2014年12月18日木曜日

強力な手ブレ補正でさらに便利になったフルサイズ機――ソニー「α7 II」

手ぶれ防止効果はほぼ4ステップほどある計算です。
何より内蔵は嬉しいです。レンズのハードルはぐんと下がるはずです。
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ソニーの「α7 II」(アルファセブン マークツー)は、35ミリのフルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラだ。2013年に発売された「α7」の進化モデルという位置づけで、新たにボディ内手ブレ補正機能を搭載した。

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 実機を手に取ってまず感じるのは、ずっしりとした重量感だ。α7に比べて140グラム増え、本体重量は約556グラムとなった。ミラーレスカメラとしては最重量のクラスだ。外装は、トップカバーとフロントカバーにマグネシウム合金を採用。表面にシボ加工を加えたツヤ消しの仕上げで、α7よりも高級感がアップしている。

 ボディの形状にもさまざまな改良が加えられた。グリップは大型化し、ホールド感が向上。シャッターボタンは、ボディ天面からグリップの上へと移動し、より押しやすくなった。グリップの上にあったコマンドダイヤルは、形状が変更され前面に移動した。

 カスタマイズ可能なボタンは、天面にCボタンが1つ追加され合計10個になった。また、シャッターボタンやホットシューの色、端子カバーの形状、カードスロットの向きなども変更されている。

 全体としては、より頑丈に、より高級なイメージに生まれ変わったといっていい。重くなったことは少々残念だが、大きなレンズを装着した際のバランスはいい。

●暗所でも安心して撮影できる5軸手ブレ補正

 最大の見どころは、光学式5軸手ブレ補正をボディに内蔵したこと。5軸とは、一般的な上下と左右の角度ブレのほかに、マクロ撮影時に生じやすいX軸とY軸のシフトブレ、そして夜景や動画撮影時に目立つ回転ブレを加えたものだ。

 これまでに発売された純正のFEレンズ7本のうち、レンズ内に補正機構を持たない2本の単焦点レンズはもちろん、アダプター経由で同社Aマウントレンズを装着した際もこの手ブレ補正が機能する。またメニューの設定から焦点距離を入力することで、アダプター経由で他社マウントのレンズを装着した際も補正が可能になる。

 補正にはどのくらいの効果があるのか。純正レンズの1本「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」を使った場合、個人的には、従来機α7では1/60秒がブレない限界のシャッター速度だった。だがα7 IIでは、1/4秒の低速シャッターでもブレなしで撮ることができた。十分な効果といっていい。

 使い勝手の面では、ブレ補正の状態が液晶モニターやEVFの表示にリアルタイムで反映することや、特に気になるような作動音がないことがありがたい。

●AFレスポンスと起動時間を短縮

 AFには、117点の位相差AFと25点のコントラストAFを組み合わせた「ファストハイブリッドAF」を搭載する。測距点の数は従来と同じだが、位置検出のアルゴリズムの改良、およびレンズ駆動の最適化によって、AFレスポンスは約30%高速化し、追従性については約1.5倍に高まったという。

 新旧2台を交互に使って動体撮影を試すと、確かにAF性能がよくなったことを実感できる。ただ、それでもまだ十分に快適な動体追従性と呼べるほどではない。ポートレートなどのゆっくりした動きなら問題ないが、激しく動きまわるスポーツなどを撮るためのAF性能としては、少々物足りなさが残る。

 シャッターボタンの操作感は従来機とあまり変わらず、押した際にフワッとした感触があり、ストロークは長めだ。個人的にはもう少し短いストロークが好みだが、従来機から移行したり、併用する場合でも違和感はないだろう。やや大きめのシャッター音もほとんど変わっていない。

 そのほかの改良としては、XAVC Sの動画撮影に対応したことや、映像のトーンを調整できるピクチャープロファイルを搭載したことなど、動画関連の機能強化が挙げられる。また、起動時間は約40%短縮した。

●センサーやエンジンは従来機を継承する

 撮像素子には、従来機と同じく35ミリフルサイズの有効2430万画素CMOSセンサーを搭載する。画像処理エンジン「BIONZ X」も継承し、ISO50~25600の範囲で選べるISO感度や、最高約5コマ/秒の連写などのスペックに変更はない。

 実写では、これまでと同じく精細なディテール表現力と、クセのない素直な発色、低ノイズの高感度画質を確認できた。そこに、ボディ内手ブレ補正が加わったことで、暗所でも感度をあまり高めずに済むようになった。撮影の自由度をいっそう広げる進化といえる。

 ただ操作の細かい部分には、個人的な改善要望点がいくつかある。例えば、液晶モニターとEVFの表示を切り替えるためのアイセンサーの反応が敏感すぎることや、カスタムキーに割り当てられる機能の種類が十分でないことなどだ。また、ホットシューの色または仕様が変更になったためか、市販のストロボやスレーブが発光しなくなっていたことも気になる。

 とはいえトータルとしては、フルサイズ画質を気軽に楽しめるミラーレスカメラとして充実した内容だ。手ブレ補正がある分、従来機よりもやや高価になったが、それだけの価値はあるといっていい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141218-00000086-it_camera-prod

2014年12月15日月曜日

便利なWi-Fiスポットに潜む罠、使う際に注意したいポイントとは?

これは、大変重要な知識です。
特にネット依存症の人々にとっては知っておくべきものです。
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最近、街中でよく見かけるのが、「Wi-Fi使えます」などのWi-Fiスポット(公衆無線LANスポット)を示すステッカーだ。駅や空港、飲食店など、さまざまな場所でWi-Fiスポットが提供されているので、すでに便利に活用しているという人も多いかもしれない。

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無線の高速インターネットを無料、または安価な料金で利用できるWi-Fiスポットは、便利な反面、さまざまなリスクも存在する。そこで本稿では、Wi-Fiスポットのメリット、デメリット、利用する際に注意すべき点について詳しく見ていきたい。

○駅や空港、飲食店などいろんな場所で使えるWi-Fi

Wi-Fiスポットは、外出先で無線の高速インターネットを利用できる公衆無線LANサービスが提供されているスポットのこと。カフェやレストランなどの飲食店、駅や空港などの交通機関の施設のほか、大型商業施設など、さまざまなWi-Fiスポットが存在し、利用できるサービスも通信キャリアや鉄道事業者、施設運営者が提供するものなどと多様だ。また、月額料金がかかるサービスのほか、なかには無料で利用できるサービスもある。

こうしたWi-Fiスポットは、パソコンのほか、スマートフォン、タブレット、携帯ゲーム機などの無線LAN対応機器で利用することが可能。とりわけ、スマートフォンやタブレットといったモバイル端末の普及により、外出先でも高速インターネットを利用できるようにと、通信キャリアが提供するWi-Fiスポットも増えてきている。さらに、2020年に開催される東京オリンピックに向けて、訪日外国人が利用できる無料のWi-Fiスポットなども充実してきているところだ。

たとえば、外出先でノートパソコンからインターネットを利用したい場合には、モバイルルーターなどを持ち歩く必要がある。しかし、Wi-Fiスポットを利用すれば、モバイルルーターを使わずにインターネット接続が可能。また最近では、カフェなどで仕事をする"ノマド"と呼ばれる働き方も注目を集めているが、そのような人たちにとっても、Wi-Fiスポットは欠かせない存在と言えるだろう。

しかし、ここで気をつけたいのが、Wi-Fiスポットにおけるセキュリティ面のリスクだ。不特定多数の人が利用するWi-Fiスポットは、自宅などの限られた人が利用するWi-Fiとは異なり、情報を盗み見られるリスクが高くなっている。

○知っておきたいWi-Fiのセキュリティ

自宅で利用するWi-Fiは、通常、暗号化キー(パスワード)によって暗号化されている。パソコンやタブレットなどでWi-Fiに接続する際に、無線LANルーターに記載されている暗号化キーを入力した覚えがあるだろう。

暗号化キーには、WEP/WPA/WPA2といった種類があり、それぞれ暗号化のレベルが異なっているが、ひとまず、自宅のWi-Fiの暗号化キーが知られていない限り、隣人などの他人には利用できず、情報を盗み見られるリスクは低いと言える。

ところが、Wi-Fiスポットでは、暗号化されていなかったり、暗号化のレベルが低い場合がある。加えて不特定多数の人が利用するため、悪意を持った第三者から情報を盗み見られるリスクも存在する。そのため、Wi-Fiスポットの利用時には、仕事上の重要な情報や個人情報は送信を控えたほうがよい。また、駅や空港といった公共施設だからといって、そこで提供されているWi-Fiスポットを無条件に信頼することも禁物だ。

Wi-Fiスポットを利用する際の注意点は、以下の3点だ。

・公共施設のWi-Fiスポットでも無条件に信頼しない
・Wi-Fiスポットでは重要な情報の送信は控える
・暗号化されていない/暗号化レベルが低いWi-Fiスポットは使わない

これらの注意点を守っていれば、便利なWi-Fiスポットを安全に利用することが可能だが、一番のネックとなるのは、3つ目の「暗号化されていない/暗号化レベルが低いWi-Fiスポットは使わない」ではないだろうか。Wi-Fiスポットが暗号化されているかどうかを、何で判断すればよいのかと疑問に感じている人も多いかもしれない。

Windowsパソコンであれば、Wi-Fiスポットに最初に接続する際に、暗号化されていない場合には、「このネットワーク経由で送信される情報は他の人に読み取られる可能性があります」といった注意書きが表示される。そのため、この時点で接続を止めれば問題はないが、注意書きを見落としたり、リスクを軽視して、そのまま接続してしまう可能性も考えられる。また、次回から自動で接続するように設定した場合には、以降は、この注意書きを目にすることなく自動で接続してしまうリスクもある。

このようなリスクに対し、セキュリティソフトで二重の備えをするのがおすすめだ。たとえば、カスペルスキーが提供する個人向けの統合セキュリティソフトの最新版「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」では、Wi-Fiスポットの安全性を診断する機能が搭載されている。

同ソフトをWindowsパソコンにインストールしていれば、暗号化されていない、または暗号化レベルの低いWi-Fiスポットに接続してしまった際に、警告メッセージを表示してくれる。また、過去にリスク承知で接続したWi-Fiスポットにふたたび接続した場合でも再度警告メッセージを表示。改めてセキュリティのリスクを認識することができる。

○都内のWi-Fiスポットの実態を調べてみた

さまざまな場所で提供されているWi-Fiスポットだが、暗号化されていないなど、セキュリティ対策が十分でないWi-Fiスポットがどのくらいあるのかを確認するために、都内3カ所で検証してみた。同時に、カスペルスキーのWi-Fiスポットの安全性を診断する機能も試してみたので紹介しよう。

■羽田空港・国内線出発ロビー

まずは、羽田空港の国内線出発ロビーで検証を行った。国内線出発ロビーでは、無料のWi-Fiサービスが提供されており、Webブラウザで名前とメールアドレスを登録することで利用できた。しかし、同サービスでは暗号化キーが設定されておらず、カスペルスキーの警告が表示された。

飛行機の搭乗前の待ち時間に、Wi-Fiサービスを使ってメールをチェックしたいと思うこともあるかもしれないが、重要な情報を扱うのは控えたほうがよいだろう。また、空港で提供されているWi-Fiサービスだからといって、無条件で信頼するのは禁物だ。

■JR品川駅・駅構内

次に、JR品川駅の駅構内で利用できるWi-Fiサービスを検証してみた。こちらでも無料のWi-Fiサービスが提供されており、Webブラウザでメールアドレスを登録すると利用できた。同サービスも暗号化キーは設定されておらず、カスペルスキーの警告が表示された。

緊急時にメールを送りたい場合などに、駅構内やホームでパソコンを開くこともあるだろう。だが、よく考えずに無料のWi-Fiサービスを利用するのは危険だ。また、空港のWi-Fiサービスと同様だが、メールアドレスの登録が必要だからといって、安全なサービスではないということにも注意しておこう。

■JR新宿駅東口・アルタ前広場

最後に、JR新宿駅東口のアルタ前にある広場で利用できるWi-Fiサービスを検証してみた。こちらでは、大型ビジョンと連携したWi-Fiサービスが提供されており、メールアドレスの登録なども不要で利用できた。同サービスにおいても暗号化キーは設定されておらず、カスペルスキーの警告が表示された。

Wi-Fiスポットというと、駅や空港、飲食店などの印象が強いが、このような待ち合わせスポットでも無料のWi-Fiサービスが提供されている。待ち合わせの空き時間に、パソコンなどを使うことがあるかもしれないが、Wi-Fiサービスの利用には細心の注意が必要だと言える。

外出先で無線インターネットを利用できるWi-Fiスポットは便利だが、本稿で検証した通り、暗号化されておらず、情報を盗み見られるリスクの高いWi-Fiスポットも多く存在する。セキュリティ対策が十分でないWi-Fiスポットを見極めるためにも、セキュリティ対策ソフトを入れておくことをおすすめしたい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-00000012-mycomj-sci

2014年12月9日火曜日

DNA構造解明の米科学者、ノーベル賞メダルを5.7億円で売却

そもそも何のために売ったのかは謎ですね。

本当にお金に困っているのではないかとしか言いようがないですが。。。

しかし、人類って実に不思議な動物で、本来製造コストで言えば僅かな価値しかないものでも、物珍しさで、いくらでも大金を払いたくなるものです。

その裏は、当然計り知れない貪欲です。


【AFP=時事】米遺伝学者ジェームズ・ワトソン(James Watson)博士(86)がDNAの二重らせん構造を解明した功績で1962年に受賞したノーベル賞(Nobel Prize)のメダルが4日、米ニューヨーク(New York)で競売に掛けられ、予想を大きく上回る475万ドル(約5億7000万円)で落札された。

「メダルは穴に埋めます」、ノーベル賞の益川教授

 ノーベル賞受賞者が存命中にメダルを売るのは初めて。DNAの二重らせん構造の解明は、20世紀の科学史上最も重要な発見の1つといわれている。

 競売大手クリスティーズ(Christie's)が主催したオークションには、ワトソン博士がノーベル賞の晩餐会(Nobel Banquet)で行った演説用の5ページの直筆草稿や、ノーベル賞会議に参加した際の46ページの訂正入り原稿も出品され、それぞれ36万5000ドル(約4400万円)と24万5000ドル(約2900万円)で落札された。

 多くの著作でも知られるワトソン博士だが、黒人の知能を疑問視する発言(後に謝罪)をして以来、科学界からは距離を置かれた状態にある。今回の競売で得た収益の一部は、学生生活を送ったシカゴ大学(University of Chicago)と勤務したケンブリッジ大学クレアカレッジ(Clare College at the University of Cambridge)、長年会長を務めたコールド・スプリング・ハーバー研究所(Cold Spring Harbor Laboratory)に寄付する意向だ。

2014年12月2日火曜日

機械式フィルムカメラ「ライカM-A」、11月29日に発売

これはとてつもなく高いオモチャになりますね。
今時フィルムだから、マニアには堪らないかもしれません。
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マイナビニュース 12月2日 18時33分配信
機械式フィルムカメラ「ライカM-A」、11月29日に発売
写真: マイナビニュース
ライカカメラジャパンは、機械式フィルムカメラ「ライカM-A」の発売日を11月29日に決定した。価格は税込583,200円(ボディのみ)。

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「ライカM-A」は9月に発表された、「ライカMレンジファインダーシステム」の誕生60周年を記念したモデルだ。ライカMPをベースにして露出計を省略。バッテリーで駆動するパーツを一切搭載していない、真の機械式レンジファインダーカメラとなっている。

レンズは焦点距離16~135mmのライカMレンズを搭載。絞りとシャッタースピードはマニュアルで設定する。本体はライカのシンボルである赤いロゴを省き、クラシカルでシンプルなデザインを採用。本体色はシルバークロームとブラッククロームの2種類を用意している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141202-00000152-mycomj-sci

スマホのタッチ感度を一瞬で上げる方法

これは、貴重なトリビアですね。
自分で試そうと思っても、なかなかすべてできない実験です。

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ITmedia PC USER 12月2日 12時29分配信
スマホのタッチ感度を一瞬で上げる方法
いろいろな化粧水や乳液を試してみたが、スマホ操作の向上用には「ホホバオイル」が最適だった
 めっきり寒くなってきました。肌の乾燥が気になる季節ですね。指先がカッサカサに乾燥して、スマホが操作しづらくなることはないでしょうか?

【そのほか、オイルやスマホ操作の写真など】

 筆者の場合、歳のせいもあるのでしょうが、冬でなくとも、指先が乾いてスマホが思うように反応してくれないことがあります。

 今年の夏、中高年向けのタブレット教室を取材させていただく機会があり、そのときご年配の生徒さんが「指が乾いてタッチしても反応しないんだけど、どうすればいいの?」といった質問をされていました。自分と同じような人がいるんだなぁと思いつつ、講師の方の返答を待ちました。その方は「そんなときは、指先を舐めて湿らせてですね……」と。

 いや、それではダメです。一瞬は潤うけど、すぐに乾いてしまいます。しかも、行儀が悪いし、衛生的じゃないし……なんてことを思いつつ、取材を終えました。

 筆者が、スマホを快適に操作するために愛用しているのは、無印良品の「ホホバオイル」。このオイルのいいところは、べとつかず、塗ったあとに素早く皮膚に馴染み、潤いが持続するとこと。ちょうどいい感じに指先を保湿できるのです。もちろん、本来はハンドケア専用ではなく、顔に塗ったり、体に塗ったり、いろいろなところに使えるオイルです。筆者もあちこちに塗っています。たまたま無印良品のものを使っているだけで、ほかのメーカーのホホバオイルでもいいとは思いますが、この無印良品のホホバオイルはネットでの評判もよく、ファンが多いようです。

 実は、このホホバオイルを使う前に、快適なスマホ操作のために、いくつかの“液体”を試しました。

 まず、シンプルに「水」で湿らす方法。これは、乾燥肌の人には逆効果。指先が水で濡れている間はスマホ画面の反応が鈍くなるし、あっという間に乾いて、水で濡らす前よりもカサカサになったりします。

 次に「乳液」。これは、塗る量を誤ると、指先にヌメリ感が残るのが難。スワイプやフリック操作はしやすくなりますが、タップ操作では逆に指先が滑りやすくなってしまいます。また、ヌメリ感が画面に移ってしまうのもよろしくないです。

 続いて「ジェル」。日焼けしたときなどに塗るアロエベラのジェルを使ってみましたが、皮膚の上に膜が乗る感じで、期待していたほどの潤い効果は得られませんでした。少し経つとジェルが乾いてカサカサになり、舐めると潤い感が復活するのですが、画面のベトつきが気になるという、なんとも悩ましい結果となりました。

 最後に「ヒアルロン酸」入りの化粧水。実は、ホホバオイルに出会うまでは、これをメインに使っていました。適度なヌメリ感がありながら、すぐに指に馴染んでサラッとするので、結構いい感じでした。ただし、やはり画面が少しベトつくのが気になります。

 というわけで、今のところ、筆者のベストワンは無印良品の「ホホバオイル」。筆者が実際に使っている感覚では、風呂上がりに塗るのが最も効果的な印象。指先を水分で潤わせてから、少量のオイルをしっかり馴染ませるのがベストではないかと思います。

 さて、ここまで話してきて、今さら元も子もないことを言うことになりますが、最近のスマホは、どの機種もタッチ感度がめちゃくちゃよくなっています。もはや、思うように操作できずにイライラしている人は少ないかもしれません。一般的なタップ操作では、多少乾燥した指先でも支障なく操作できるはずです。

 筆者がホホバオイルが必須となるのは、ゲームをするとき。以前は「対戦☆ズーキーパー」にハマっていて、最近は、LINEの「ディズニー ツムツム」を楽しんでいます。どちらも、スマホでは定番の“つなげて消す“系のゲームです。高得点を狙うには、スピーディーかつ正確なスワイプ操作が求められ、ピンポイントでタップするときに指先がずれないようにも注意しなければなりません。正直、ホホバオイルを塗らないときと塗るときでは、スコアが大きく違ってきます。画面のコーティングがはがれてタッチ感度が悪くなった古いスマホをゲーム用として使っている人にもおすすめしたいです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141202-00000022-zdn_pc-prod

2014年12月1日月曜日

新たに明らかにされた「Apple Watch」の主な機能

こうやって、顧客の期待を高まらせて、他のメーカーの製品への意欲を押さえるのは、アップルの常套です。
結局大したことをわかった ていても、買ったところでもう遅いです。
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AppleのWebサイトで、Apple Watchに関する情報が更新されています。先週、Apple Watch向けのアプリケーションが開発できる「Watch Kit」がリリースされ、そこで開示された情報からApple Watchでできることをあれこれ考察しましたが、今週はApple Watchの具体的な機能解説ページの内容が追加されました。まだ米国向けの英語のページしかありませんが、このページの情報から、Apple Watchの機能をひも解いてみましょう。今回追加されたのは、スマートウオッチとしての基本機能、コミュニケーション機能、それにヘルスケア&フィットネス機能の3つです。それぞれ順に見ていきます。

【文字盤のバリエーションなどの画像はこちら】

●スマートウオッチとしての基本機能

時計の文字盤

 時計の文字盤の変更機能は、発表当初から存在が確認されていましたが、かなり多彩なデザインが用意されているようです。新しく公開されたページには「traditional to playful to artful to educational」(伝統的なものから遊び心あふれるもの、芸術的なもの、教育的なものまで)と記載されています。

 詳しくはAppleのWebサイトを見ていただくのが一番分かりやすいですが、例として以下の9種類が挙げられています。

・Chronograph(クロノグラフ):複数の針が描かれた、ストップウォッチ機能などが付いた文字盤
・Color(カラー):白ではなくさまざまな色が選べるシンプルな文字盤
・Modular(モジュラー):時刻だけでなく日没時刻や月齢、アラームの時刻などを機能的に表示
・Utility(ユーティリティ):文字盤に加えて、直近のスケジュールや世界時計など3つの要素を配置
・Mickey Mouse(ミッキーマウス):ミッキーマウスの右手と左手が長針と短針になるほか、時刻に合わせてミッキーが動く
・Simple(シンプル):必要最小限の日付の数字と時計の針だけ表示
・Motion(モーション):腕を上げるとチョウが羽ばたいたり、クラゲが漂ったり、花が咲いたりする動きが楽しめる
・Solar(ソーラー):現在地の時刻をベースに、太陽の位置を図示
・Astronomy(アストロノミー):デジタルクラウンを回して太陽系の惑星や月の満ち欠けを動かして楽しめる

 毎日気分で変えてもすべてを見るのにはかなりの時間を要しそうです。

 さらに文字盤の表示は細かくカスタマイズできるようで、分刻みの線だけにするのか、5分ごとの太い線を表示するのか、数字を表示するのか、何色で表示するのか、といった細かな変更が可能になっています。腕を見たときに、自分が最も見やすいデザインが選べるわけです。

情報表示

 文字盤がカスタマイズできるのはもちろんですが、スマートウオッチらしくさまざまな情報を表示することも可能です。機能として挙げられているのは10種類。

・Alarm(アラーム):アラーム時刻
・Moon Phase(月齢):月の満ち欠けの状態
・Timer(タイマー):カウントダウンタイマー
・Calendar(カレンダー):日付とスケジュール
・Stocks(株価):指定した1銘柄の株価
・Weather(天気):指定した場所の気温
・Activity(アクティビティ):活動量のグラフ
・Stopwatch(ストップウオッチ):ストップウオッチ
・World Clock(世界時計):指定した任意の都市の時刻
・Sunrise/Sunset(日出/日没):日の出の時間、日の入りの時間

 メインの時刻表示に加えて、文字盤のさまざまな位置にこうした情報を追加的に表示できるようです。

自動時刻合わせ

 Apple Watchは、常にiPhoneと連係して動作するため、定期的にiPhoneの時計と同期して、時刻の補正をします。iPhoneの時計は、携帯電話の基地局などから正確な時刻を取得して補正されているので、これと同期すれば時刻のズレはほぼなくなるというわけです。夏時間(サマータイム)がある地域では、自動的に夏時間に合わせてくれますし、海外旅行などに行ったときにも、iPhoneの時刻が現地の時刻に自動補正されると、それに合わせてApple Watchも現時の時間に自動的に切り替わります。

ストップウォッチ、タイマー、アラーム、世界時計

 例えば腕時計には当たり前のように付いているストップウォッチ機能は、Apple Watchでは3種の表示方法があります。アナログ表示、デジタル表示と、それらの両方を組み合わせたハイブリッド表示です。ラップタイムの平均値をリアルタイムで画面上に表示するような機能も用意しています。

 またタイマー、アラーム、世界時計機能も画面が公開されています。

カレンダー、マップ、リマインダー、Passbookなどとの連携

 iPhoneとの連携が前提のApple Watchは、iPhoneのカレンダー、マップ、リマインダーアプリとも緊密に連携します。カレンダーに登録されたスケジュール情報は適宜Apple Watch側に通知され、画面を右にスワイプすると1日のスケジュールも確認できるようです。そのほかにも、天気や株価、現在地の地図、次の目的地への地図なども表示されます。

 Android Wearにもある機能ですが、スケジュールを先読みして、次のミーティングの場所へ出発すべき時間に通知を表示したり、ターンバイターン方式でナビを行ったりもできるようです。

 PassbookのデータはApple Watch側でも確認できるので、例えば飛行機に乗るときにiPhoneを出さなくても、Apple Watchで搭乗手続きができてしまうかもしれません。

カメラ、音楽、iTunes連携

 iPhone上のカメラをコントロールする機能もあります。遠隔からシャッターが切れるのはもちろん、ファイダーにもなるので、構図を確認しながら手元でシャッターが切れます。iPhone内の写真をApple Watchから閲覧することもできるようです。

 音楽の再生機能は、iPhone側に保存した音楽の再生や曲送り/曲戻しなどができるほか、Apple Watch単体でも音楽データを内部のストレージに保存して再生する機能があるようです。Apple TVやiTunesの操作機能もあるので、iOS用の「Remote」アプリのように、Apple TVをApple Watchで操作したり、Mac上のiTunesの操作をしたりもできます。

●コミュニケーション機能

 時計としての機能に加えて、コミュニケーション用の機能も充実しています。Apple Watchが発表されたときにも簡単なデモがありましたが、スケッチを送ったり、心拍を送ったりする機能がアニメーションとともに紹介されています。

よく使う連絡先の呼び出し

 デジタルクラウンの下にあるボタンを押すと、よく使う連絡先がすぐに呼び出せます。そのまま電話をかけたり、メッセージを送ったり、あるいは「Digital Touch」機能を使って絵や振動を送ったりできます。

Sketch、Tap、Heartbeatの送受信

 Apple Watchのユニークな機能の1つに、画面上にメッセージを書いてApple Watch同士で送受信できる「Sketch」機能があります。画面に手書きした簡単な絵や文字をやり取りできる機能で、書いている途中の様子なども見られるため、新しいコミュニケーションの形として提案しています。

 画面上をタップすると、その振動を相手に伝える「Tap」機能も、コミュニケーション機能の1つとして用意しています。タップのパターンが振動として相手に伝えることができます。タップの他に、心臓の鼓動(厳密に言うと脈動だと思いますが)をそのまま伝える「Heartbeat」機能も用意されていますので、実際の利用シーンは想像しにくいですが、ドキドキ感をそのまま相手に伝えることもできそうです。

iPhoneへの着信通知

 もちろん着信を通知する機能もあります。メッセージは画面に大きく「誰からのメッセージか」が表示され、腕を持ち上げると内容が確認でき、腕を下げると通知が消えるような仕様になっています。

 メッセージを確認したら、どんな返信をすべきかはその時々で変わるものですが、Apple Watchはメッセージの内容とこれまでの返信を学習し、どんな返信を返すかをレコメンドしてくれる機能があります。登録してある定型文で返信したり、笑顔の絵文字を送ったりできるようです。Siriに話しかけて、録音した音声で返信をしたり、あるいは音声認識で文字に変換したりして返信することも可能。現在地を地図付きで送ったりもできます。

 メールの着信もメッセージと同様に、Apple Watchの画面上に大きく通知されます。メールはその場で開封してフラグを付けたり、既読にしたり、未読のままにしたり、ゴミ箱に捨てたりできます。Apple Watchで開いていたメールは、iPhoneですぐに開くことができ、続けてメールの返信を打つ、といったことも可能です。

電話応答

 Apple Watchにはスピーカーとマイクが内蔵されているので、iPhoneに着信した電話をApple Watchで受けられます。通話を続けるときはそのままiPhoneに戻す機能もあります。電話に出られない場合は、Apple Watchを手で覆うと、ミュート(呼び出し音を消すことが)できます。

●ヘルスケア&フィットネス機能

 Apple Watchのもう1つの特徴は、ヘルスケア関連機能が充実していることです。心拍数(脈拍数)が取れる機能や、いわゆる活動量計(アクティビティトラッカー)の機能を内包していて、1日の達成度なども記録してくれる様子が当初デモ映像などで紹介されていました。具体的にどんなことができるのか、もう少し詳しく解説されています。

Activityアプリ

 ユーザーの1日の行動を、3つの輪でグラフ化してくれるのがActivityアプリです。3つの輪とは「Move」「Exercise」「Stand」で、Moveは消費カロリー、Exerciseは運動した時間、Standは椅子から立ちあがって動いた頻度がグラフになるようです。3つの項目それぞれに1日の目標値が設定されていて、目標に達すると輪っかがつながる仕組みです。

 Moveについては、これまでの履歴を元に、毎週新たな目標をApple Watchがアドバイス。自分にぴったりの目標値になるよう、適宜調整してくれるとのこと。理想は1日に消費すべきカロリーで、達成するとグラフが円になります。Exerciseは、早歩き以上の運動全般が計測される仕組みで、1日に約30分、こうした運動状態が記録されると輪が完成します。Standでは1時間以上椅子に座った状態が続くと警告を出すなど、体を動かすよう促す機能があり、1時間の中で1回以上立ちあがった時間が12回あると輪がつながります。

 計測したデータを元にアドバイスなどをするコーチング機能もあり、運動を促してくれます。

Workoutアプリ

 運動時に便利なアプリもActivityアプリとは別途用意されています。例えば走ったり、自転車に乗ったりするときに、時間や距離、消費カロリー、ペース、スピードなどを正確に計測してくれます。目標とすべき値を助言してくれたりするので、それに合わせて運動することもできます。

 目標に対して達成率を算出し、「あと半分です!」といったメッセージを表示する、いわゆる励まし機能も用意しているのは米国の製品らしい特徴です。運動し終わった後にサマリーを表示する機能もあります。

ヘルスケアアプリとの連携

 Apple Watchで取得した運動のデータは、履歴を一覧表示したりできるほか、iPhoneのヘルスケアアプリにも蓄積されます。こうしたデータは他のHealth Kit連携アプリからも参照できるので、サードパーティ製のアプリでも活用可能。目的に応じた活動量計とApple Watchを効果的に組み合わせて活用することで、毎日の健康維持に役立てられます。

バッジ機能

 運動などで目標を達成すると、Game Centerのアチーブメント機能のように、バッジが獲得できる機能も用意しています。自己ベスト達成時などにもほめてくれますので、モチベーションの維持に活用できそうです。

 以上が、11月27日に公開されたApple Watchに関する追加情報の情報です。先週ご紹介した、Watch Kitから考察した「見えてきた『Apple Watch』でできること」と合わせて、だいぶ“Apple Watchがどんな製品なのか”が分かってきました。

 ただ、これだけ多機能だと、バッテリーの駆動時間が非常に気になるところです。現状では毎日充電が必要になるとのうわさで持ちきりですが、果たしてどうなるでしょうか。また、発売時期もまだ明言されていません。「Early 2015」とは何月なのか。今のところ2月以降ではないかとのうわさが有力視されています。発売が米国だけ先行するのか、日本でも同時に出るのか、といった点もいまだ不明です。

 まだまだ謎が多いApple Watchですが、発売までにまだ時間があるので、今後も今回のように小出しに情報が更新される。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141129-00000006-it_review-prod

2014年11月28日金曜日

後からピント位置が変えられるカメラ「LYTRO ILLUM」

一言を言うならば、まだ高過ぎで、コスパは最悪ですね。

とはいえ、3D画像の生成には面白そうです。

しかし、本当の3Dでしょうか?
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後からピント位置が変えられるカメラ「LYTRO ILLUM」12月12日発売
ITmedia デジカメプラス 11月28日 15時28分配信
後からピント位置が変えられるカメラ「LYTRO ILLUM」12月12日発売
LYTRO ILLUM
 加賀ハイテックが11月28日、Light Field技術を採用し、写真を撮った後でピント位置や被写界深度が変えられるカメラ「LYTRO ILLUM」を12月12日に発売すると発表した。11月28日からLytroのWebサイト内にあるショッピングページとLYTRO ILLUM取扱店で先行予約を受け付ける。価格は19万8000円(税別)。

【他の画像】

 LYTRO ILLUMは、レンズに入った光の強さだけでなく方向を記録する機能を持ったユニークなカメラ。これにより、写真を撮影した後で任意の距離にピント合わせ(リフォーカス)ができるほか、被写界深度を変えたりもできる。撮った写真はカメラ内もしくはPC用の専用ソフトを使って静止画や3D画像などに変換できる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141128-00000068-it_camera-prod