「アメーバ(amoeba, ameba, amœba)は、単細胞で基本的に鞭毛や繊毛を持たず、仮足で運動する原生生物の総称である。また仮足を持つ生物一般や細胞を指してこの言葉を使う場合もある。ギリシャ語で「変化」を意味する αμοιβη(amoibē) に由来する」そうです[2]。
一方、「フォーラーネグレリア(学名:Naegleria fowleri)は、ヘテロロボサに属する自由生活性のアメーバであり、通常25 - 35℃ほどの温水環境で見付かる。他のアメーバ類とは異なり、生活環の中に鞭毛型を持つのが特徴。人間に対して病原性を示し、原発性アメーバ性髄膜脳炎 (primary amoebic meningoencephalitis, PAM) を起こすことがある。これは中枢神経系が冒されることで、始めは嗅覚認知(匂いや味)の変化が起こり、続いて吐き気、嘔吐、発熱、頭痛などを示し、急速に昏睡して死に至るものである」そうです[3]。
一番感染しやすいのは、フォーラーネグレリアに汚染されているプールや湖だそうです。しかし、すでに確認された10人の犠牲者の中に一人だけは水泳経験があるそうです。また、感染経路は鼻穴だそうです。よって、外でどうしても水で顔を洗う必要がある時に、鼻穴に入らないように注意した方は無難でしょう。
参考リンク
[1] Karachi: Brain-eating amoeba kills 10
[2] アメーバ(Wikipedia)
[3] フォーラーネグレリア(Wikipedia)
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