一見誰でもできそうなネタですが、内容をよく読むと、ハードルはとても高いように思います。
一方年間アクセス数100万件越えのホームページを作れなくても、小遣い程度の稼ぎは不可能ではないようにも思います。
お金にそれほど困らない人によっては、むしろ人生を楽しむきっかけになるのは重要です。
シニア人材の活用が課題となる中、インターネットを使い収入を得る人が増えている。道楽で始めたカメラで「年1回海外旅行ができる程度」の小遣いを得る男性と、音楽活動を続けながら空き時間でテープ起こしを始めた女性に話を聞いた。年頭に当たり、シニアライフの設計の参考にしては-。(寺田理恵)
◆技術より好奇心
再就職先の大手建設会社を平成24年3月に退職した元海上保安官の東京都青梅市の和田義男さん(66)は、フリーのデジタル写真家を名乗る。収入の柱は年金。撮影した写真が教科書などに掲載されたほか、DVDにまとめてホームページ(HP)で販売したり、放送番組や出版社に安価な使用料で提供したりしてささやかな収入を得る。
撮影を始めたのは50歳頃。その後、HPを立ち上げて海外旅行先の感動シーンをアップしていたが、兵庫県姫路市で締め込み姿の男衆が神輿(みこし)をぶつけ合う「灘のけんか祭り」を見て、心を揺さぶられた。
「神輿の下敷きになって死んでも名誉の戦死扱い。ふんどし一丁で大騒ぎする祭りは日本にしかない」と、各地の知られざる裸祭りを夢中で撮り続けた。HPは個人の利用なら高画質でダウンロード自由な点が人気を呼び、13年間でアクセス数2300万件を突破。特に裸祭りは好評で、約2年前に始めたフェイスブックでは外国人に人気が高く、交流のきっかけとなっている。
17年から撮り始めた鉄砲洲稲荷神社(東京都中央区)の新春恒例行事「寒中水浴大会」は評判を呼び、行事自体が次第に有名になった。最近は、他の行事の主催団体から招かれて旅費の提供を受けたり、講演を行ったりすることもある。「仲間が増え、社会貢献にもなる」
撮影のコツは技術より好奇心。ときにはテレビ局のカメラマンと一緒にずぶぬれになったり、氷点下の寒さの中、長時間場所取りをしたりして被写体に接近し、フルオートでシャッターを押し続ける。「働いていたときより大変だが、忙しくて時間がいくらあっても足りない」と充実した毎日だ。
◆年齢問わず実力勝負
横浜市戸塚区の女性(57)はネット上で不特定多数の人材を募って仕事を発注する「クラウドワークス」(東京都渋谷区)のサービスに登録し、昨年11月からテープ起こしの受注を始めた。夫が単身赴任して空いた時間を活用し、月約3万円の収入になった。
かつては音楽家として関西中心に各地のホールやホテルなどでピアノ伴奏をしていたが、約6年前に横浜に転居後、演奏の仕事が減った。現在は編曲の仕事を年7~10曲のペースで手掛けており、音楽活動を続けながら好きなパソコンを使ってできる働き方を探した。
登録したのは昨年5月頃で、最初はブログ記事執筆の受注回数をこなし、実績をつくった。受注機会を増やすため、丁寧な仕事を心掛け、発注者が評価する技術や質など5項目でいずれも満点を維持。テープ起こしに絞ったのは「知らない分野の専門用語を調べながら起こすのが楽しい」からだ。「音楽の仕事は年を取れば減る。外で働くのも選択肢が限られるので、年齢非表示で実力本位で勝負できるインターネットは欠かせない」と話す。
こうした仕事をマッチングさせるサービスは「クラウドソーシング」と呼ばれ、アプリ開発やロゴデザインなど専門性の高い仕事を受注する人もいる。クラウドワークスのPR担当者によると、50歳以上のシニアの登録者が急増。「新しい楽しみができた」など、無理なく働く様子がうかがえるという。4人に1人が65歳以上の超高齢社会を迎え、シニアの時間の使い方は一層、多様化しそうだ。
■悠々自適 6割
シニアライフは悠々自適か、仕事をするか-。ソニー生命が50~79歳男女1000人を対象に昨年9月実施したインターネット調査によると、「悠々自適がいい」に「近い」「どちらかといえば近い」と答えた人が6割を占めた。しかし、「仕事は欠かせない」に「近い」「どちらかといえば近い」と答えた人も約4割おり、仕事を求める人が一定割合いることが分かった。
現在、職業を持っている人518人に限ると、「仕事は欠かせない」に「近い」「どちらかといえば近い」という人は53%を占め、仕事を続けたいと考える人が過半数となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140108-00000505-san-soci
2014年1月10日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿