2012年10月30日火曜日

モバイル決済の対応状況、日本は34カ国中第6位

Edy(と類似の電子マネー)とかFelicaはない日のように使っている人は大勢いるはずの日本は、意外とモバイル決済への対応はほかの5か国よりも低いようです。



Impress Watch 10月30日(火)9時0分配信
 米MasterCard Worldwideは、世界34カ国を対象にしたモバイル決済の対応状況度調査を発表した。
 調査は、2011年10月~2012年2月にかけて実施したもの。日本は、個人対個人、モバイルコマース、店舗でのモバイルによる非接触決済の3種類のモバイル決済への対応状況を分析した指標で第6位となった。
 環境、金融サービス、規制、インフラ、消費者の対応力、銀行やキャリアなどの間のパートナーシップの6つの項目を組み合わせた指標でも、日本は全体の第6位となっている。ランキングの上位5カ国は、1位がシンガポール、2位がカナダ、3位が米国、4位がケニア、5位が韓国。
 日本の消費者の20%は、店頭でのモバイル決済について認知はあるものの、この機能を実際に利用したいと考える消費者は8%に留まっている。一方、モバイル決済における金融サービスは世界で最も充実しており、消費者への対応に関しては、日本の金融機関は91%と極めて高い評価となった。MasterCardでは、日本は調査対象となった項目の大半で高いスコアとなったが、モバイル決済の普及促進には利用認知と利用意欲のギャップ克服が大きな課題だとしている。

2012年10月24日水曜日

偽ウイルス対策ソフト「System Progressive Protection」

ワクチンで児童を死亡させた話とは趣旨は違いますが、どこか似たようなところもあります。


RBB TODAY 10月24日(水)13時44分配信

「System Progressive Protection」は、ウイルス対策ソフトウェアを装う新種のマルウェアで、1か月ほど前に初めて登場した。このマルウェアは、不正なセキュリティ製品である「Winwebsec」の亜種で、感染マシン上の他のアプリケーションへのアクセスを妨げ、警告メッセージによって感染が検出されたと主張し、ユーザーを脅して対策ソフトを購入させようとするものだ。

 「スキャン」が完了すると、System Progressive Protectionは、いくつかのアプリケーションがマルウェアに感染していると報告するとともに、ポート1214を介して「112.121.178.189」に接続。この時点で、ターゲットはアプリケーションを実行できなくなる。さらにSystem Progressive Protectionは、すべてのアプリケーションがマルウェアに感染していると主張、被害者のユーザーがSystem Progressive Protectionを起動しようとすると、Webページが開き、オンライン決済を行うよう指示するというものだ。

 しかし、ソフトを購入し、アクティベーションコードを入力しても、偽のウイルス対策ソフトウェアは依然としてマシンに残り、脅威を抱えることとなる。また感染後、さまざまなファイルが作成されたり、レジストリが削除されたりする事象が確認されているという。

グーグルマップ、竹島の韓国住所を削除

読売新聞 10月24日(水)8時22分配信
 米国のインターネット検索最大手・グーグルが、同社が運営する地図サービス「グーグルマップ」で、島根県・竹島(韓国名・独島(トクト))について、韓国の住所を記載していたのを削除したことがわかった。

 同県などによると、これまで「dokdo」と検索すると、竹島の地図とともに、欄外に漢字で「竹島」と表記され、所在地は韓国の「ウルルン郡799―800」となっていた。


 中立であるはずのメディアはどうしても、中立は守れないようです。どっちが正しい(「ご本家」)かは別として、それで、日本の主張を尊重することになるのでしょうか。試したところで、竹島では確かに日本名で表記される地図が表示されました。

ポリオ不活化ワクチン後に死亡

時事通信 10月24日(水)9時8分配信
手足のまひを引き起こすポリオ(急性灰白髄炎)の不活化ワクチンの予防接種を受けた後、乳児が死亡していたことが24日分かった。不活化ワクチンは従来の生ワクチンより安全性が高いとして9月に導入されたが、死亡が確認されたのは初めて。厚生労働省はワクチンと死亡の因果関係を調べている。
 厚労省によると、死亡したのは6カ月以上1歳未満の女児で、9月上旬にポリオの不活化ワクチンの接種を受けた。18日後、おう吐したため病院に運ばれたが死亡した。
 接種した医師は、時間がたっていることから因果関係はないと判断。救急医は食べ物などが気管に入った可能性があると考えたが、念のため厚労省に報告したという。
 ポリオの予防接種は、生ワクチンを使うと100万人に1.4人の割合でまひが出るため、不活化ワクチンに全面移行した。これまで約200万回分が供給されたが、接種後の死亡報告はなかった。厚労省は29日に検討会を開き、専門家が因果関係について議論する。 

 疾患を予防するためのワクチンは人を死亡させるのは、まったくの本末転倒です。

2012年10月16日火曜日

世界的バレリーナ落合リザ、国家戦略担当大臣より感謝状

カイロ国立オペラバレエ団ファーストソリスト(プリマ)の落合リザが18日、都内の(財)フィーリン・プレスセンターにて“世界で活躍し「日本」を発信する日本人に対する感謝状”を贈られた。この感謝状は「国境を越えた情熱」に基づき、日本の強み、魅力、日本的な価値の世界発信に貢献している人に、国家戦略担当大臣・古川元久氏より授与される。

成長ホルモンの分泌が夜10時から深夜2時頃まで

 それをきっかけに、黒柳徹子は以下の健康法を始めたそうです。
  黒柳徹子(79)のユニーク健康法が、ちょっとした話題だ。「新しく始めたんです」と、このほどテレビ番組で本人が明かした睡眠法で、簡単に言うと二度寝。これまで、帰宅後にやり残した仕事を片付ける習慣があり、朝の5時ごろ布団に入っていた生活を改め、夜の10時には就寝。夜中の2時に一度起きて仕事にあたり、早朝から11時ごろまで眠るようにしているというのだ。

No.1 Burger in Japan! 「ハンバーガー総選挙」1位

 「お願い!ランキングGOLD」(テレビ朝日系)で2012年10月13日、「第1回 ハンバーガー総選挙」の結果が発表された。結果は以下の通りだそうです。安売り作戦のマックやバーガーキングはやはり話にならないようです。
1位:モスバーガー
2位:テリヤキチキンバーガー(モスバーガー)
3位:エビバーガー(ロッテリア)
4位:モスチーズバーガー(モスバーガー)
5位:モス野菜バーガー オーロラソース仕立て(モスバーガー)
(出典:http://news.infoseek.co.jp/article/20121015jcast20122150100)

2012年10月15日月曜日

Otaku Market Report by Yano オタク市場-矢野経済研究所

  オタク市場は恋愛シミュレーションゲーム、オンラインゲーム、ボーカロイド、アイドル、メイド・コスプレなどのことだそうです。オタク達は最近こういうことしていることでしょうか。
  因みに、ボーカロイドは「OCALOID」のことで、Wikipediaによると以下のことだそうです。
VOCALOID(ボーカロイド)とはヤマハが開発した音声合成技術、及びその応用製品の総称である。略称としてボカロという呼び方も用いられる。メロディーと歌詞を入力することでサンプリングされた人の声を元にした歌声を合成することができる。対応する音源については、主にヤマハとライセンス契約を締結した各社がサンプリングされた音声を収録した歌手ライブラリを独自に製作し、ヤマハ製のソフトウェア部分と組み合わせて製品として販売されている。
  大ブレーク中の初音ミクの作成ツールでもあります。

ねとらぼ 10月15日(月)14時42分配信
 「オタク」市場は「非オタク」層を取り込んでいる――矢野経済研究所は10月15日、最新の「オタク」市場に関する調査結果を発表した。

 調査によると、2011年度の「オタク市場」は堅調に推移した。コアユーザーを確実に取り込みつつ、リーズナブルな商品・サービスで、エントリーユーザーやライト層、「非オタク」層を獲得したという。また特筆すべき点として、ボーカロイドのように、SNSや動画共有サイトなどによって事業者側とユーザーとの距離が非常に近くなっていることを挙げている。

 分野別では恋愛シミュレーションゲーム、オンラインゲームの市場規模が大きく伸びた。恋愛シミュレーションゲームはモバイル端末向けによる一般女性ユーザーの増加で、市場規模は前年度比30.4%増の146億円となった。オンラインゲーム市場はソーシャルゲームの好調で、前年度比29.2%増の3868億円規模だった。

 ボーカロイド市場も拡大が続き、市場規模は前年度比14.5%増の63億円。活発な二次創作による市場の活性化や、ボカロキャラ人気で関連商品が発売されていることが寄与した。アイドル市場はAKB48とその派生グループの人気により好調で、規模は前年度比13.1%増の630億円。メイド・コスプレ関連サービス市場はは前年度比10.8%増の103億円となった。メイド喫茶やコスプレ飲食店のブーム終焉で縮小していたが、2010年以降は「非オタク層」をターゲットにした店舗が好調という。

Serial Murder in Amasaki 尼崎連続殺人事件


  読売新聞 10月15日(月)14時31分配信の以下のニュースがありました。
 兵庫県尼崎市のドラム缶遺体事件に絡み、県警は14日、主犯格とされる角田(すみだ)美代子被告(64)(傷害致死罪などで起訴)の周辺人物の証言に基づく同市梶ヶ島の民家捜索で、床下から2人分の遺体を発見したと発表した。
 証言は「民家の遺体は計3体。他にも3人が殺され、県内の別の場所に遺棄されている」との内容で、県警は連続殺人・死体遺棄事件の可能性が高いと判断。角田被告周辺の行方不明者は少なくとも7人で、県警は15日も民家を捜索し、他の複数の関係先も、近く容疑者不詳の殺人容疑で捜索する。
 発表や捜査関係者の話によると、2遺体はいずれも全裸。1体は白髪交じりの女性で、6畳間の和室の床下に掘られた穴の中に、コンクリートに覆われた状態でうつぶせに倒れ、足の一部が白骨化していた。もう1体はその北2メートルで発見。性別不明で完全に白骨化していたが、頭部に長さ十数センチの黒髪が残っていた。
  メディアにとって格好のネタですが、何より、中高年の女性による犯罪だけあって、例はあまり見ないでしょう。すでに遺体3体発見されましたが、ほかにも3人が殺されたとみられるそうです。
  一体何のために、どのように殺されて、被害者たちはその角田氏およびその共犯者たちとどういう関係でしょうか。それに、一般市民にとってどんな教訓が得られるでしょうか。
  「尼崎市内の住宅に数人の遺体がある」という情報が角田美代子被告の親族から出たそうです。ということは、親族とはあまり「いい」関係を持っていないに違いありません。
  以下には、読売オンライン関西版による関係図です。

2012年10月12日金曜日

Softbank to Acquire Sprint Nextel ソフトバンク1兆円でスプリント買収

   国内携帯電話3位のソフトバンクが、米携帯電話3位のスプリント・ネクステルを買収する方向で交渉していることが11日、分かった。関係者によると、流動的としながらも、株式公開買い付け(TOB)によりスプリントの発行済み株式の3分の2超の取得を目指しており、買収総額は1兆数千億円に上る見通しだ。

    実現すれば、契約数は9000万件規模となり、世界有数の携帯電話事業グループが誕生する。ソフトバンクは国境を越えた巨額買収により、米国市場へ本格参入し、世界展開の足がかりにする狙いとみられる。

   スプリントは米携帯電話市場で、AT&T、ベライゾン・ワイヤレスに次ぐ3位で、契約数は2011年12月末で5500万件。ただ、契約数が1億件規模の上位2社とは格差が広がりつつあり、07年から5期連続で最終赤字が続いている。

   ソフトバンクは国内4位のイー・アクセスを来年2月中に完全子会社化し、2位のKDDIと事業規模で並ぶ見込み。スプリント買収により、NTTドコモの6000万件をしのぐ世界規模の携帯グループに躍り出る。

   スプリントは米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」を販売するほか、高速データ通信サービス「LTE」も推進しており、機器調達などで相乗効果が見込める。

    ソフトバンクの携帯事業は、嘗て世界的な規模のボーダーフォンから買収したものです。そのボーダーフォンの悲劇を繰り返際ことを祈りましょう。

Largest Update of Google Street View ストリートビュー、過去最大規模のデータアップデート



    米Googleは11日(現地時間)、過去最大となるストリートビュー(Street View)のデータアップデートを開始した。これにより世界中で25万マイル (約40万キロ)以上の距離の道路がアップデートされ、スペシャルコレクション (世界遺産、行楽地や観光名所などを紹介)の数が倍増する。

    アップデートを通じて、米国、カナダ、英国、イタリア、デンマーク、ノルウェー、マカオ、シンガポール、タイ、台湾でストリートビューの範囲が拡大し、日本、スペイン、フランス、ブラジル、メキシコ、南アフリカなどではスペシャルコレクションが拡充する。例えば、台湾の太魯閣峡谷やシンガポールのフォートカニング公園の森をGoogleマップから散策できる。シェイクスピアの世界に興味があれば、戯曲「ハムレット」の舞台として知られるデンマークの世界遺産クロンボー城の敷地に入れるようになった。

Reward for Good Applications by RIM ヒット作には報奨金も

ITmedia Mobile 10月12日(金)9時46分配信より引用

 カナダのResearch In Motion(RIM)は10月10日、同社のスマートフォン向け最新OS「BlackBerry 10」に対応するアプリケーションの受付を開始した。BlackBerry 10の登場時期は未定だが、立ち上げに向けてアプリ開発を盛り上げるプログラムも用意する。

 開発者は同日から、RIMのアプリストア「BlackBerry App World」で提供するためのアプリを提出できる。RIMは9月末にSDKの最新β版を公開しており、BlackBerry 10のプレビューも行っている。提出されたアプリは、RIMのレビューや検証作業を経て、BlackBerry 10の立ち上げに合わせてApp Worldで提供されることになる。RIMは開発者向けのブログでBlackBerry 10の立ち上げ時期を「2013年第1四半期」としている。

 BlackBerry 10の立ち上げは、シェアが低迷しているRIMにとって起死回生をかけた重要なものとなるが、過去に何度か延期されている。多くが2013年1月と予測する中、つい先日にはJeffriesのアナリスト、Peter Misek氏がリサーチノートで3月と予想したことも報じられている。


  電話は良くても、魅力的なアプリがないと、ただの箱になります。RIMの戦略は非常に分かりやすいですね。

Mobile Advertisement less Effective モバイル広告の認識率は頭打ち、有用性の評価も低下気味


(japan.internet.com 10月12日(金)9時1分配信より引用)
このレポートは、インターネットコムと goo リサーチが携帯電話やインターネットを活用したアンケート調査を定期的に行い、その結果を発表するものである。今回は「広告閲覧」について調査した第6回である。

調査対象は全国10代~50代以上の携帯電話ユーザー1,061人。男女比は男性40.7%、女性59.3%。年代比は10代2.7%、20代21.7%、30代35.3%、40代28.6%、50代以上11.7%。

まず、モバイル広告がどの程度認識されているか調べてみよう。携帯電話/スマートフォンで Web サイトを閲覧する984人(全体の92.7%)に対して「検索結果や Web サイトで広告を目にしたことはありますか」と尋ねたところ、「ある」は91.6%、「ない」は8.4%。認識している人の割合は次第に増えて行きそうだが、増加がみられない。この辺りの認識率が上限なのだろうか。

2012年10月10日水曜日

Brain Eating Amoeba! 脳食いアメーバ発生中!

    Naegleria Fowleri(フォーラーネグレリア)というアメーバは、パキスタンで10人ほど死なせたという報道がありました[1]。

    「アメーバ(amoeba, ameba, amœba)は、単細胞で基本的に鞭毛や繊毛を持たず、仮足で運動する原生生物の総称である。また仮足を持つ生物一般や細胞を指してこの言葉を使う場合もある。ギリシャ語で「変化」を意味する αμοιβη(amoibē) に由来する」そうです[2]。
    一方、「フォーラーネグレリア(学名:Naegleria fowleri)は、ヘテロロボサに属する自由生活性のアメーバであり、通常25 - 35℃ほどの温水環境で見付かる。他のアメーバ類とは異なり、生活環の中に鞭毛型を持つのが特徴。人間に対して病原性を示し、原発性アメーバ性髄膜脳炎 (primary amoebic meningoencephalitis, PAM) を起こすことがある。これは中枢神経系が冒されることで、始めは嗅覚認知(匂いや味)の変化が起こり、続いて吐き気、嘔吐、発熱、頭痛などを示し、急速に昏睡して死に至るものである」そうです[3]。


    一番感染しやすいのは、フォーラーネグレリアに汚染されているプールや湖だそうです。しかし、すでに確認された10人の犠牲者の中に一人だけは水泳経験があるそうです。また、感染経路は鼻穴だそうです。よって、外でどうしても水で顔を洗う必要がある時に、鼻穴に入らないように注意した方は無難でしょう。

参考リンク
[1] Karachi: Brain-eating amoeba kills 10
[2] アメーバ(Wikipedia)
[3] フォーラーネグレリア(Wikipedia)