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時事通信 1月30日(木)10時10分配信
インターネットバンキング利用者の情報が盗まれて預貯金を勝手に送金される被害が、2013年は約14億600万円に上ったことが30日、警察庁のまとめで分かった。統計を始めた11年の約3億800万円、12年の約4800万円を大幅に上回った。被害者の居住地は47都道府県に広がり、金融機関は32銀行に増えた。発生件数を月別で見ると、6月から急増して高止まりしている。
被害に遭った口座は1315件で、96%が個人名義。コンピューターがウイルスに感染し、取引に使うIDやパスワードを盗まれる手口が大半を占めた。11月以降は、銀行のホームページに似せたサイトに電子メールで誘導し、情報を入力させる手口も多発している。
警察が調べたところ、不正送金された預貯金の5割が現金自動預払機(ATM)で引き出され、2割はウクライナやロシアなど国外に送られた。
国外送金には延べ294人が関与し、うち194人は日本人だった。求人を装ったメールに従い、犯罪に加担したケースが目立つという。引き出し役など68人が検挙されたが、首謀者は逮捕されていない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140130-00000039-jij-soci
ネット銀不正被害14億円超…中国人ら暗躍か
読売新聞 1月30日(木)10時53分配信
インターネットバンキング利用者のパスワードなどが盗まれ、預金を別口座に不正送金される被害が昨年、総額14億600万円に上ったことが30日、警察庁のまとめでわかった。過去最悪だった2011年の3億800万円の4倍を超えており、都銀や地銀、ネット専門銀行など32金融機関で計1315口座が被害を受けた。背景には手口の巧妙化、多様化があるとみられる。
昨年1~10月は、利用者のパソコンをウイルスに感染させて、IDやパスワードを盗み取る手口ばかりだったが、11月以降は、金融機関を装ったメールを利用者に送りつけ、添付したアドレスで偽サイトに接続させた後にIDなどを盗み取る手口も確認された。
不正送金先の口座からは、「出し子」と呼ばれる犯人グループのメンバーが被害資金を引き出したケースが全体の半数以上の741件。全国の警察は昨年、34事件で68人を詐欺容疑などで摘発したが、65人は「出し子」などの末端メンバーで、利用者のパソコンをウイルス感染させた首謀者らは摘発されていない。
摘発者のうち59人(86・8%)は中国人。中国語で現金引き出しなどの指示を受けており、警察庁は、背後で中国人グループが暗躍しているとみている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140130-00000371-yom-soci
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