2013年12月22日日曜日

まさかwww国語辞典に「w」が収録されました

言葉は生きている、進化するものである事例です。
異議を申したい人も居るでしょうが、多数決で、自然に決められるものです。
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いつの頃からか、ネット上で笑い声を表す表現として「w」が使われるようになりました。私もブロガー出身ということで、記事にアクセントとして使用することも。いわゆる嘲笑的な意味に使われることが多いとされていますが、私は友達とメッセ(Yahoo!メッセンジャーなど)をするときにはかなりの頻度で使用していたのを覚えています(例:「俺さっきの講義中寝てたわwww」)。もちろん人によっては嘲笑的に感じる人もいるので、あえて多用はしないように心がけておりましたが。

そんな「w」ですが、ついに国語辞典に収録されることになったのです。

「w」が国語辞典に掲載されるwww「〔俗〕〔インターネットで〕(あざ)笑うことをあらわす文字」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw881560

収録されたのは三省堂国語辞典。

〔俗〕〔インターネットで〕(あざ)笑うことをあらわす文字。「まさかwww」〔二十一世紀になって広まった使い方〕

ということで、これで「www」が正式に一般語認定されました。ネット民としては本当に嬉しいです。かつて一部のマニアでのモノ・言葉が、徐々に一般層に浸透していく様を見ていると胸が熱くなりますねえ。テレビゲームもそうです。我々が小さい頃は、単なる子供だけの遊びだったわけですが、いまや通勤中のビジネスマンやカフェでくつろぐ主婦までもパズドラをやっている世の中ですからね。だいぶ一般化しました。Macなんて、昔は一部の人間だけのPCだったのが、もはやiPhoneという形で人口に膾炙してしまいました。昔のMacを知っている身からすると「iPhoneってかわいいよね」と言う20代女子に違和感を感じずにはいられません。

ネット用語って昔はあまり人前で話すのに違和感がありましたが、最近ではそれほど抵抗感は無くなったように感じます(これはあくまでも個人的な見解であり、人によっては依然として使いにくいと感じているかもしれませんけれど…)。ネット業界では「バズる」「ワロタ」「本当にありがとうございました」といった言葉をよく耳にしますし、20代前半の男女と話すと若者言葉としてのネット用語を聞くことができます(アラサーの私にしてみれば「日本語の崩壊」とも捉えることができますが、こんなこと言うと「老害」認定されるのでミュートで)。

で、試しにほかの語句も辞書に登録されていないか調べてみることにしました。その結果、私が義務教育を受けていた頃には到底収録されてはいない語句が収められていることがわかりました。

例えば「リア充」。もうすぐクリスマスですね(遠い目)。キャッキャウフフなこの言葉も、大辞泉に収録されています。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/230343/m0u/

《「リアル(現実の生活)が充実している」の略》ブログやSNSなどを通した関係ではなく、実社会における人間関係や趣味活動を楽しんでいること。または、そのような人。インターネット上などで使われる俗語。

なるほど、実社会における人間関係や趣味活動を楽しんでいることを指すのですね。私もキラキラ20時退社をしてリア充になりたいものですな。

もうひとつ、「ネトうよ」も辞書に載っていました。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131218-00000012-allabout

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