、というのが選んだ理由だ。続く「iPad Air」は、美しさや性能を磨きつつ、突如として携帯したくなる軽さに持ってきた点を評価。「AQUOS PAD SH-08E」は、サイズ感やバッテリーの持ち時間など、7インチタブレットとして非常に実用的な点に注目した。個人的な実用度としてはiPad Airよりは上なのだが、タッチ操作にまだかすかな違和感を感じる点がマイナスになってしまった。 「Kindle Fire HDX 7」はハードウェアの完成度が上がり、驚くほど快適に操作できるようになった。Amazon.co.jpワールドの入口となる専用端末なわけだが、高級感もあり、アプリの充実度次第で、お手頃な7インチタブレットとしていよいよ世間に受け入れられるのではないか、という期待が持てる。最後にランクインさせた「Miix 2 8」は、「Windowsタブレット」がこれからどうなのるか、生活の中にどういう存在感を示してくれるのか、非常に目が離せなくなってきたということでランクインさせた。 タブレットは、全体的に防水をサポートしたものが少ないのがちょっと不満。外出時や室内だけでなく、お風呂利用も多いユーザーとしては、来年は防水端末が増えることを願っている。西田宗千佳 2013年前半は7インチ主導だったが、後半は10インチ再評価の年だったと思っている。だが、特に「タブレットらしいアプリ」の存在感において、iPad強し、の印象はゆるがず、スマートフォンとは状況が異なる。特にAndroidはここで有効な手を打てていない。秋以降、Windowsの2 in 1タブレットがいろいろ出てきたが、特にこのジャンルは主にAndroidを食う形で広がりそう。2014年は日本でも本格的にタブレットが普及しそうだが、アプリ面での差異により、iPadの強さはまだ揺るがない可能性が高い。本田雅一 タブレットが急成長したのは、クラウドへとつながる窓として最適なハードウェアだったからだ。スマートフォンはクラウドとモバイルネットワークを結びつけ、”アプリ”を媒介役として価値を生み出す新たなフレームワークを確立した。そして、そのことがクラウドにアプリケーションやサービスが吸い込まれていく流れを加速させた。その中で、各アプリケーション、サービスをもっとも手軽に扱えるデバイスとして、タブレットはスマートフォンとは異なる価値を生み出し始めたのだ。人によってタブレットから得られる価値異なる。それはエンターテインメントであり、スケジュールやメールなどの情報ツールであり、ニュースや書籍など知識への窓でもある。こうしたタブレットの価値観にもっともシックリとハマるのは、やはりiPadだろう。タブレット専用レイアウトでクラウドを使えるアプリ。その充実度においてライバルを引き離している。miniを推したのは、より日本の都市部における生活スタイルに合っていると思うからだ。一方、そうした価値観とは真逆の方向で価値を引き出そうとしたのがWindowsタブレットだ。まだ専用ソフトの充実度には劣るが、一方でブラウザベースのPC向けサービスは100%扱える。タブレットの良さは分かるが”プロダクティビティツール”としては物足りず、結局、PCを選んでいた消費者にはピッタリの選択肢だろう。VAIO Tap 11はそうしたWindowsタブレットの長所をもっとも引き出せる製品だと思う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00000070-zdn_pc-sci

皆が幸せなホリデーにちょっとイラっときたので、サムスンのCMにケチをつけてみた

肝心なCMを見ていないので、この付けたケチについて何とも言えませんが、説明を読むと、これよりひどいものは世の中いくらでもあるでしょう。
例えば、昔で言うサラ金的な会社のものはその一つです。「ご利用は計画的」といつもいうが、本当に計画的な人なら、お宅のサービスを利用するわけがないでしょう!
最も驚いたのは、一時世間に叩かれたサラ金的な会社はいつの間にかメガバンクの傘下になっていることです。ただでさえまともなサービスを提供してくれていない癖に、さらに悪徳な商売に手を出しているのはどういうことでしょうか。
もう一つの例は化粧品関係のものです。潤いや艶などたけを強調し、また過度な化粧や整形までされるモデルを使い、高度な美化撮影技術を駆使しています。結果、あたかも使わないと、人生の最大な損になるかのようなものに仕上げるのは、実際肌や髪の毛にダメージを与えるものです。すぐ人間の組織を傷めなくても、依存症にさせてしまい、結果的に組織をダメにしてしまいます。「ご利用は計画的に」と警告のメッセージすらもないです。
他にもいくらでも例を挙げられます。
こんな言葉は古いか新しかではなくて、見知らぬ人に言うべきかどうかでもなくて、最も物事の真髄について突っ込むようなケチをつけたらいかがでしょうか。
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TechCrunch Japan 12月24日 22時38分配信
今年は「本年度の最悪広告」候補がないのではないかと危惧していたところ、サムスンがぎりぎりでエントリーしてくれたようだ。サムスンの意識としては「クリスマスプレゼント」(ついこちらと比較したくなる)のつもりなのかもしれないが、少々的外れなのではなかろうか。しばしば巨匠の制作する映画には謎めいた部分が残る。サムスンのCMビデオを見て感じる違和感も、それと類似のものなのかもしれない。ともかくビデオを見て、そしていろんな人が感じた疑問点について考えてみて欲しい。0:15 – 「クールなものを見てみたいかい?」などと、見知らぬ人に言われれば、普通は「結構です」と言うものなのではなかろうか。0:28 – 誰か死んだのではなかろうか。きっと誰か死んだのではないかと思うのだ。0:32 – 「こんにちは、素敵なお嬢さん」などという言葉がまだ生きているのだと感動する。0:55 – 「君はとても素敵だね。ほんの15秒前に会ったんだけど、ぼくは君の写真を64枚も撮ったんだよ」。1:14 – なぜわざわざ混みあったクラブで自分のビデオを見ているんだろう。1:51 – 電話をかける必要があるんだろうか。たった今まで同じフレーム内にいたもの同士だ。二人ともちょっとオカシイ人なのか。2:12 – 「この音楽はどこから?」「俺のスマートフォンが奏でているのさ」。さて、この野郎が20フィートも離れたところにスマートフォンを置いておいた理由はなんだろう。2:20 – 何を勝ち誇っているんだか。利用シーンをまじめに提示しているのではなく、あくまでシャレのつもりのなのだろうと信じたい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00023254-techcr-sci

2013年12月24日火曜日

クリスマスの日、ポルノサイトへのアクセスが増える国がある──英紙報道

これは、どう解釈すればよいでしょうか。
日本以外のほとんどの国の人は、せめてクリスマスくらいは慰めてくれる人は、見つけらることでしょうか。
待ってよ、アダルトサービスのところの統計はあるでしょうか。勿論オンラインではなくて、実世界の、実の人間に、フェースツーフェースのものです。
説明するのは面倒くさいなあ。変な時代になりましたね。
さてと、実世界のアダルトサービスは日本より充実しているからかもしれません。
いずれにせよ、このような数字を出されても、大して意味がありません。
メディアの集客道具にすぎないです。
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クリスマスの日、世界各国からの無料ポルノサイトへのアクセスは減るが、ある国からは増えている──英国のタブロイド紙Daily Mirrorがこう報じている。「無料ポルノは日本ではクリスマスプレゼントだ」 同紙によると、Pornhub.comという大手サイトが公開したトラフィックデータからは、ホリデーシーズンにはアクセスが通常時から減ることが分かった。特に元日は英国からのアクセスはほぼ半減するという。 クリスマスの日も米国からは27%減、カナダは30%減、ドイツは10%減と軒並み控えめになるが──日本は唯一、8%増えていたという。同紙は「日本のユーザーは休まない」と報じている。 同サイトは2013年に147億ユーザーが訪問し、1時間当たりのクリック数は168万に上る。1月は最も忙しい月で、逆に8月は最もアクセスが減る。同紙は「少なくとも夏季は日差しを楽しんでいるのだろう」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00000060-zdn_n-sci

東名阪100地点の通信速度調査、iPhone・Androidともに最速はソフトバンク

確かにドコモのスマフォンを使っていると、電車の駅構内や、都内の路上で走っている電車の中などでは、LTEところか、3Gの信号すらない場合は結構多いです。
時には、LTEと表示しても、ネット通信が固まっていることもあります。
ドコモさんは、ここまでユーザの流出が激しくても、まだ危機感は全くないようです。
このニュースにある測定箇所はソフトバンクなんかはずるいことやっている可能性はなくもないが、それ以外の場所でも大して快適さを感じられないので、信憑性はある程度あると思います。
ドコモさん、もっとしっかりやれよ!
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クロス・マーケティングは、携帯電話3キャリアのiPhone 5cとAndroidを使い実施した「ラッシュアワー通信速度調査(東名阪100地点)」の結果を発表した。他の写真を見る 調査は12月9日から12月13日まで、ラッシュアワー(7〜10時、17〜20時)の東京圏、名古屋圏、大阪圏合計100地点で行われた。使用されたのは、3キャリアのiPhone 5cとAndroid端末(Xperia Z1 SO-01F、Xperia Z1 SOL23、AQUOS PHONE Xx 302SH)。ダウンロード速度の計測には「BNRスピードテスト」を使った。また、WEB表示時間調査として、Yahoo! Japanトップページの表示時間を計測した。計測はそれぞれ3回ずつ行い、平均値を算出した。 100地点のダウンロード平均速度は、iPhoneで13.47Mbps、Androidで10.78Mbpsを記録し、どちらもソフトバンクがトップとなった。両OSとも2位はauで、iPhoneは9.31Mbps、Androidは10.27Mbps。ドコモはiPhoneで5.6Mbps、Androidで4.53Mbpsという結果で最下位となった。 WEB平均表示時間の計測でも順位は同じで、ソフトバンクのiPhoneが2.54秒、Androidが2.51秒でトップ。auのiPhoneは3.66秒、Androidは2.67秒、ドコモのiPhoneは4.22秒、Androidは3.54秒となった。 ダウンロード速度分布を見ると、ここでもドコモの苦戦が目立つ。iPhoneで見ると、10Mbps以上を記録したのはソフトバンクは82地点、auは30地点だが、ドコモは3地点。Androidでもソフトバンクの57地点、auの52地点に対し、ドコモは1地点と差を付けられる結果となった。 ソフトバンクのiPhoneは、イー・モバイルのネットワークを使う倍速ダブルLTEの開始もあったためか、最も速い結果となった。Androidは、AXGPとFDD-LTEのどちらも掴む「Hybrid 4G」に対応する端末を使用。au、ドコモのAndroidより速く、ラッシュ時でもネットワークの強さを感じさせる結果となった。 auは、iPhone 5c/5s以降iPhoneで対応した800MHz帯のLTEもあってか、ソフトバンクには及ばないものの、まずまずといったところ。AndroidはiPhoneが対応しない1.5Ghz帯のLTEにも対応しているためか、iPhoneよりやや良い結果となった。 ドコモはiPhone、Androidともに2社に大きく離される苦しい結果となった。現在、東京・名古屋・大阪で下り最速150Mbpsとなる1.7GHz帯のLTE整備を進めており、今後の巻き返しを期待したい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00000036-rbb-sci

Telezaは、モバイル端末を強力なデュアルSIMマシンに変える

今のスマフォンは電話として逆に使いづらいことは大いにあるので、最も変えてもいいでしょう。
このように、何でも携帯電話に返信できるのも良いことです。
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先月中国のシンセンに行った時、James Sungに会った。2年前に初期のデュアルSIMケースを本誌に持ち込み、無数のiPod TouchをiPhoneに変えた男だ。今度は同じことがワイヤレスでできるようになった。彼の新製品、Telezaの価格は129ドルで、外観は高級シガレットケースのようだ。カラーはシルバーまたはゴールトで、バッテリーを内蔵している。モバイル端末とBluetooth経由でつながり、音量を制御したり、カメラリモコンになるボタンが付いている。Telezaは、クワッドバンドGSMに対応している。SIMスロットが2つあり、通話時には一種のスピーカーフォンのように働くため、外見上電話機のように使うことができる。Androidでも使える。彼はこのデバイスをクリスマス後に出荷する予定だ。デュアルSIM携帯は、中国には掃いて捨てるほどあるが、ここ米国では比較的稀だ。私は世界を旅するようになってから、ローカルSIMカードの価値を徐々に認識してきた。最低限、現地の電話番号を持つことができる。このデバイスがあれば、旅行の際に自分の携帯電話のSIMをアンロックしたり、新たにアンロック携帯を買う必要がなくなる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131223-00023216-techcr-sci

ブリティッシュ・エアウェイズが離着陸時の電子端末の電源いれっぱなしをOKに、ヨーロッパでは初

今でも消し忘れか、わざと消していないかという人は沢山いるはずです。
でも、電波ノイズによる航空事故はかつて一回もなければ、これからもないでしょう。
確かに真面目に消している一部の人は、バッテリの無駄な消耗を避けるためだけです。
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フライトとガジェットの関係が変わります。先月、欧州航空安全機関は米国連邦航空局の流れを取り入れることを発表。今後、離着陸時の電子端末の電源オフは不要、継続使用が可能になっていきます。これを受け、ブリティッシュ・エアウェイズが現地時間の12月19日より、発着時のガジェット使用を解禁しました。ヨーロッパでは初めてとなります。これで、機内でのガジェットの電源は常にオンにしておけるわけです。しかし、イギリス民間航空局によってメールや通話は禁止されていますのでご注意。また、電源は切らずとも、モバイル端末は「エアプレーンモード」にしておく必要があります。【関連リンクつき記事】つい先日、サウスウエスト航空が機内でiMessageができる有料サービスを開始したばかり。空の旅が、どんどん変わっていきますね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00010001-giz-prod

早く実現して! あらゆるノートパソコンを1つのACアダプターで充電できる規格が策定中らしい

隣の韓国は昔から携帯電話の充電器を統一したそうです。それは今のマイクロUSB以前からです。
アッブルは充電器やディスプレイのインターフェイスを何度も変更してきたです。ユーザにとっては多大な迷惑出す。勿論資源浪費を更に加速させる元にもなります。
是非この企画が早く実用化、普及されることをいのります。
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ACアダプターの増殖を防いでくれそう。今日ノートパソコンを購入すると専用のACアダプターが付属しており、多くの場合買ったノートパソコンはそのACアダプターでしか充電できません。しかしテクノロジー系ニュースサイトのars technicaによると、国際電気標準会議(IEC)が「ノートパソコン用の統一された外部充電器(ACアダプター)に関する規格」をアナウンスしたとのこと。この統一規格が浸透すれば、例えばノートパソコンのACアダプターが故障しても気軽に近所のお店まで代わりを買いに行くなんてことができそうですね。ACアダプターに汎用性が生まれることにより無駄な廃棄物を減らせるという狙いもあるそうです。これって、ほとんどのAndroidスマートフォンが同一のmicroUSB端子を搭載していて、市販の充電器で充電できることになんだか似ています。なお、この新しい統一規格は2014年の初頭に公開されるそうです。ただし、気になるのは我が道をゆくアップル。現在アップル社のノートパソコンは磁石でコネクターがくっつく独自規格の「MagSafe」を採用しており、同社は今後もMagSafeを使い続ける可能性が高いと思われます。ですので、この統一規格はヒューレット・パッカード(HP)やレノボ、デル、エイサーなどのメーカーへの採用が期待されているそうです。一つの充電器でどんなノートパソコンも充電できる夢の様なこの規格、ぜひ実現してほしいものです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00010004-giz-prod

Mac Pro、全部乗せだと1万4262ドル(約149万円)になることが判明

本当に全部入りで買う人はほんの一握りでしょう。
スーパーコンピュータ並と言っても、大したことはありません。
計算パワーなら、十台安いものを買って分散処理させれば、簡単に数倍の速さを得られます。
ここまで一台で高い性能を求めるのは、熱烈なMacファンか、究極的なゲーマー達でしょう。
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スパコン並みの最強性能を持つ新Mac Pro、ついに発売されました。でも、最強の力を手に入れるには、それなりの対価が必要です。【関連リンクつき記事】アップルストアのサイトでは、Mac Proを思いのままにカスタマイズして、ハイスペックにできます。カスタマイズ項目でひとつひとつ一番ハイスペックなものを選んで全部のせにすると、これだけのものが手に入ります。プロセッサ:2.7GHz Intel Xeon E5 12コア、30MB L3キャッシュメモリ:64GB(4x16GB)1866MHz DDR3 ECCストレージ:1TB PCIeベースフラッシュストレージグラフィックカード:デュアルAMD FirePro D700 GPU、各GPUに6GBのGDDR5 VRAM搭載モニタ:Apple Thunderbolt Display (27インチ)4Kモニタ:シャープ 32インチ PN-K321−4K Ultra HD LEDモニタマウス:Apple Magic MouseまたはMagic Trackpadで、ここまでやると…お値段1万4262ドル(約149万円)となります。はい。ちなみにこれは米国アップルストアで計算した結果ですが、日本ではシャープの4Kディスプレイが今のところオプションで選べないのでそれ抜きで同じ構成で計算すると114万599円です。さらに、シャープの同じ4Kディスプレイは記事翻訳時点でアマゾンで約33万7000円なので、それを別途買って足すとしたら147万7599円です。いずれにしても大体150万円です。それだけあったら、車が買えちゃいますね。または、ある程度ちゃんとしたノートパソコンだって10台くらい買えます。モニタ類はもう持ってるから不要ってことにしても、9668ドル(約101万円)です。でもそれだけ払う価値は、Mac Proを買う人にとっては、あるはずです。最強のMacを手に入れたい方、アップルストアで31万8800円から可能です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00010002-giz-prod

検索エンジンなんてどれも同じ…という固定観念に喝を入れる新サーチ

スポンサーによる間接的な操作が入っている意味では、今の検索エンジンはほとんど一緒です。
特にSEO対策を施したメーカーのサイトや、インチキ商売するサイトは、検索結果の上位数十件まで占めるケースは時々あります。
このニュースにあるような試みは貴重なものです。
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最も貴重なリサーチツール?
もはや検索エンジン=グーグルと呼ばれてもおかしくない世の中ですが、たまには違うパンチの効いたサーチを試したくなったりしますよね。頼んでもないのに、なぜか上位には決まってYouTubeの動画やWikipediaの情報が並んでたりしませんか? 他の検索エンジンを試しても、結局は似たり寄ったりな結果しか出てきませんしね…【動画つき記事】なんて常識を根底から覆してくれそうな、なかなか粋な新サーチエンジン「Million Short」が登場ですよ。普通に使うこともできますけど、上位100、1000、1万、10万、100万件にリストアップされる結果を除外して、あんまり普段なら目にすることもない情報をワンクリックで絞り込めるという興味深いアプローチなんです。例えば、検索ボックスに「Apple」と打ち込んで、上位100万件の検索結果を除外してみると、幼稚園や保育園教育の許認可システムのApple(Accredited Professional Preschool Learning Environment)ですとか、米国りんご協会から個人がまとめ上げた渋いApple IIの歴史データベースまで、確かに通常ならばたどり着けなかったであろうレア情報を発見! 自分の名前を入れて検索してみると楽しいですし、意外なる大発見ができたり、かえって楽しそうかも〜。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00010005-giz-prod