ダチョウから精製を作る発想は素晴らしいですね。
しかし、効果が期待できるとはあいまいな表現ですね。今はやりの「特保」の匂いがプンプンです。つまり、効果があまりない可能性もあることを意味します。
中国で人への感染が確認され問題になっている鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)を不活化する抗体をダチョウの卵から精製することに、京都府立大学生命環境科学研究科の塚本康浩教授のグループが成功した。この抗体を使用したマスクやスプレーは感染予防の効果が期待できるとして、中国や台湾などで6月中旬から販売される予定という。
ダチョウは傷の治りがきわめて早く、灼熱の砂漠で生きながら寿命が60年もある。その驚異的な生命力に着目した塚本教授は「すさまじい免疫力の持ち主で、抗体を作る力も強い」とみて研究し、卵から大量の抗体を取り出す技術を開発。平成20年に流行した新型インフルエンザのときに販売された抗体入りマスクが注目を浴びた。
今回、塚本教授らは、H7N9型ウイルスの断片を抗原としてダチョウに投与し、その卵から抗体を取り出すことに成功。卵1個から、マスク約8万枚分の約4グラムの抗体が取れるという。ダチョウの抗体を組み込ませたマスクは、特定のウイルスが吸着すると不活化させる働きをする。抗体入りスプレーは顔や手に使用する。いずれも感染予防の効果が期待できるという。
2013年5月20日月曜日
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