2014年10月30日木曜日

[サービス]ワールドリミテッド、動く写真を「つくる」「見る」アプリ

料金は割高のような気がしますが、アディアはとても面白いです。

 ワールドリミテッドは、10月21日、AR(仮想現実)技術を使い、動く写真を「つくる」「見る」スマートフォン用のARアプリ「Clip」の最新バージョンをApp Store、GooglePlayで提供を開始した。

 「Clip」は、AR技術を応用し、一枚の写真の中に簡単に動画を埋め込むことができる写真アプリ。思い出の動画を写真に埋め込むことで、文字や写真だけでは伝えることができない情報を送ることができる。

 動画入り写真のつくり方は、アプリを立ち上げ、スマートフォンで撮影した動画を選んで編集し、専用のサーバーにアップロードするだけ。動画は、好みのフレームをつけたり、スマートフォンに保存している音楽をBGMとしてつけたり、動画の開始/終了位置を調整したりできる。印刷する写真は、動画のなかから好きなシーンを選択できる。

 アップロードした動画は、コンビニエンスストアのマルチコピー機やネットプリントで印刷ができる。印刷料金はネットプリントの場合、1オーダー500円。1オーダーで注文できる枚数は5枚までで、6枚目は100円になる。送料は一律100円。コンビニでのプリントの場合は、シャープ製マルチコピー機を設置しているサークルKサンクス、ファミリーマート、ローソンでプリントサービスが利用できる。料金はL判が1枚150円、2L判が1枚250円。

 プリントした写真のマーカー部分にスマートフォンをかざすと、埋め込んだ動画を再生できる。このほか、NTTドコモの写真・動画のクラウドサービス「フォトコレクション」との連携機能によって、「フォトコレクション」内の動画から簡単に写真を作成できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141022-00000005-bcn-prod

360度まるっと撮れるアクションカム「Kodak PIXPRO SP360

これは、結構遊べるおもちゃになります。

ご本家のホームページはこちらです。
サンプル画像やビデオを見られます。

 マスプロ電工が10月23日、水平方向360度、垂直方向214度の画角を持つ手のひらサイズのアクションカム「Kodak PIXPRO SP360」を発表した。11月21日から、エディオン、キタムラ、ケーズデンキ、ビックカメラ、ヨドバシカメラといった大手家電量販店の店頭とオンラインショップで取り扱う。価格はオープンだが、マスプロWebサイトでの販売価格は4万1500円(税別)。ハウジングやアタッチメントなども多数用意する。マスプロ電工は日本でのKodakブランドのカメラの総販売代理店となる。

 Kodak PIXPRO SP360の最大の特徴はその画角と付属ソフトの出来の良さ。F2.8と明るく、円周魚眼レンズのような広い画角を持つアクションカムで撮影した映像は、人間の目で見た景色とは全然違う迫力のあるものになり興味深い。一般的なアクションカムは、人間の視野に近いと言われる120度から170度前後の画角のものが多いが、Kodak PIXPRO SP360は、撮影者の周囲や背後までを一度に撮影できる。

 Wi-Fi経由でPCにデータが転送できるだけでなく、iOSおよびAndroid用のアプリからもコントロールが可能。NFCも搭載しており、対応するAndroidスマートフォンとなら、NFCをかざすだけでアプリのダウンロードから接続までが行える。

 撮影した映像は、専用のアプリケーションで計10種類のパターンで再生可能。360度が見渡せるモードのほかに、180度ずつ上下に2分割して再生するモードや、90度ずつを4分割した画面で再生するモード、360度のパノラマのように、映像を帯状の輪にして再生するモード、プラネタリウムの内側のように映像をドーム型にして再生するモードなどが用意されており、撮影した映像に合わせていろいろな楽しみ方ができる。

 また本体には動体検知モードもあり、動きがあった場合のみ自動的に映像を録画する機能や、メモリカードがいっぱいになると古いデータから上書きするループ録画などを利用して、防犯カメラっぽい使い方もできるほか、設定したインターバルで録画するタイムラプス機能なども用意する。

 サイズは幅41.1×高さ50×奥行き38ミリ、重さは約103グラム(本体のみ)。フルHDでの録画に対応する。撮像素子は1638万画素のBSI CMOSで、秒間10コマの連続撮影も可能。CIPA準拠の撮影枚数は約350枚、連続録画時間は約160分。撮影はスイッチを押すだけとなっている。

 撮影できる映像は、サンプルとして用意されている公式映像を見るのが分かりやすい。

 専用のオプションとして、「標準ハウジング」「防水ハウジング」「拡張アーム」「平面用接着マウント」「吸盤マウント」「クイック・クリップ」「バーマウント」「頭部ストラップマウント」「自転車用ヘルメットストラップマウント-A」「自転車用ヘルメットストラップマウント-B」「サーフボード用マウント」などを用意する。

 なお、Kodak PIXPRO SP360の発売と同時に、コンパクトサイズのアクションカム「SP1」と、ミラーレス一眼「S-1」も販売を開始する。SP1の価格は3万円前後、S-1の価格は6万円前後。S-1のスペックは詳しくは明かされなかったが、マイクロフォーサーズ規格に準拠したコンパクトなカメラだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141024-00000011-it_camera-prod

[新製品]ライカ、アルティザン&アーティスト特製バッグをセットにした「ライカXバリオ キャリングセット」

いつものことで、いつも同じことを言うが、ライカの製品は、

なんでも高過ぎ!

いくらものがいいと言っても、解放F3.5のものでも、35万超えか!

[新製品]ライカ、アルティザン&アーティスト特製バッグをセットにした「ライカXバリオ キャリングセット」
BCN 10月29日(水)18時8分配信

 ライカカメラジャパンは、ズーム内蔵式コンパクトデジタルカメラ「ライカXバリオ」ブラックボディに、アルティザン&アーティストの特製バッグをセットにした「ライカXバリオ キャリングセット」を、11月1日に発売する。限定100セットで、税込み価格は35万6400円。

 「ライカXバリオ」は、「Made in Germany」のプレミアムコンパクトデジタルカメラ。有効1620万画素のAPS-Cサイズの高性能CMOSセンサ、35mm判換算で28~70mm相当の高性能ズームレンズ「LEICA VARIO-ELMAR f3.5-6.4/18-46mm ASPH」を搭載する。最大開放F値はF3.5だが、大型の撮像素子を搭載することで、被写界深度を浅くしてボケ味を効果的に生かし、ソフトなイメージや奥行き感のある描写ができる。

 デジタルレンジファインダーカメラ「ライカM」の要素を取り入れたデザインで、堅牢なフルメタルのボディとホールド感のよい上質な外装レザーによって、ライカのカメラにふさわしい印象と質感を実現した。操作性もライカM型カメラを踏襲。わかりやすいレイアウトで直感的に扱うことができる。豊富なオート撮影機能と、さまざまな状況に柔軟に対応するマニュアル撮影機能を搭載する。サイズは幅133×高さ73×奥行き95mmで、重さは約628g。

 アルティザン&アーティストの特製バッグは、シックなブラックで、ライカXのボディカラーにマッチする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141029-00000008-bcn-prod

オリンパス、ズーム全域F2.8通しコンデジ「STYLUS 1s」の発売キャンペーン

コンパクトなサイズで300mm@F2.8という仕様は大変魅力的です!
センサーサイズは1/1.7インチだというのをさえ理解できれば、十分活用できる製品です!

「手のひらに乗るサンニッパ」と言われて、ついサンニッパの夢を実現か?

マイナビニュース 10月30日 12時32分配信
オリンパス、ズーム全域F2.8通しコンデジ「STYLUS 1s」の発売キャンペーン
写真: マイナビニュース
オリンパスイメージングは11月中旬より、コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS 1s」の発売記念キャンペーンを実施する。
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11月中旬のSTYLUS 1s発売日から2015年1月15日までの期間中にSTYLUS 1sを購入したユーザーを対象に実施されるキャンペーン(ただし、景品がなくなり次第終了)。期間中に購入した応募者全員に、アルティザン・アンド・アーティスト×オリンパス コラボストラップ(1,500個限定)、ないし予備のリチウムイオン充電池「BLS-50」のいずれかを贈呈する。コラボストラップはアルティザン・アンド・アーティストの「ACAM-25S(イージースライダー)」をベースにした本キャンペーンオリジナルのものだ。
STYLUS 1sは11月29日に発表されたコンパクトデジタルカメラで、焦点距離28~300mm(35mmフィルム換算時)の全域で開放F2.8を実現したi.ZUIKO DIGITALレンズと有効1,200万画素の1/1.7型CMOSセンサーを搭載する高級モデル。2013年10月発表の従来モデル「OLYMPUS STYLUS 1」からの進化点として、AFターゲットのサイズを小さくする「スモールAFターゲット」 、特定の焦点距離にスピーディーにセットできる「ステップズーム」などが追加された。
価格はオープン。推定市場価格は65,000円前後だ(税別)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141030-00000075-mycomj-sci

米HP、タッチマットを搭載した次世代デスクトップPC「Sprout by HP」発売

コンセプトは面白くて、楽しいことも一杯できそうですが、問題は使いやすさでしょう。
分かりやすくて、簡単に使えないと、最終的にマニアックな存在に終わってしまうでしょう。
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米HPは10月29日(現地時間)、Sproutシステムを搭載したオールインワン・デスクトップPC「Sprout by HP」を米国で発売した。Sproutは、2D/3Dオブジェクトのキャプチャ機能を備えたプロジェクタとマルチタッチに対応するタッチマットを用いて、実際のモノとデジタルの世界を結び、コンテンツに手で触れるように作業できるようにする。同社はSprout by HPをクリエイティビティ・ステーションと呼んでいる。

Sprout by HPは、PC、10ポイントのマルチタッチをサポートする23"フルHDディスプレイ(1920×1080)、「HP Illuminator」というDLPプロジェクタ(1024×767)、「HP Touch Mat」という20ポイントのマルチタッチをサポートする20"タッチマットの4つで構成されている。磁石を用いたUSB接続でTouch MatをPC本体に接続。一体化したディスプレイとPC本体の上からIlluminatorが突き出ている。ディスプレイ上のIlluminatorから手元のTouch Matに画像が投影され、Sprout by HPはマルチタッチ対応デュアルスクリーンのデスクトップPCになる。

デスクトップPCのディスプレイはコンテンツを閲覧しやすいが、細かいタッチ操作には適していない。Touch Mat側のスクリーンでは、机の上にコンテンツを広げて触れるように作業できる。HPはデュアルスクリーンを結ぶ「HP Workspace」というSprout用のソフトウエア・プラットフォームを用意している。デスクトップPCのディスプレイでイラストや写真などをブラウズし、そのうちの1つに触れて下に移動させるようなジェスチャーをすると、Touch Mat側のスクリーンにコンテンツが移動する。Touch Mat側のスクリーンにキャンバスを広げ、デスクトップPCのディスプレイで選んだ写真やイラストをTouch Mat上で組み合わせてコラージュを作るというような使い方が可能。HPはSprout用のソフトウエアを開発するためのSprout SDKを提供し、またユーザーがSprout向けにデザインされたソフトウエアを見つけられるようにSprout Marketplaceを用意した。

Illuminatorは最大14.6メガピクセルのカメラとIntelのRealSense 3Dカメラも搭載し、Touch Matの上に置いた2D/3Dオブジェクトを簡単にキャプチャして取り込める。例えば、ディスプレイに部屋の写真を表示し、Illuminatorでキャプチャした壁紙のサンプルを壁に貼り付けて雰囲気を確認できる。タッチスクリーンは、Adonit Jot Proを使った手書きに対応。キーボードとマウスも付属しており、普通のPCのように操作することも可能だ。

PC部分はプロセッサがIntel Core i7-4790S、メモリは8GB DDR3(最大16GB)。ストレージは1TBのSATA HDDと8GBのフラッシュメモリを組み合わせたハイブリッドドライブだ。10/100/1000 Base-T Ethernet、Bluetooth 4.0、Wi-Fi (802.11a/b/g/n)、USB 3.0ポート×2、USB 2.0ポート×2、3-in-1メディアカードリーダーなどを搭載する。OSはWindows 8.1。HPのオンラインショップでの価格は1899.99ドルだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141030-00000018-mycomj-sci

Crowtiが急増、怪しいメールは無視することを推奨 - Microsoft

ランサムという新しくて、ありがたくない用語はこれでまた誕生した。
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マイナビニュース 10月30日 7時0分配信
Microsoft Malware Protection Center (MMPC)は10月28日(米国時間)、「The dangers of opening suspicious emails: Crowti ransomware - Microsoft Malware Protection Center - Site Home - TechNet Blogs」において、この1ヶ月でランサムウェアの一種であるWin32/Crowtiの急増が確認されたとして、ユーザーに対して身に覚えのない電子メールは開かないようにするなどの対応を取ることを勧めている。

Crowtiはランサムウェアの一種で、実行されるとファイルを暗号化して、「暗号化を解除して欲しければ入金せよ」といった旨のメッセージを出力する。こうしたランサムウェアに感染してしまった場合、暗号化されたファイルは元に戻らないケースがあり、消えてしまたら困るファイルはバックアップを取っておくなどの日々の対応が重要になってくる。

Crowtiは電子メールに添付される形で広がっていることから、Microsoft Malware Protection Centerでは身に覚えのない電子メールを受信した場合は無視するのがよいと説明。不用意にメールを開いたり、リンクや添付ファイルをクリックしたりといった操作をしないようにアドバイスしている。

ソニー出身の技術屋が魂を込めて作ったDAC搭載ヘッドフォンアンプ「E1」、150万円で発売

贅沢を極めた一品です。
お財布の余裕次第ですが...
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RE・LEAFは、こだわりのDAC搭載ヘッドフォンアンプ「E1」を12月中旬に発売する。ソニー開発部門出身の中山邦男氏が“技術屋魂”を込めて開発した力作。受注生産で、開発者自らが1台ずつ手作りするため、生産台数は1カ月にわずか1~5台になるという。価格は150万円(税別)。

 世界初の「Current Drive」(電流駆動型)信号増幅回路を搭載。通常の電圧駆動型にはない圧倒的なドライブ力に加え、原音に忠実な音場表現と高い解像度を両立させるという。各増幅段に電源を持たせてコンデンサーを不要にした“4重安定化電源”と合わせ、2件の特許を出眼中だ。

 DACは中低域の厚みに定評ある「PCM1792A」を氏亜用。最大192kHz/24bitのPCM音源および2.8MHz DSD(DoP)再生に対応した。入力はUSBのみで、アナログ出力はRCA(XLRバランス出力に変更可)および3.5ミリステレオミニ。またヘッドフォン出力としてXLRバランス出力と標準ジャックを備えた。対応するヘッドフォンは300オームまで。

 このほかにも超厚銅箔4層基板や航空機グレードのアルミニウムブロックから削りだした筐体(きょうたい)など、各所に“業界規格外”のぜいたくなパーツを採用している。本体サイズは約179(幅)×227(奥行き)×44.5(高さ)ミリ。重量は約2.5キログラム。なお、オプションとしてスパイクなども用意している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141029-00000103-zdn_lp-prod

2014年10月29日水曜日

写真がもっと楽しめる、チルト対応のフルサイズ一眼レフ――ニコン「D750」

オールマイティーを目指した設計です。
特に近距離で、構造物の撮影にさいこうな機種です。
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 ニコンの「D750」は、フルサイズのCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラだ。まず注目したいのは、同社フルサイズ一眼レフでは初めてチルト式の液晶モニターを備えること。

 ニコン独自の3軸ヒンジ構造を採用し、可動の角度は上に約90度、下に約75度。近ごろは多くのミラーレスカメラが可動モニターを搭載しており、そのメリットはもはや言うまでもない。ローポジションやハイポジションでの撮影はもちろん、カメラを腰の位置に構えたウエストレベル撮影や三脚使用時にも重宝する。

 液晶の仕様は、上位モデルD810と同等となる3.2型/約122.9万ドット。色の3原色に白画素を加えたRGBW配列のタイプで、表面には衝撃に強い強化ガラスを装備する。表示の精細感は高く、拡大表示した際には厳密なフォーカスチェックが行える。

 ライブビュー使用でのAF駆動は、これまでの製品と同じくコントラスト検出方式となる。その合焦速度はあまり速くなく、ミラーレスカメラのような万能性はない。可動モニターを使ってライブビュー撮影を行う際は、マニュアルフォーカスを利用するか、風景や静物など動きのない被写体に限定したほうがいいだろう。

 ライブビューでのAF速度にはもの足りなさがあるものの、可動モニターの搭載自体は、撮影の自由度と機動力を高める進化として大いに評価したい。下の写真は、可動モニターを生かしてレンズを真上に向けて撮影したもの。無理な姿勢を取ることなく大胆なアングルが楽しめる。また、植物などを接写する際にも便利だ。

 一方、一眼レフカメラの本来の魅力である光学ファインダーについては、視野率100%で倍率0.7倍のガラス製ペンタプリズムを搭載する。十分な広さがあり、その視認性は上々。明るくクリアな実像を見ながら快適に撮影が行える。

 ファインダー内の情報表示には有機ELを採用する。明るい場所でも各種の情報表示がくっきり見られるほか、ファインダー内にグリッド線を表示可能な点が便利だ。

 ボディは、内部にフレームを使わないモノコック構造となる。上面と背面はマグネシウム合金で、前面には炭素繊維複合素材を使用して、小型軽量と高剛性の両立を実現。と同時に、パネル接合部などにはシーリングを施し、D810と同等の防塵防滴性能を確保している。

 本体重量は、製品名の数字と同じ750グラム。カードとバッテリーを含めた重量は約840グラムとなる。チルト液晶を採用しながらも、液晶固定式のD610に比べて10グラム軽い。サイズについてはボディの奥行きが縮小し、より薄型になった。また、グリップ形状の改良によって、ホールド性はいっそう向上している。

●動体や暗所でもストレスなく作動するAF性能

 AFは、上位モデルのD4SやD810と同じく、15点クロスタイプを含む全51点測距に対応する。動きのある被写体に対してもストレスなくピントが合う、軽快なAF性能を実感できた。しかも、AFのセンサーモジュールには、新開発のアドバンストマルチCAM3500 IIを採用し、AFの最低検出範囲は上位モデルを超える-3EVを実現する。薄暗いシーンでも安心してAF撮影が行える。

 AFエリアモードに関してはD4SやD810と同等になり、シングルポイントAF、ダイナミックAF、3D-トラッキング、オートエリアAFに加えて、被写体を面でとらえるグループエリアAFが選べる。不規則な動きをする動体撮影時に役立つ。

 シャッター音はやや低い小さめの音で、シャッターショックやミラーショックについても控えめな印象だ。連写速度は最高で秒間約6.5コマに対応。そのほかにレリーズモードとして、撮影時の駆動音を抑える静音モードや静音連続撮影モード、ミラーアップ撮影などが用意されている。電子先幕シャッターは非搭載となる。

 撮影モードはオートからマニュアルまで10モードが用意され、ボディ左肩のモードダイヤルによって切り換える。絞りやシャッター速度はグリップの前後にあるコマンドダイヤルで調整する。露出補正やISO感度、ホワイトバランスなどは、それぞれの専用ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回してスムーズに変更できる。

 こうした基本的な操作に関してはこれまでの製品を踏襲し、同社ユーザーであれば迷うことはないだろう。ボディ前面にあるファンクションボタンやプレビューボタンの割り当て機能を変更できるなどカスタマイズの自由度もある。

●FXフォーマット機では初めてWi-Fiを標準装備

 機能面では、中級者以上に向けた本格マニュアル機能に加えて、入門者向けのオート機能が充実している点が特徴だ。例えば、撮影モードの1つとして用意されたスペシャルエフェクトモードは、これまではエントリーモデルのみに採用されていた機能だ。ミニチュア効果やカラースケッチなどの特殊効果が手軽に楽しめる。

 また、同社のフルサイズ機では初めてWi-Fiを内蔵。スマホやタブレットとの連携がスムーズに行える。

 そのほか、3種類のフォーマットが選べる撮像範囲の変更機能や、左右と前後の傾きを検知する電子水準器、16種類のシーンモード、カメラ内RAW現像、画像編集、動画編集などの機能を搭載する。

●扱いやすい画素数と機動力の高いボディが魅力

 撮像素子には、新たに開発されたフルサイズ(35.9×24ミリ)の有効2432万画素CMOSセンサーを搭載する。D810ほどの圧倒的な精細感ではないものの、それでもA3サイズのプリントに堪える精密な細部表現力がある。

 オートホワイトバランスの安定感は高く、実写ではクリアな発色に好印象を受けた。発色傾向の調整機能としては、ピクチャーコントロールを搭載。D810で初採用された「フラット」モードや新しいパラメーター「明瞭度」も選べるようになっている。

 画像処理エンジンには、D4SやD810と同じEXPEED 4を採用。常用感度はISO100~12800で、増減感を選ぶとISO50~51200まで拡張できる。ノイズリダクションによる解像感の低下を抑えつつ、高感度ノイズは目立たないように低減されている。

 今回の実写では、比較的軽量なボディとチルト可動モニターの組み合わせによって、フルサイズならではの高画質をスナップ感覚で楽しむことができた。以前に掲載したD810のレビューでは、個人的な要望として、このクラスの製品にも可動式モニターが欲しいと述べたが、その願いがこれほど早く実現したのはうれしい誤算だった。

 なお、上下左右に可動するバリアングル式ではないので、カメラを縦位置に構えた場合には可動のメリットはない。その代わり、ワンアクションで素早く液晶モニターを引き出せることや、モニターの中心がほぼレンズの光軸に重なることがチルト式の利点といえる。

 D750は、多機能と高画質、機動力を兼ね備えたフルサイズ一眼レフだ。写真撮影を趣味にするユーザーに強くお勧めできる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141029-00000078-it_camera-prod

映像の力をもって世界の見え方を変えていく - リコー、全天球動画を撮影できる「RICOH THETA」発表会レポート

リコーの独創力に拍手!
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リコーは10月28日、画像インプットデバイス「RICOH THETA(リコー・シータ) m15」を発表した。同日、東京の日本科学未来館にて報道関係者向けに発表会を開催。従来モデルからの進化点などについて説明が行われた。

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RICOH THETA m15は2つの魚眼レンズを背中合わせのように配置することで、360度(全天球)の静止画、動画を撮影可能なカメラデバイス。2013年9月にドイツで発表、2013年11月に日本で発売された従来モデルの「RICOH THETA」からの進化点として、新たに動画撮影への対応や、最大で従来比2倍となる通信速度の強化が図られた。

○映像の力で世界の見え方を変えていく

発表会では、リコー・新規事業開発センター 所長の大谷渉氏が登壇。従来モデルも含めた製品の開発経緯やコンセプトについて説明した。

大谷氏はまず、既存事業から外に踏み出すための新規事業開発としてRICOH THETAの開発がスタートしたことに言及。リコーの事業領域は大きく分けて、半導体やサーマルメディアを扱う「インダストリー」、プリンターや複合機、MDS(マネージド・ドキュメント・サービス)などを扱う「ビジネス領域」、デジタルカメラを扱う「コンシューマー」の3つがある。

大谷氏は「映像の世界で何かやることがあるんじゃないか?と考えた」と、デジタルカメラ事業の枠の中で、既存のカメラとは一風変わった製品を開発する取り組みとしてRICOH THETAの開発が行われたことを紹介した。その上で、「映像の力をもってして世界の見え方を変えていく」というビジョンにたどりつき、そのためのコアバリューとして驚きのある映像とコミュニケーションを融合させるデバイスを開発しようということになったという。

それを実現したのがまさしくRICOH THETAで、同製品のコンセプトは「1ショットで世界のすべてをキャプチャーしようというものだ」と大谷氏は説明。それにより、「場の雰囲気などを共有できる」と、コミュニケーションデバイスとしての全天球撮影のメリットを強調した。

大谷氏は、従来モデルの反応として「全天球」「360(度)」というキーワードが語られ、一定のインパクトを与えられたとの同社の認識を披露。購入者の96.2%が満足度調査に置いて「YES(満足した)」と回答したという。

なお、従来モデルにおいてMicrosoft PhotosynthやGoogleマップなどとコラボレーション実績が築けたことも紹介。今後の展開としては、さらにコラボレーションの展開を行い、RICOH THETAの普及を図るという。

RICOH THETA m15は、リコーイメージングより11月14日に発売される。価格はオープンで、推定市場価格は3万円台半ばだ(税別)。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141028-00000146-mycomj-sci

デジタルカメラの父、カシオがまたやってくれた - カメラとモニターが分離する「EXILIM EX-FR10」で撮影のスタイルを広げる

よくぞ頑張ってくれたカシオ!
独自な発想で、独特なジャンルを創出するのは偉い!
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●デジタルカメラの常識がほとんど通用しない
カメラとモニターが分離するという斬新なスタイルで、発表以来大きな注目を集めていたカシオのデジタルカメラ「EXILIM EX-FR10」(以下、FR10)が、ついに発売された。その発想、フォルムともに従来の撮影概念を覆す新しさ。

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世界で初めて、カラー液晶モニターを搭載した一般向けのデジタルカメラ「QV-10」を世に送り出して以来、薄型カードタイプ、サクサク動作、ハイスピード撮影、自分撮りなどの革新的発想と技術でデジタルカメラ文化をリードしてきたカシオ EXILIMの最新作、FR10のファーストレビューをお届けしよう!

○デジタルカメラの常識がほとんど通用しない!

デジタルカメラは、フィルムカメラの記録部分がデジタル技術に置き換えられただけのカメラではなく、デジタルでしか実現できない機能や特長を持ったカメラであるべき---。それはQV-10以来、カシオが主張してきたことだ。FR10は、その主張が具現化された製品であるかのような印象を受ける。

まず何より、多くのデジタルカメラで守られている操作や価値観の常識が、ほぼ通用しない。一般的なカメラでは、撮影モードを選択して両手でしっかりと構え、ズーム操作で被写体をフレーミングしてシャッターを半押しし、ピントが合ったらシャッターを押す。翻って、FR10ではまず撮影スタイルを選び、カメラ部のヒンジ(金具)を折り曲げたり、カメラ部そのものを液晶モニター&コントローラー部から取り外したりすることから始めるのだ。

シンプルな「カメラスタイル」の場合でも、撮影操作は基本的にシャッターを押すだけ。シャッターの半押し操作すら不要で(シャッターボタンに半押し構造がない)、シャッターを押せば露出やピントを自動的に合わせて静止画を撮影してくれるのだ。なお、スマートフォンのように、液晶モニタ上の被写体をタッチすることでシャッターを切ることもできる。

ズーム操作は最大4倍のデジタルズームがあるが、当然画質は低下する。それでもないよりは便利なので、必要ならば使うといいだろう。撮影モードは、フルオート機能「プレミアムオート」をはじめ、「アートショット」として「TOY」(トイカメラ)、「SOFT」(ソフトフィルター)、「LIGHT」(ライトトーン)、「SEPIA」(セピア)、「MONO」(モノクローム)を搭載している。

カメラ部のヒンジを伸ばせば「自分撮りスタイル」に。このスタイルでは、使い慣れたスマートフォン感覚で撮影が可能。35mm判で21mm相当の広角レンズはフレーミングがしやすく、周囲の状況を入れ込めるため、その場の雰囲気たっぷりに自分撮り・自分たち(仲間)撮りが行える。

●EX-FR10の分離・合体やオプション類の写真をたっぷり紹介
○カメラ部分と液晶モニター(コントローラー)部分が分離・合体

液晶モニター&コントローラー部のリリースボタンを押せば、カメラ部のヒンジがスルリと抜ける。これが、FR10の目玉ともいえる「セパレートスタイル」。ヒンジの曲げ摩擦は角度を保持する力も高く、それでいて動かしやすい絶妙のあんばいだ。

ヒンジには、使い方に応じてアタッチメントを装着できる。標準でカラビナ付きストラップ、ネックストラップ、三脚ナットが付属する。オプションで三脚装着用のトライポッドマウンター、ザックのハーネスなどに付けられるマルチアングルクリップ、腕や頭部に装着できるマルチアングルベルトセットが用意されており、これらはワンタッチで着脱可能だ。

●EX-FR10の本体まわりをじっくりながめる
カメラとモニターが分離しても使用できるのは、Bluetoothによってお互いが無線接続されているからだ。これは、カメラスタイルや自分撮りスタイルのときも同様。電源をオフにしない限り、カメラとモニターは常に接続されているのである。カメラはモニターに映像を送信し、液晶モニター&コントローラー部はカメラにシャッターや再生に関する命令を送る。なお、撮影した画像や動画はカメラ側のMicro SDカードに記録される。

●日常の視点を変えるEX-FR10
○FR10が日常生活の視点も変えてしまう!?

カメラと液晶モニター&コントローラー部、それぞれがバッテリー駆動しているので、それぞれに電源オン・オフ動作、そして充電が必要。と聞くと、少々面倒に思われるかもしれない。しかし、カメラとモニターの接続は、それぞれの電源をオンにするだけできわめてスムーズに行われ、特別な操作は一切不要。これは、G-SHOCKをはじめとする腕時計分野でBluetooth接続を研究してきたカシオならではのアドバンテージだろう。ちなみに、カメラ→モニターの順に電源を入れると、さらに快適につながる。

ただし、無線通信を経由している以上、モニターに表示される画像にはほんのワンテンポ、いや0.5テンポのタイムラグがある。カメラを上下左右に振った瞬間から、わずかでもモニター表示が遅れると、やはり気になるものだ。画像再生のレスポンスも辛うじて実用可能なレベルだし、フルHD動画に関しては、モニター上の再生だと、コマ数の落ちた「簡易再生」となってしまう(当然だがPCなどではスムーズに再生される)。これらは、大容量データの高速転送ができないBluetoothを使う以上、やむを得ない。

だが、これでいいのだ。そもそも、FR10のデザインと先に紹介したスペックを見れば、このカメラが「ここ一番の写真を撮るためのファーストカメラ」でないことは、誰の目にも明らかなのだから。それより、セパレート撮影の楽しさと可能性、デザインのカッコ良さ、 IPX6・IPX7の防水性能、2mの落下に耐える耐衝撃性能による安心感などを積極的に享受したい。

その手段として有効なのが、インターバル撮影機能。インターバル撮影とは、撮影間隔(15秒/2分/5分)と撮影パターン(静止画のみ、動画のみ、静止画+動画)を任意に設定し、一定間隔で静止画や動画を自動撮影することができる機能だ。

今回は、トライポッドマウンターを使ってカメラ部を一脚に付けて、ハイアングル撮影を行ってみた。場所的な面白味のなさはご容赦いただくしかないが、撮影の可能性そのものは見出せた気がする。イベントなどでも十分活用できそうな手だ。

※IPX6:あらゆる方向からの水の直接噴流にも耐えるもの。 ※IPX7:常温で、水道水、かつ静水の水深1mの水槽に本体を静かに沈め、約30分間水底に放置しても、本体内部に浸水せず、カメラとしての性能を保持できるもの。

●自転車に乗りながらインターバル撮影
続いて、マルチアングルベルトセットを使ってカメラを頭部に装着、自転車に乗りながらインターバル撮影を試してみた。心地良い初秋の風の中、ひときわ目を引く頭部のカメラ。住宅地でアドベンチャーカメラマンさながらの出で立ちはかなり気恥ずかしかったが、写真も動画も想像以上にしっかり撮れることが確認できた(頭部に装着したカメラでまともに撮れるのかが不安だった)。ここでは動画のサンプルを掲載する。

今までのカメラでは撮れそうで撮れなかった写真や動画が、自分でもこんなに気軽に撮れてしまう。その嬉しさと楽しさが、FR10にはある。

FR10が、アクションカムの流行という流れの中で生まれた製品であることは間違いない。しかし、FR10は、テレビなどでよく見るガチなエクストリーム動画素材を撮影するカメラとはちょっと違うと思う。現実的なスペックとともに、もっと身近な、ゆるい空気を感じるのだ。

写真に表れる視点は、その人の日常生活の視点そのものだ。物事を真正面から真摯に見据える人は、被写体に対しても正対するし、変化を求める人の写真には工夫が表れる。ならば、セパレートスタイル+インターバル撮影という、今までとはまったく違った撮影方法と、モニターを離れて完全なフリーアングルになったカメラで見る風景は、あなたの日常の視点を変えるかもしれない。

高画質や表現力を追求するカメラは、それはそれで魅力的だし必要だ。でも、それとは別に、2台目3台目のカメラがFR10だったら楽しいと思う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141029-00000014-mycomj-sci

2014年10月17日金曜日

「政治とカネ」国会で再燃 小渕経産相に浮上

政治はもともと「庶民」に見えないものが多いですが、これでは、ますますその不透明感を強まらせるものです。

(「■姉デザインの品」だけを以下に引用、全文は、ウェブ魚拓をご参照ください)
もう一つの問題は、小渕氏が代表を務める資金管理団体「未来産業研究会」が、小渕氏の実姉の夫が代表取締役の服飾関連会社に10~12年で計約200万円を支出していたことだ。小渕氏が関係する政治団体も含めれば計300万円を超えるとされる。

 小渕氏は「私の姉のデザインしたネクタイやハンカチを贈答品や土産用に買った」と説明。民主党の安井美沙子氏はベビー用品や化粧品、小渕氏の地元特産の下仁田ネギの領収書が添付されていたと指摘した。

 小渕氏は親族の店での贈答品の購入を「政治活動に必要な支出だ」「公私混同で買い求めたものではない」と強調したが、詳しい事実関係は「これから確認していきたい」と述べるにとどめた。

 政治とカネの問題は、かつてロッキード事件やリクルート事件など資金集めに焦点が当たったが、最近は不適切な支出に厳しい目が向けられている。政治団体が寄付で集めた政治資金は公的な性格から税優遇などを受けられるためだ。第1次安倍内閣では、実在しない事務所の家賃や光熱費などを「事務所費」として計上した佐田玄一郎行政改革担当相らが辞任に追い込まれた。

2014年10月6日月曜日

[新製品]キヤノン、自由なスタイルで撮影できるHDビデオカメラ「iVIS mini X」、大口径マイクや大容量バッテリを搭載

これは、個人的に気に入ったコンセプト商品です。
まず、すべての携帯に勝る仕様です。
次に、特に自撮りに最適なデザインです。
大口径マイクはプラス10点くらいです!
スマフォンでのリモコンはさらに加点!

 キヤノンは、自由なスタイルで高画質・高音質の映像を撮影できるHDビデオカメラ「iVIS mini X」を、10月16日に発売する。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップでの税別価格は3万8800円。

 2013年9月に発売した「iVIS mini」の後継機。ワイドアングルレンズを搭載し、動画撮影時は最大で対角約160°(35mmフィルム換算で16.8mm相当)、静止画撮影時は最大で対角約170°(35mmフィルム換算で15.4mm相当)の広い画角をカバーする。「ワイド/アップ切り替え」によってアップ撮影もできる。新たに電子式手ブレ補正を搭載した。

 約1280万画素の高感度CMOSセンサと、高性能な映像処理プラットフォーム「DIGIC DV 4」の連携による「HS SYSTEM」を採用し、解像感が高く、暗い室内でもノイズを抑えた高画質撮影を実現する。また、映像の輝度の階調性を最適化することで、高コントラスト環境でも白トビ・黒つぶれを抑えた映像を記録できる。動画記録方式は、MP4とAVCHD(60i)。

 本体に、直径10mmの大口径ステレオマイクロホンを備え、ノイズを従来機種「iVIS mini」と比較して約6分の1まで低減し、クリアな音声記録ができる。音声記録方式は、原音に忠実なリニアPCMに対応し、コンプレッサー機能によって音量の強弱の再現領域を拡大した。

 録音機能は、撮影シーンに合わせてマイクの周波数特性や指向性を調整できる「オーディオシーンセレクト」を搭載。シーンモードは「iVIS mini」の5種類のモードに、新たに「フェスティバル」「ミーティング」「カスタム」の3種類のモードを追加し、さまざまな撮影シーンに対応する。ライン入力対応のマイク端子や、音の入力レベルをダイレクトに調整できるボリュームダイヤルなどを備える。

 液晶モニタは、背面方向に最大約80°、対面方向に最大約90°開く2軸ヒンジのバリアングルタイプで、ローアングルや俯瞰、対面など、さまざまなアングルで撮影できる。最大約60°まで自立するスタンドを使用すれば、置き録りや自分撮りも楽しめる。

 IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANに対応し、撮影した映像をSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などにアップロードすることができる。スマートフォン用アプリ「CameraAccess plus」で、遠隔地からのリモート操作やライブビュー映像の視聴に対応。新型バッテリの採用によって、約160分の連続撮影ができるので、旅行やイベントなど、さまざまな場面で長時間の撮影ができる。

 対応メディアはSDXC/SDHC/SDカード。連続撮影時間は約160分で、実撮影時間は約90分。サイズは幅82×高さ30×奥行き109mmで、重さは約240g。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141006-00000004-bcn-prod

2014年10月3日金曜日

EVF搭載で世界最小のミラーレス一眼「LUMIX GM5」 11月13日国内発売

ボディだけなら、RX100といい勝負ですが、レンズを付けると、やはり、奥行きはかなりオーバーしてしまいます。

やはりコンデジとの勝負は難しいでしょう。

RX100のサイズとの比較は以下の通りです。
ソニーDSC-RX100:幅101.6 x高さ 58.1 x奥行 35.9mm
LUMIX GM5:幅98.5×高さ59.5×奥行36.1ミリ

 パナソニックが10月1日、ファインダーを搭載したミラーレス一眼デジタルカメラとしては世界最小サイズの「LUMIX GM5」を11月13日から販売すると発表した。ボディカラーはブラック、レッド、グリーンの3色。ボディのみのDMC-GM5と、キットレンズとしてLUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.(H-FS12032)が付属するDMC-GM5Kをラインアップしており、価格はオープンプライス。ボディのみのGM5は実売想定価格が9万円前後(税別)、レンズキットのGM5Kの実売想定価格は10万円前後(税別)。

 LUMIX GM5は、先頃Photokina 2014で発表された手のひらサイズのミラーレス一眼。マイクロフォーサーズ規格に準拠する。人気の「LUMIX GM1」(以下GM1)の後継機種で、GM1とほぼ同じサイズのボディに約116万ピクセルのライブビューファインダー(LVF)を内蔵し、ストロボなどを取り付けられるホットシューを用意した。撮像素子はGM1と同じ1600万画素のLive MOSセンサーで、ISO感度は200~2万5600に対応。フルHD(1920×1080ピクセル)60pでの動画撮影もサポートしている(GM1はフルHD 60iまでの対応)。

 外形寸法は幅98.5×高さ59.5×奥行36.1ミリ。ボディのみの重さは約180グラム。キットレンズのLUMIX G VARIO 12-32mmと本体、バッテリー、メモリーカード含む重さは約281グラム。

 Wi-Fiも搭載しており、スマートフォンやタブレットに専用アプリ「Panasonic Image App」(iOS/Android対応)をインストールすれば、撮影や再生、写真・動画転送などがスマートデバイス側からコントロールできる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141001-00000130-it_camera-prod

パナソニック、4/3型の撮像素子を搭載した高級デジカメ「DMC-LX100」など発表

マイクロフォーサードで幸せを感じられる人にとっての福音でしょう。

但し、あまりカメラに詳しくない人には、「大型センサー」はかなり誤解を与えるはずです。

高級デジカメというと、さらに大きいセンサーが搭載されている製品も数々あります。ほぼすべての会社から、既にAPS-Cセンサー搭載のコンパクトデジタルカメラを出しています。ミラーレス一眼としてならば、マイクロフォーサード(4/3インチ)センサーは寧ろ小さい方です!

消費者たちは、くれぐれも知識を十分身に付けてからカメラを買うことにしましょう。高い買い物ですので、後悔は許されません。

個人的には、DMC-LX100に興味はあるが、サイズはソニーのRX100より大きくなってしまうので、コンパクトさで言えば、残念ながらセンサーに比例して大きくなってしまっているのは残念です。体積比で言うと、なんと約倍大きくなっています!
DMC-LX100:幅114.8×高さ66.2×奥行き55.0mm(体積:417986.8mm3)
DSC-RX100:幅101.6 x 高さ58.1 x 奥行き35.9mm(体積:211916.264mm3)

パナソニックは2014年10月1日、デジタルカメラ「LUMIX」の新製品を発表した。大型の撮像素子を搭載する高級コンパクトデジカメや、圧倒的な小型軽量ボディーに仕上げたミラーレス一眼など、実勢価格が10万円前後の高級タイプの製品に絞った。

 新製品のおもな特徴は以下の通り。

●4/3型の撮像素子で画質を重視した「LUMIX DMC-LX100」

 大型の撮像素子と明るいレンズを搭載し、画質にこだわった高級コンパクト。撮像素子はマイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼と同じ4/3型の高感度MOSセンサーで、1型よりもひとまわり大きい。撮像素子の総画素数は1684万画素だが、横縦比を変えても同じ画角で撮影できるマルチアスペクトへの対応などで、有効画素数は約1280万画素(4:3時)となる。レンズは、35mm判換算で24-75mm/F1.7-2.8の明るいタイプを搭載し、絞りは9枚羽根を採用してボケの形状も追求した。

 本体の質感や操作性も高めた。本体は、かつてのフォーサーズ一眼「LUMIX DMC-L1」似のスタイルに仕上げ、グリップの形状もDMC-L1に近いデザインにしたという。本体にはシャッター速度ダイヤルや絞りリング、露出補正ダイヤルを搭載し、さまざまな設定を直接変更できる。電子ビューファインダーは約276万ドットの高精細タイプで、像の大きさにもこだわった。

●4K動画撮影機能でシャッターチャンスを逃さない「4Kフォト」に注目

 4K動画撮影に対応したDMC-LX100の新たな機能として、撮影した4K動画から写真を切り出して保存する「4Kフォト」を訴求する。4K動画は3840×2160ドットの解像度を持っており、動画から写真を切り出しても800万画素相当のサイズが確保できる。これを生かし、4K動画撮影を「秒間30コマの超高速連写機能」として利用し、撮影後に切り出したいコマを選び出して写真として保存することで、決定的なシーンを容易に手に入れられる。一瞬の素早い動きをしっかり捕らえられるだけでなく、人物の笑顔などもキャッチしやすい。

 4K動画の撮影に対応したデジカメは急速に増えているが、4K対応テレビが広く普及していない現状では、「4K動画撮影機能はまだ必要ない」と考えている人も多い。だが、決定的瞬間の写真を手軽に撮影できる4Kフォトの利便性の高さを考えると、4K動画撮影機能の魅力は一気に高まる。今後、4Kフォトは多くの機種で採用され、デジカメの標準的な機能の1つになる可能性が高い。

●待望のファインダーを搭載した小型ミラーレス「LUMIX DMC-GM5」

 小型軽量のミラーレス一眼「LUMIX DMC-GM1」をベースに、電子ビューファインダーを追加した上位モデル。ファインダーは約116万ドットで、液晶モニターが見づらくなる明るい屋外でも確実にフレーミングできるようになる。本体上部には、DMC-GM1にはなかったホットシューを搭載し、クリップオンストロボなどのアクセサリーが装着できるようになった。カラーバリエーションはブラック、レッド、グリーンの3色だが、鮮やかなレッドとブラックを組み合わせたレッドモデルの存在が目を引く。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141002-01060593-nkbp_tren-prod