2014年5月21日水曜日

Microsoft、9.1ミリ厚/800グラムの12型Windowsタブレット「Surface Pro 3」発表

確かにこれでは、デスクトップの仕様もカバーでき、室内と、屋外での使用は両立します。
特にまだマイPCやタップレッドを持っていない人で、大きめなデバイスを持ち歩くには抵抗のない人には、一番のお勧めです。
格好だけのマックより遥かに賢明な選択肢てす。
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米Microsoftは5月20日(現地時間)、12型Windowsタブレット「Surface Pro 3」を発表した。米国では翌日(現地時間21日)から予約受付を開始する。米国とカナダでは先行して6月20日に発売し、日本を含む世界26地域では8月末までに発売する予定だ。価格はCore i3搭載モデルで799ドルから。

【その他の画像や価格表】

 Surface Pro 3は同社初の12型Windowsタブレット。既存のタブレット製品に対するフィードバックを受け、ノートPCとタブレットの2台を持つことなく、これ1台で完結できること、また紙のノートを代替することに注力し、画面サイズから見直して新設計した。前モデルの「Surface Pro 2」は画面サイズが10.6型だったが、画面サイズを大きくしながら、大幅に薄型化・軽量化している。

 厚さは9.1ミリ、重さは約800グラムを実現した(Surface Pro 2は13.5ミリ厚、約907グラムだった)。本体サイズは201.4(幅)×292.1(高さ)×9.1(奥行き)ミリだ。背面のキックスタンドはSurface Pro 2で2段階にチルト角度を調整できたが、Surface Pro 3では画面を立てた状態から150度まで柔軟な角度調整に対応した。ボディの素材はマグネシウム合金を用いている。

 CPUは第4世代CoreのCore i3/i5/i7を採用。同社のファクトシートによると、Core i5はCore i5-4300U(1.6GHz/最大2.9GHz)を搭載する。薄型軽量ボディに第4世代Coreを搭載するため、30%効率化したファンの冷却機構を新開発した。メモリは4Gバイトもしくは8Gバイト(LPDDR3/デュアルチャンネル)、ストレージは64G/128G/256G/512Gバイトから選択可能だ。プリインストールOSは64ビット版のWindows 8.1 Pro。

 液晶ディスプレイは1920×1080ドット表示の10.6型ワイド(アスペクト比16:9)から、2160×1440ピクセル表示の12型ワイド(アスペクト比3:2)に進化し、画面サイズと解像度を高めた。画素密度も約208ppiから約216ppiに向上している。さらに、カラーキャリブレーションを実施して工場出荷することで、色温度(白色点)の精度を上げ、発色とコントラストも強化したという。

 液晶ディスプレイは従来同様マルチタッチに対応するほか、筆圧対応(256レベル)のデジタイザスタイラスによるペン入力も行える。デジタイザスタイラスは新デザインのペンを採用したことに加えて、感度を向上し、ペン先と画面表示の視差を低減した。

 12型でアスペクト比3:2の画面は、紙のノートのサイズに近いため、Surface Pro 2が採用していた10.6型で16:9の画面に比べて、OneNoteなどが使いやすくなった。こうした紙の代替利用を重視し、画面サイズとアスペクト比を変更したという。

 ペンとOneNoteの連携機能も追加した。ペン先をクリックすると、スリープから復帰してOneNoteが起動するため、ペンを画面に押し当てることで、紙のノートのような感覚でデジタルメモを手軽にとれる。また、範囲選択してペンをダブルクリックすると、その部分を静止画キャプチャしてOneNoteに送ることも可能だ。

 通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/acの無線LAN、Bluetooth 4.0を標準搭載。側面にはmicroSDメモリーカードスロット、フルサイズのUSB 3.0、Mini DisplayPort出力、カバーポート、ACアダプタ接続用のDC入力、音声入出力を備えている。また、500万画素で1080p動画撮影に対応したアウトカメラとインカメラ、前面ステレオスピーカー(Dolby Audio対応)、マイクを装備。加速度、ジャイロ、電子コンパス、照度の各種センサーも内蔵する。

 バッテリー駆動時間は従来から10%延長し、Webブラウズ時の公称値で約9時間としている(日本で販売されるPCが採用するJEITA測定法のバッテリー駆動時間ではない)。

●Type Coverは薄型化しながら使い勝手を向上

 純正アクセサリとしては、専用のキーボードカバーやドッキングステーション、有線LANアダプタなどを用意した。

 押下できるハードウェアキーボードを搭載したキーボードカバーの「Type Cover」はさらに薄くなり、Surface Pro 2で小さかったタッチパッドを68%大型化し、指の滑りをよくすることで使い勝手が改善した。

 マグネットで着脱できる点は従来同様だが、Type Coverのヒンジが2段階に可動する新構造になり、カバー奥の面をSurface Pro 3の画面下フレームに吸着させることで、膝の上など不安定な場所でも安定して使えるという。この状態ではType Coverの後部が少し持ち上がり、キーボードに緩やかな傾斜がつく。

 ドッキングステーションは4K対応のMini DisplayPort出力や3基のUSB 3.0、2基のUSB 2.0、1000BASE-Tの有線LANなどのインタフェースを搭載している。

 なお、現時点で従来モデルに用意されていたタッチセンサーキーボード搭載の薄型軽量キーボードカバー「Touch Cover」は、アナウンスされていない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140521-00000001-zdn_pc-sci

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