2014年10月3日金曜日

パナソニック、4/3型の撮像素子を搭載した高級デジカメ「DMC-LX100」など発表

マイクロフォーサードで幸せを感じられる人にとっての福音でしょう。

但し、あまりカメラに詳しくない人には、「大型センサー」はかなり誤解を与えるはずです。

高級デジカメというと、さらに大きいセンサーが搭載されている製品も数々あります。ほぼすべての会社から、既にAPS-Cセンサー搭載のコンパクトデジタルカメラを出しています。ミラーレス一眼としてならば、マイクロフォーサード(4/3インチ)センサーは寧ろ小さい方です!

消費者たちは、くれぐれも知識を十分身に付けてからカメラを買うことにしましょう。高い買い物ですので、後悔は許されません。

個人的には、DMC-LX100に興味はあるが、サイズはソニーのRX100より大きくなってしまうので、コンパクトさで言えば、残念ながらセンサーに比例して大きくなってしまっているのは残念です。体積比で言うと、なんと約倍大きくなっています!
DMC-LX100:幅114.8×高さ66.2×奥行き55.0mm(体積:417986.8mm3)
DSC-RX100:幅101.6 x 高さ58.1 x 奥行き35.9mm(体積:211916.264mm3)

パナソニックは2014年10月1日、デジタルカメラ「LUMIX」の新製品を発表した。大型の撮像素子を搭載する高級コンパクトデジカメや、圧倒的な小型軽量ボディーに仕上げたミラーレス一眼など、実勢価格が10万円前後の高級タイプの製品に絞った。

 新製品のおもな特徴は以下の通り。

●4/3型の撮像素子で画質を重視した「LUMIX DMC-LX100」

 大型の撮像素子と明るいレンズを搭載し、画質にこだわった高級コンパクト。撮像素子はマイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼と同じ4/3型の高感度MOSセンサーで、1型よりもひとまわり大きい。撮像素子の総画素数は1684万画素だが、横縦比を変えても同じ画角で撮影できるマルチアスペクトへの対応などで、有効画素数は約1280万画素(4:3時)となる。レンズは、35mm判換算で24-75mm/F1.7-2.8の明るいタイプを搭載し、絞りは9枚羽根を採用してボケの形状も追求した。

 本体の質感や操作性も高めた。本体は、かつてのフォーサーズ一眼「LUMIX DMC-L1」似のスタイルに仕上げ、グリップの形状もDMC-L1に近いデザインにしたという。本体にはシャッター速度ダイヤルや絞りリング、露出補正ダイヤルを搭載し、さまざまな設定を直接変更できる。電子ビューファインダーは約276万ドットの高精細タイプで、像の大きさにもこだわった。

●4K動画撮影機能でシャッターチャンスを逃さない「4Kフォト」に注目

 4K動画撮影に対応したDMC-LX100の新たな機能として、撮影した4K動画から写真を切り出して保存する「4Kフォト」を訴求する。4K動画は3840×2160ドットの解像度を持っており、動画から写真を切り出しても800万画素相当のサイズが確保できる。これを生かし、4K動画撮影を「秒間30コマの超高速連写機能」として利用し、撮影後に切り出したいコマを選び出して写真として保存することで、決定的なシーンを容易に手に入れられる。一瞬の素早い動きをしっかり捕らえられるだけでなく、人物の笑顔などもキャッチしやすい。

 4K動画の撮影に対応したデジカメは急速に増えているが、4K対応テレビが広く普及していない現状では、「4K動画撮影機能はまだ必要ない」と考えている人も多い。だが、決定的瞬間の写真を手軽に撮影できる4Kフォトの利便性の高さを考えると、4K動画撮影機能の魅力は一気に高まる。今後、4Kフォトは多くの機種で採用され、デジカメの標準的な機能の1つになる可能性が高い。

●待望のファインダーを搭載した小型ミラーレス「LUMIX DMC-GM5」

 小型軽量のミラーレス一眼「LUMIX DMC-GM1」をベースに、電子ビューファインダーを追加した上位モデル。ファインダーは約116万ドットで、液晶モニターが見づらくなる明るい屋外でも確実にフレーミングできるようになる。本体上部には、DMC-GM1にはなかったホットシューを搭載し、クリップオンストロボなどのアクセサリーが装着できるようになった。カラーバリエーションはブラック、レッド、グリーンの3色だが、鮮やかなレッドとブラックを組み合わせたレッドモデルの存在が目を引く。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141002-01060593-nkbp_tren-prod

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