「Diagram Designer」は、フローチャートやUMLモデルの作図に適したシンプルなドローソフト。Windows 98/Me/2000/XP/Vista/7/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
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本ソフトは、ドラッグ&ドロップで簡単にフローチャートが作図できるベクターグラフィックツール。利用するには、まず画面右側にあるテンプレートパレットから図形やコネクター(線)をドラッグ&ドロップで追加していく。画像ファイルをドラッグ&ドロップして追加してもよい。レイヤーは背景を含めて4つまで利用可能で、ドキュメント右下にあるタブで切り替えることができる。
図形・画像の位置や大きさは、ドラッグ操作で調整が可能。あとは図形同士をコネクターで繋いでいけば、それらしいフローチャートができあがるはずだ。このとき、図形の赤い"×"印をコネクターで繋ぐようにすると、あとから図形を移動・変形してもコネクターがそれに自動で追従してくれる。
さらに、図形にはテキストを追加することも可能。図形をダブルクリックするとテキストの編集ダイアログが現れ、太字や下線、フォントの色、大きさなどといった書式付きでテキストが入力できるようになる。ただし、"\"Meiryo""などといった装飾コードを挿入して、明示的に日本語対応のフォントを指定しておかないと文字化けを起こしてしまうので注意しよう。[図表]-[標準フォント]メニューで、ドキュメント既定のフォントを日本語対応フォントに変えておいてもよい。
作成したドキュメントは、本ソフトの独自形式(*.ddd)で保存が可能。エクスポートは、BMP/GIF/JPEG/PNG/EMF/MNG/ICO/CUR/WMF/PCX形式に対応している。
そのほかにも、テンプレートパレットにはソフトのGUIデザインのためのテンプレートや、UMLモデルを作図するためのテンプレートなどが用意されている。さらに、作者サイトで公開されている追加のテンプレートをインストールすれば、電子回路やWebデザインの設計を行うことも可能。ユーザーが編集中のレイヤーをテンプレートとして保存し、使い回すこともできる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140605-00000097-impress-sci
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