どんなことにも表と裏があり、裏は大概がっかりさせられるものです。
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2013年の今年、開園30周年を迎えた東京ディズニーランドでは、4月15日スタートの特別プログラムが340日間にわたって行われるとあり、大きな盛り上がりをみせている。いつの時代も夢の国は人々を楽しませ、愛され続けてきたのだ。
そんななか、いま海外では夢の国にまつわる、ある現実が暴露され大きな話題となっている。過去にディズニーランドで白雪姫として働いていたという女性が、当時の仕事について、ソーシャルニュースサイト「Reddit」で語ったというのだ。これが英メディア「Mail Online」など大手サイトでも取り上げられ、ネット上では瞬く間に拡散されている状況だ。
・年齢、身長、スタイル、気性などすべてが相応しくないとプリンセスにはなれない
白雪姫をしていたというRedditユーザーの「doublenn」さんによると、ディズニーのプリンセスを演じるにはすべてにおいてその役柄に相応しくないと採用されないという。役によっても違いはあるが、プリンセスの場合はたいてい身長162〜170センチという制限があるそうだ。
また、年齢もとても重要なポイントで、ほとんどの女性が18〜23歳だったという。doublennさんいわく、「27歳以上のプリンセスは見たことがない」とのこと。さらに、顔もある程度キャラクターに似ていないとオーディションで選ばれることはないという。
・オーディションは長い道のり
ルックスや年齢などの制限をクリアしても、まだまだ採用には至らない。次に行われるのがダンスや演技などのテストだ。さらに面接も受け、すべてに合格すれば、晴れてディズニープリンセスとして働くことができるのだと彼女は語っている。
・採用後はトレーニング
採用が決まったら、次は5日間の集中レッスンが待っているという。この間にプリンセスになるためのすべてが叩き込まれる。メイクの仕方から仕事中の心得、ディズニー映画に出てくる自分のキャラクターのセリフまで、ひたすら覚えていったそうだ。
・仕事中はとにかく役になりきる
毎日、仕事前には役になるための準備が必要だが、doublennさんによると「準備に1時間はかかっていた」とのこと。白雪姫の衣装を着るだけでも20分かかったそうだ。
仕事が始まったら、とにかく役になりきらなければならない。動きも声も常にプリンセスであり続け、笑顔を絶やさず、いつも美しく見えるようメイク直しも怠ってはならないという規則があったそうだ。また、仕事中は座ってはいけないという決まりもあったという。
・給料は時給制
仕事にもよるだろうが、白雪姫をやっていたという彼女の場合は時給制で、初めは1時間13.50ドル(約1300円)だったとのこと。その後、最高で16ドル(約1600円)まで昇給したそうだ。
どこのディズニーランドで働いていたかについては明らかにしていないものの、doublennさんは、「いろいろと大変なこともあったが、素晴らしい体験をし、楽しみながら仕事ができた」と語っている。彼女が語ったような現実があってこそ、夢の国は夢の国であり続けられるのかもしれない。
参照元:Mail Online(英文)、YouTube weictay
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