全部買うにはおかねがかかりすぎるし、どれ一つに絞りこむのも至難の技です。
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●ソニー「α7S」、パナソニック「LUMIX GH4」、富士フイルム「X-T1」
○4K対応や超感度ISO40万、クラシックデザインなどお勧めデジイチ
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スマホからのステップアップユーザーに人気のミラーレス一眼だが、35mmフルサイズセンサーや4K動画撮影機能など最先端の技術が一般ユーザーの手に届くようになり、ミドル市場の買い替え・買い増しも進んでいる。心ゆくまで作品づくりを楽しめる中級機からハイエンド機まで、この夏イチオシの個性的なミラーレス&デジタル一眼レフカメラを紹介する。
○ソニー「α7S」
○拡張IS0409600! ケタ違いの超感度で世界が変わる
6月20日に発売された「α7S」は、ミラーレス一眼カメラとして初めて35mmフルサイズセンサーを搭載したα7シリーズにおいて、高感度撮影と4K動画撮影(要オプション)に対応したモデルだ。静止画・動画ともに常用でISO102400、拡張でISO409600の驚異的な超高感度を実現しており、暗所撮影ではケタ違いの性能を味わえるだろう。高速連写した4枚の画像を合成し、ノイズ低減効果が得られる「マルチショットNR」機能も搭載し、従来にない作品づくりに挑戦できる。4K動画の記録には外付けSSDレコーダーが別途必要だが、フルサイズセンサーの全域を使い、画素加算することなく4K動画を出力できるのも大きな魅力だ。
○パナソニック「LUMIX GH4」
○高精細4K映像作品が撮れるミラーレス一眼
パナソニックが4月に発売した「LUMIX GH4」は、ミラーレス一眼として初めて4K動画撮影に対応したカメラだ。フルHDの4倍の精細な映像は、背景の細部までがくっきり見えて遠近感、立体感が増し、臨場感にあふれる。4K解像度での動画記録は、テレビで採用の多い3,840×2,160ドットと、4,096×2,160ドットの「シネマ4K」を選択することができる。また、4K動画から800万画素の静止画を切り出し、決定的瞬間を写真として残せるのも本製品ならではの機能だ。レンズキットには「LUMIX G VARIO 14-140mm /F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S.」が付属する。
○富士フイルム「X-T1」
○メカニカルな操作感とフィルムを選ぶ感覚が楽しい
メカニカルな操作感を楽しみたい人にお勧めなのが、ミラーレス一眼の「X-T1」だ。ISO感度、シャッタースピード、露出補正のほか、測光モード、ドライブモードの設定もダイヤル化して天面に配置し、カメラを操る楽しさを提供する。同社ならではのユニークな機能「フィルムシミュレーション」も銀塩時代を思い出させる。鮮やかな「Velvia」、肌色の再現性にこだわった「ASTIA」、プロ用カラーネガフィルムをベースにしたポートレートモードなど、銀塩時代にプロが被写体や表現に応じてフィルムを変えたように、自分の感性で色再現性や階調表現を自由に変えられる。
●ニコン「Df」、キヤノン「EOS 70D」、オリンパス「OM-D E-M10」
○ニコン「Df」
○古き良き銀塩時代と最新テクノロジーの融合
ニコン「Df」は、70年代のマニュアルフォーカスカメラをオマージュしたメカニカルなボディが男心をくすぐるデジタル一眼レフカメラだ。上部の金属製ダイヤルにISO感度、シャッタースピード、露出補正の設定が割り当てられ、アナログ的な楽しさと安心感を与えてくれる。スマホによるリモート撮影が全盛の中で、シャッターボタン直付けのケーブルレリーズが使えるのも心憎い。見た目だけではない。有効1625万画素の「ニコンFXフォーマットCMOSセンサー」、画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載するなど基本性能も充実。往年のニコンファンには垂涎の一台だ。
○キヤノン「EOS 70D」
○ライブビューでもシャッターチャンスを逃さない一眼レフ
「EOS 70D」はAPS-CサイズのCMOSセンサーを搭載した中級者向けのデジタル一眼レフカメラだ。「デュアルピクセルCMOS AF」により液晶モニターを使ったライブビュー撮影のAF速度を大きく改善。バリアングル液晶を使ったハイアングル・ローアングル撮影がより実用的になった。タッチ対応液晶の採用により、タッチ操作で撮影モードを選択したり、ピント合わせ・シャッターが切れるようになったことも大きな進化だ。もちろん、光学ファインダーを使った、子どもやペットなど動く被写体の撮影にも向いている。
○オリンパス「OM-D E-M10」
○日常を作品にする小型軽量ミラーレス、蛍の飛翔も撮れる!
オリンパスのミラーレス一眼上位シリーズ「OM-D」。電子ビューファインダーと2つのダイヤルコントロールで、一眼ならではのマニュアル撮影を楽しめる。最新モデルのE-M10は、小型軽量化して機動性を高めたことが特徴だ。キットレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」に沈胴式の設計を採用しており、同レンズ装着時で最厚部63.9mmの薄さを実現した。また、OM-Dシリーズとして初めてストロボを内蔵している。独自のバルブ機能により、蛍の光跡や、明るい建物と星の軌跡を同時にとらえた写真を撮影できるのも面白い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140629-00000028-mycomj-sci
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