これは、不妊症で困っている人達にとっては「福音」に過ぎません。少なからず(まだ微々たるものだが)日本の少子化の歯止めにも貢献できるでしょう。
成功率はまだ11.6%で低いですが、一回の挑戦にはどれだけの時間がかかると、母への負担があるかは分からないが、気持ち的には10回まで試せば、いずれ成功するような計算です。
時事通信 5月10日(金)18時38分配信
重い無精子症の男性から精子になる前の「円形精子細胞」を取り出して、活性化した卵子に直接注入させる顕微授精により、80人の子供が産まれていることを、北九州市のセントマザー産婦人科医院(田中温院長)が10日、明らかにした。国内初の出産例として、札幌市で開催されている日本産科婦人科学会で12日に発表する。
田中院長によると、男性の100人に1人が無精子症で、うち約7割がより重い「非閉塞性無精子症」とされる。今回の治療は、その中でも精子になる前の「円形精子細胞」を持つ約3割の人に実施できる。
この手法は1996年にフランスで世界初の出産例が報告されたが、その後、失敗が相次いだため普及しなかった。同院では卵子に電気による刺激を与えるなどした結果、成功率が上昇。2011年9月以降、延べ856回実施し、出産率は11.6%だったという。
田中院長は「妊娠が不可能と言われた無精子症の男性にとって、自分の子供を持てる安定した治療。世界中で実施できるよう普及させたい」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130510-00000146-jij-sctch
2013年5月13日月曜日
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