2013年4月27日土曜日

清朝略奪品、中国に返還 フランス企業が表明

戦争って、過ぎたら忘れられるものです。略奪だと認めればいいですが、政府としてどう主張しているかは興味のあるところです。
同じ略奪ではないけれど、韓国に渡ってしまった海神神社から盗まれた「銅造如来立像」と、観音寺から盗まれた「観世音菩薩坐像」の日本への返還問題も話題になっています(盗難仏像「1体だけ日本に返還するべきだ」韓国団体が訴え)。
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 仏流通大手PPRのフランソワアンリ・ピノー会長は26日、北京で中国国家文物局の幹部と会談した。会長は清朝の離宮、円明園から略奪され、ピノー家が保有するブロンズ製のネズミとウサギの頭部像を「無償で中国に贈る」と述べ、返還する考えを明らかにした。新華社などが伝えた。

 返還されるのは1860年に第2次アヘン戦争に伴う英仏連合軍の北京侵攻で略奪された十二支像のうち2体。2009年にフランスの服飾デザイナー、故イブ・サンローラン氏の遺産として競売に出品された。中国は反発し、競売の差し止めを求めたが、計3140万ユーロ(約40億円)で落札された。だが落札者が支払いを拒否し、ピノー家が買い取ったとされる。PPRは高級ブランド「グッチ」を傘下に置いており、ピノー会長は中国との関係強化のためオランド大統領とともに訪中した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130330/kor13033000150000-n1.htm

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