2013年12月18日水曜日

Twitter利用者は不幸感じやすい - リブセンス あたりまえ研究所が調査公表

Twitterにとっては迷惑なタイトルでしょうが、中身をよく見ると、あまりスッキリしません。タイトルの結論も強引過ぎる気がします。
薬の或いはある物質が人間に対する効果に関する研究のようなものです。後者も医学的か、病理学的な根拠を追求するのではないものが多いです。ただ沢山の人を集めて、使っている人とそうではない人のグループ同士を比較するだけです。
同じ問題になるのは、比較するときに使う要素と解釈の方法です。大体においては、比較元の要素は人によってはバラツキが大きいです。2つのグループに統計学的に明らかな差があっても、もとの数値が怪しければ、何ら意味もないです。
それにしてもこのニュースの結論は強引すぎです。
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リブセンス あたりまえ研究所は「今の日本人の幸せは?」をテーマにした調査結果をこのほど公表した。それによると、Twitter利用者は、FacebookやLINE利用者よりも不幸を感じやすい傾向にあるという。今回の調査結果はリブセンスが12月7日に設立した「リブセンス あたりまえ研究所」が公表したもの。回答者のお金に対する重要度、利用するソーシャルメディアなどの観点から、現在および5年後の幸福の実感値について調べ、考察をつけてまとめている。調査結果のうち、利用するソーシャルメディアと幸せとの関係については、FacebookやLINE、mixiに比べてTwitterの利用者は"不幸せ"と感じる人の割合が多い傾向にあった。Facebook、mixi、LINE利用者が現在不幸と感じているのは30%台だったのに対して、Twitterは42%となった。また、現在幸せと感じているのも、Twitter利用者が最も低く、40%にとどまった。
また、今回の調査結果からの考察では、現在あるいは5年後の幸福実感値の高い人を見た場合に、以下ような項目が挙げられるという。
・読書
・食べ歩き
・散歩が趣味
・遊園地
・動物園などに行く(5年後幸せ)
・ディズニーランドによく行く
・自家用車
・スマホ
・ビデオカメラを持っている
・テレビを良く見る、ネットはPCよりもスマホ派
・グルメ情報サイトをよく見る
・4割がFacebookを、3割がLINEを利用
・今後お金をかけたいものは、「日帰り旅行」「文化/芸術を楽しむ」「家やインテリアを工夫する」「育児や子どもの教育をする」
一方で、現在あるいは5年後の幸福実感値の低い人を見た場合に、以下のような項目が並んだ。
・職業は、無職・飲食店・その他小売業
・趣味がない
・就職情報サービスを利用(5年後不幸)
・PSVita、DSなどの携帯ゲームを持っている
・デスクトップPCを使っている
・バイク
・スクーターを持っている
・テレビを見ない、ネットはPCで(携帯ではあまり見ない)
・オンラインショッピング、ニュースサイト、就職情報サイト、2ちゃんねる、YouTube、まとめサイトを良く見る
・FacebookもLINEも利用率が低いが、Twitterは利用率が高い
・よりよい収入が得られる仕事につきたい
・お金は成功のシンボルだと思う

上記の結果から、不幸を感じやすいのは、PCやデジタルガジェット、ウェブコンテンツに集中しすぎる人だと指摘。また、幸福を感じるために、いかに「日常生活のなかで自らが動いて小さな幸せ」を発見するかが重要な要素ではないか、とまとめている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131218-00000159-mycomj-sci

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