2013年4月6日土曜日

将棋ソフト、またプロ棋士破る 電王戦、団体戦に王手

将棋の現役プロ棋士5人と五つのコンピューターソフトが対戦する団体戦「第2回電王戦」の第3局が6日、東京・将棋会館で指された。愛知県豊田市の一丸貴則さん(28)が開発したソフト「ツツカナ」が、船江恒平五段(25)に184手で勝ち、ソフト側の2勝1敗とした。現役プロがコンピューターに敗れるのは3月30日に続き、史上2例目。人間側はあと1局負けると団体戦で敗北することになり、連敗で崖っぷちに追い込まれた。  船江五段は和服姿で登場。大熱戦となり、一時は船江五段が優勢だったが、攻めあぐねて反撃を浴び、持ち時間が残り少なくなってから逆転された。終局直後、船江五段は「残念としか言いようがない。自分という人間の弱さが出てしまった」。一丸さんは「勝負には勝ったが、勝っている気がしない。釈然としない。ルールだから仕方がないが、秒読みは(人間にとって)本当に厳しいと思った」と話した。  第2回電王戦は残り2局。プロ側は、13日には元王座の塚田泰明九段(48)、20日には実力トップ10とされるA級棋士の三浦弘行八段(39)が登場する。 http://www.asahi.com/culture/update/0406/TKY201304060228.html

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