2013年5月21日火曜日

トルコの気球墜落 死者3人に

 何をやるにしても、危険が伴うことです。
 熱気球は飛行機よりはるかに安全に見えると思ったら、最近割と事故のニュースをよく聞くようになりました。

トルコで観光用の気球が別の気球と衝突して墜落し、これまでにブラジル人観光客3人が死亡し、地元の運輸当局は安全対策に問題がなかったかどうか調べています。

トルコ中部のカッパドキアで、20日早朝、観光客などが乗った気球が上空で別の気球と衝突して墜落し、地元の運輸当局によりますと、これまでにブラジル人3人が死亡し、ブラジル人やスペイン人など22人が骨を折るなどのけがをしたということです。
首都アンカラにある日本大使館によりますと、墜落した気球には日本人は乗っていなかったということです。
この気球を運航する会社の社長は、地元メディアに対して、事故が起きたとき、気球は上昇中で、バルーンの部分が上空にいた別の気球のかごにぶつかって墜落したと話しています。
事故のあったカッパドキアは、標高1000メートルを超える高原に変わった形の岩などが広がる、世界遺産にも登録されている観光名所です。
上空から景色を眺める気球のツアーは、日本人を含む外国人観光客の間で人気が高く、年々気球の数が増えていて、事故当時も100機以上が運航していたということです。
地元の運輸当局は、気球どうしの衝突を回避するための手順が適切にとられていたかなど、安全対策に問題がなかったかどうか調べを進めています。
ことし2月にはエジプトのルクソールで観光用の気球が炎上して墜落し、日本人4人を含む19人が死亡しました。

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