2013年11月11日月曜日

「勝率100%じゃんけんロボット」「ネイルロボット」……国際ロボット展

SF映画に出てもいいようなシナリオです。
脳波の解析によるものであればもっと凄いが、目力の勝負となると、今でも機械が勝っている部分は多いにあります。
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 6日(水)から9日(土)まで、国際展示場にて「iREX 2013(2013 国際ロボット展)」が開催された。他の写真を見る 同展示会は2年に1度開催されるロボットトレードショーで、今回は20回目。産業用ロボットや生活支援ロボットのほか、大学の研究室などがその成果を紹介するコーナーも用意されていた。 この手の展示会の来場者はビジネスマンが主体になることが多いが、土曜日の9日は親子で来場している人も多く見受けられ、普段見ることができないロボットの動きに驚きの声をあげるシーンも多く見られた。 デモンストレーションで人だかりができていたもののひとつが、東京大学 石川・奥研究室の「勝率100%じゃんけんロボット」だ。人間がじゃんけんの手を出すと、ロボットが瞬時にそれを認識し勝つ手を出す。ロボットは高速ビジョンにより、1ミリ秒ごとに人間の手を認識している。人間が手を形にして出し終わるまでにかかるのは60ms。ロボットは、形状を認識してから20msで出し終わる。「後だし」という言葉があるが、このロボットの場合は「先出し」にあたる。つまり説明員によると「人間の手がまだ開ききってないうちに、ある程度このへんになったらチョキだろうと認識する」ということ。この速さの違いに人間は気づくことがない。 ロボットハンドは、10年前に短時間で高出力なモーター部分から開発をはじめているが、"じゃんけん"は一例にすぎない。カメラと高速なモーターを工場に応用するなどが考えられている。 また、東京理機工業の産業用ロボットによるネイルアートのデモも注目を集めていたもののひとつで、子供たちがガラスケースを食い入るように見つめていた。実際にプロのネイリストが用いる道具を使い、ロボットが塗る・乾かすという動作を行いながらネイルチップにアートを仕上げていく。 海外企業の展示も目をひいた。ForceDimension社の力覚デバイスは、コンピュータに表示された3次元の図形に、あたかも直接触れているかのような触感を味わえるもの。立体図形を起こす、倒す、デコボコの表面に触れるなどといったデモでは、リアルな触感が体験者を驚かせていた。NTTドコモの「触力覚メディア」、NHK技研の「触るテレビ」も似たようなものと言えるかも知れない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131110-00000005-rbb-sci

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