2013年11月11日月曜日

イケメンレーサーだけじゃない! 女性がボートレースにはまる理由って?

女性パワーは凄まじいですね。
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「山ガール」「釣りガール」などと、現在では多彩な趣味を満喫している女性たちがいるが、そうした中で、ボートレースを楽しむ女性たちも徐々に増えているという。彼女たちがはまってしまう魅力とは何なのか? 楽しみ方とともに紹介したい。【もっとほかの写真をみる】ボートレース場は全国に24カ所あり、そのひとつが梅田駅から電車で約15分の尼崎センタープール前駅に直結している「BOAT RACE尼崎」(兵庫県尼崎市)だ。マスコットキャラクターはカエルの「センプルくん」。尼崎ガールズユニット「Amagami Six(アマガミ シックス)」もラウンドガールとして、また、トークショーなどで会場を盛り上げてくれる。しかし、「どうボートレースを楽しんだらいいのか……」が分からなければ、なかなか最初の一歩を踏み出しにくいかもしれない。そこで今回、その第一歩をサポートすべく、ボートレース未経験者を対象にした「レーサーと一緒にボートレース体験」が実施された。
○6艇から1〜3艇を選ぶポイントって?
「ビールを片手に、ターンでの水しぶきに興奮! でも、一番テンションが上がることは、イケメンレーサーが多いこと!!」そう話してくれたのは、タレントの高尾晶子さん。サッカー観戦などとともにボートレースが趣味という高尾さんは、テレビを通してボートレースの魅力を発信している。「テレビなどで『どの色好きなの?』というフレーズを聞いたことがあると思いますが、簡単に言うと、ボートレースは6色の中から1〜3色を選ぶものです。単純に好きな色を選んでもいいのですが、どうせなら1着に来そうな色を選んで、是非“当たる喜び”を楽しんでいただきたいです」(高尾さん)。そこで、どんなことが予想するポイントになりうるのか、高尾さんに教えていただいた。レーサーはランク付けされている会場で配布されている「出走表」をよく見てみると、レーサー名の横に「A1」「A2」「B1」「B2」と記されているが、これはレーサーの成績を反映したランクである。A1>A2>B1>B2の順となっているので、そのレーサーの実力を知るひとつの基準にしてみるといいだろう。また、「期別」と書かれた欄があるが、これは数字の小さい方がベテランということになる。マシンの成績も大切ボートーレースならではなのが、レーサーとマシンの相性だ。特に、モーターはレースに大きく影響する。レーサーは自分でモーターを整備することができ、そのモーターの成績も出走表で知ることができる。出走表に記されたモーターの勝率は、数字が大きいほど今までの成績がいいということになる。レーサーの体重にも注目同じモーターで軽いものと重たいものを動かす時、軽いものの方が早く動かすことができるのと同じように、レーサーの体重も軽い方が有利といえる。男性の場合は50kg以上、女性の場合は47kg以上と定められており、もしその体重に達しない場合は、重りを背負わなければならない。ちなみに上には制限がない。ただ、波が立っているような場合には、重たいレーサーの方が安定するということもある。インコースの1番が有利だが、状況次第では異なる周回するボートレースは、基本的に距離の短い内側(1番)が有利と言われている。ファンファーレとともに待機している「ピット」から一斉に飛び出していく。これがピットアウトである。レーサーは有利な内側や自分の得意なスタートコースを狙って駆け引きを行う。ボートにはブレーキがついていないため、同じ場所にとどまることができない。外側のボートが全速で有利といわれているインコースに無理に入ろうとすると、ボートが進み続けて助走距離が短くなるため、逆に不利になってしまうことがある。どのタイミングでコースを取るか、攻防はスタート前の待機行動から始まっているので、レース観戦におけるひとつの見どころとして注目したい。このほかにもいろいろとポイントはあるが、初めてレースを楽しむという人は、まずは上記のようなポイントを考慮してみるといいだろう。とはいえ、「単純に好きな色や数字で選んでもOKです。同郷のレーサーがいればその人でも。もちろん、レーサーがイケメンだからでも! 選ぶといっても6つの中から、そして100円からなので、気軽にチャレンジできるのもボートレースの魅力です」と高尾さんは言う。
○イケメンレーサーの悩みはダイエット?
話の中で「イケメン」という言葉がよく出てきたが、16歳からレースに出場できるレーサーの中には、実際、イケメンも多いという。そして、興味深いことにレースは男女が同じステージで戦うことになる。トークショーでは、そんなレーサーたちの本音に迫ってみた。100期A1級の和田兼輔選手(1986年生まれ)とボートレースの出合いは、ファンサービスとしてレース場で実施されていた、レーサーと一緒に乗艇する体験だったという。実際に乗艇したところ、「ボートに乗って80km/hで走る感覚を味わってみたい」と思うようになり、同時に「それが仕事になるんだったらこんなに楽しいことはない!」と感じたそうだ。ボートレーサーの平均年収は1,600万円と言われており、レースの次の日にも勝った分だけお金が口座に振り込まれるという。「レーサーの成績は通帳を見れば分かると言ってもいいくらい。頑張れば頑張った分だけ返ってくるので、モチベーションアップにつながる」と、和田選手はいう。ボートレーサーは現在、全国に約1,600人いるが、その1割強は女性レーサーである。小さい頃、父親に連れて行ってもらったボートレース場で女性レーサーを目にし、「女性もこんな風に走れるんだ、かっこいいなぁ〜」という憧れを抱いたというのは、101期B2級の前田梓選手(1988年生まれ)。和田選手から見るとおっとりしているという性格の前田選手だが、いざレースという場に立てば、キレのいいターンで男性レーサーを圧倒することもある。「レース期間中はレースに集中するけれど、一旦レースから離れると、買い物をしたり友達と遊びに行ったりと、気持ちの切り替えはできる方。その意味では、一般的な同世代の女性たちとあまり変わらないと思います」(前田選手)。一方、和田選手は、家にいる時もレースのことを考えてしまうそう。「特に成績の良くない時は、ついイライラしてしまう。そうした意味で、オンとオフをうまく切り分けられるといいんですが……」という。レーサーにとって欠かせないのが体調管理だが、中でも一番悩むのが体重だそう。「自分の好きなものを、おなかいっぱい食べることができないのがネック。どこかで『今日はこんなに食べたから、ちゃんとダイエットしないと』と思ってしまう。特に、同じコンディションを保つために、レース期間中は朝・昼を食べず、夜も白米を抜いて魚や野菜だけということもある」と和田選手。一方、女性はちょっと事情が違うよう。「女性は男性と違い、体重が軽すぎるという人が多い。そうなるとレースでは重りを背負わないといけなくなるので、普段から食べるようにしているのですが、胃がもたれてしまうこともあるので大変です」と、前田選手は語ってくれた。レースという華やかな舞台で活躍しているレーサーだが、こうして接してみると、普通の人たちと変わらない一面もあることが分かった。ボートレースファンの中には、「そのレーサーの成長を見守る楽しみがある」という人もいる。実際、レーサーはレース前のピットから客の顔が見えるらしく、それが励みになることもあるそうだ。お気に入りのレーサーを見つけてみるのも、ボートレース観戦が楽しくなるポイントかもしれない。
○体感速度100km/hの世界イベントの最後は、いよいよボートレース観戦へ。場内には無料の観覧席もあるが、カップルや女性同士でゆっくり楽しみたいなら、水面全体を見渡せる屋内型の有料観覧席(2,000円〜)がオススメだ。各席にはタッチパネル式のモニターが設置されており、ソフトドリンクも飲み放題となっている。また、レース観戦とともに味わいたいのが同施設ならではのグルメだ。中でも一番の人気は、40年以上前から変わらぬ味で愛されている「多幸焼(たこうやき)」。中には、エビ・コンニャク・卵が入っており、ダシの利いたふわとろをホクホクしながら食べるのがいい。味は醤油とソースから選べ、6個入って100円という手軽さも魅力的である。舟券を購入するには、まず、マークシート式の「投票カード」に記入をする。もしカードの記入方法が分からなければ、窓口のスタッフが丁寧に教えてくれる。舟券の買い方は1位だけを予想する単勝や、1〜3位を順位通り予想する3連単(1,2位の予想は2連単)、1〜3位にくるものを予想する3連複(1,2位の予想は2連複)があるが、高尾さんは「初めてなら、まずは2連単を」とのこと。高尾さんに予想の仕方を教えてもらったが、いろいろ悩んだ結果、選手表を参考にして選んだレーサーを1位に、2位には同郷のレーサーを選ぶことにした。こうした楽しみ方ができるのも、100円からという手軽さがあってのことだ。しばらくすると、レースを告げるファンファーレが場内に響き渡った。暮れ行く空を映した水面は、ちょっとロマンチックでもある。レースの前には、好ポジションのインコースを狙うレーサー同士の駆け引きも。加速されたボートが横一列でスタートラインを通過すると、カーブでは水しぶきが激しく打ち上がる。ボートは1分50秒程度でコースを3周する。速度は80km/hにも達するが、体感速度は100km/hとのこと。「水上の格闘技」とも表現される通り、最高速度の中でどうターンを決めるかは見ていて興味深い。レースである以上、自分が予想したレーサーの勝敗はテンションに大きく関係するが、手に汗握る熱戦は、ただ見ているだけでも楽しいもの。「ボートレースってそんなに難しくないんだな」と思われた方、是非一度体験していただきたい。「もうちょっとボートレースについて知りたい!」という人は、「ボートレースでHAPPYに!」をテーマにした「HAPPY BOAT CLUB」で新しい魅力を発見してみるのもいいかも!?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131111-00000038-mycomj-life

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