問題は物理的なカードをいかに減らすかにあるでしょう。これ以上ややこしいデバイスはゴメンだね。どんなバグが潜んでいるか、どんなけキュリティホールがあるか分からいないし、また絶対あります。
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CNET Japan 11月16日 11時33分配信 はんだ付けステーションや磁気カードの読み取りテスト用機器を備えたサンフランシスコの小さなオフィスで、7人からなるCoinのチームは、制限のないクレジットカードの最終試作品を完成させようと精力的に取り組んでいる。といっても、いくらでも際限なく買い物ができるカードというわけではない。標準的なプラスチックの決済用カードと同じくらい薄型で、クレジットカード、デビットカード、ギフトカードを何枚もまとめて動的磁気ストライプに格納できるデバイスだ。 Coinのチームは米国時間11月14日、5万ドルを調達するクラウドファンディングキャンペーンの一環として事前予約受付用のウェブサイトを開設した。Coinは完成品のブラックのカードを50ドルで提供する。「われわれはこれを『Midnight』と呼んでいる」と、ベンチャーキャピタルのY Combinatorが出資する新興企業Coinの創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるKanishk Parashar氏は述べた。資金調達ラウンドの後、このデバイスは100ドルで販売される。提供時期は2014年夏になる予定だ。 Coinを利用する場合、店舗側では何もする必要がない。ユーザーの方は、Coinの「iOS」または「Android」向けコンパニオンアプリにカードを読み込ませておくだけだ。Coinの読み取り器をスマートフォンのヘッドホンジャックに差してカードを読み取らせ、さらにカードを撮影して情報を照合させる。後は必要に応じてオンとオフを切り替えればいい。Coinを使って支払いをする際は、本体のボタンを押してオンにし、小さな長方形の画面を見ながら希望するカードに切り替える。これで一般的なカードと同じように読み取り器をくぐらせることができる。 Coinアプリに格納できるカードの枚数は無制限だが、Coinのデバイス本体と同期してすぐに使えるのは最大8枚だ。Coinとのカードの出し入れは、元のカードがなくてもBluetooth Low Energy(低消費電力版Bluetooth)接続により、外出先でも数秒で行える。 セキュリティの面では、サーバとモバイルアプリの両方とさらにCoinのカード本体で128ビットおよび256ビットの暗号を使用している。またこのアプリには、Coin本体を置き忘れるとスマートフォンに通知してくれる機能もある。設定された時間にわたってスマートフォンと通信できないと、Coinは自らを無効にする。 Coinは、現状を打破しようとするSquareなどの企業と、今なおATMとVISAやMasterCardが支配する、紙やプラスチックの世界との間に入り込みたいと考えている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131116-35040033-cnetj-sci
2013年11月18日月曜日
複数のクレジットカードを1枚に--新デバイス「Coin」、予約受付を開始
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