2013年5月24日金曜日

新レンダリングエンジン“Blink”を搭載した「Google Chrome 28」ベータ版が公開

 はっきり言って、新しい機能より、効率化をしてほしいところです。その「効率化」は速度だけではなく、消費メモリも大幅に少なくしてほしい(!!!!)です。今のブラウザーは一つのタブが数十メガないし100メガ以上使ています。うっかり10個や20個のタブを開けると、あっという間にギガ以上のメモリが消費されてしまいます。
 それで搭載メモリによって、システムは劇的に遅くなり、ほかのことすらまともにできなくなります。
ところが、消費メモリの節約は並大抵な努力ではできないことで、ユーザには顕著に分からないものでもあります。そのため、開発者はみんな見た目重視の努力しかしません。
 言うまでもなく、ハードウエアの製造者、たとえばインテルやデルなどは寧ろメモリの浪費を歓迎するでしょう。出なければ、新しいチップやモデルは売れなくなります。

Impress Watch 5月24日(金)14時0分配信

米Google Inc.は23日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版v28.0.1500.20を公開した。Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux版および「Chrome Frame」の最新ベータ版も用意されている。

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 「Google Chrome 28」は、従来の“WebKit”に代わり、レンダリングエンジンとして新たに“Blink”を採用。マルチスレッド化されたHTMLパーサーにより、一般的なHTMLパーサーに比べDOMコンテンツの読み込みが約10%高速化されたほか、解析処理による停止時間の最大が40%削減されたという。

 そのほかにも通知機能が再設計されており、アイコンや写真、書式付きテキストなどを活用した表現力豊かなポップアップ通知が利用できるようになった。これらをクリックした場合のアクションも自由に定義可能で、たとえばメールアイコンを押して返信画面を開くといったことが実現できる。また、タスクトレイにある“通知センター”では、過去の通知をチェックすることが可能。一定期間通知をOFFにする“サイレントモード”や、アプリケーションや拡張機能ごとに通知をON/OFFできる機能が設けられているのも便利。

 なお、この新しい通知機能は現在Windows版でのみテスト可能。Mac OS X版にも近日中に対応するとのこと。

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