2014年3月13日木曜日

NEX-7の後継「α6000」登場! 「α7」と比較してみた!!

ソニーらしいですね。
次から次へとAPS-Cの機種を出しています。
値段は確かに魅力的です。
既にαマウントのレンズをお持ちの方なら、考えてみたい一品ですね。

 今日12日に、ソニーからミラーレス一眼カメラ「α6000」(ILCE-6000)が発表された。3月14日発売予定で、ボディーのみの予想実売価格は6万8000円前後。同シリーズのフラッグシップモデル「α7」に続くミドルレンジモデルに相当する。

 今回、製品版前のベータ機を入手できたので、まずは写真で紹介していく。また、次ページでは昨年発売され話題となった35mmフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼「α7」(α7R)との比較もしてみた。

APS-C最上位機種ながらコンパクトサイズのソニー「α6000」

 従来の「NEX-6」と「NEX-7」の後継にあたるα6000。APS-Cセンサー搭載機では最上位モデルとなる。撮像素子に有効2430万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、画像処理エンジンには最新の「BIONZ X」を採用。感度は最大でISO 25600まで設定可能だ。

 センサー解像度自体はNEX-7と同等だが、隣接する画素間のすき間を目立たなくする「ギャップオンチップレンズ」を搭載する新センサーとなっている。像面位相差センサーによるAFもさらに高速化し、APS-Cセンサー搭載のデジタル一眼カメラとしては世界最速となる0.06秒の合焦が可能とのことだ。

 撮像素子に位相差検出センサーを組み込んだ「ファストハイブリッドAF」でセンサー数はNEX-6の99点から179点へと増え、より緻密に写る範囲の多くをカバーできる。AFを動作させて追従した状態でも秒間11コマの連写が可能だ。

 加えて、被写体に合わせてシングルAFとコンテニュアスAFを自動で切り替える新しいAFモードも搭載する。

 背面にはチルト式の液晶モニターとEVFを搭載。EVFには有機ELパネルを採用し、非球面レンズ4枚を使用することで高視野角な映像を確認できる。

 無線LANとNFCに対応し、スマホとの連携がしやすいのもポイント。カメラ本体に直接プログラムをダウンロードすることで撮影機能を拡張できる「PlayMemories Camera Apps」に対応しており、最新の特殊撮影効果を追加できるのも魅力だ。

α7とα6000を比較してみた

 撮像素子が異なる以外、基本スペックは共通点が多いα7とα6000。今回は両機種の画質以外の部分を比較する。

 まずはスペックを比較してみよう。

 撮像素子以外で大きな違いは連写速度。α7は速度優先連続撮影時で秒間5コマなのに対して、α6000はAF追従で秒間11コマまでの撮影が可能。重量もα6000はα7より100g以上軽く、価格についても半分以下だ。

 なお、α6000は16-50mmの電動ズームレンズが付属する「パワーズームレンズキット」(予想実売価格8万3000円前後)と、上記の電動ズームレンズに加えて、55-210mmの中望遠レンズが付属する「ダブルズームレンズキット」(同10万8000円前後)の2つのレンズキットを用意する。α7のレンズキットは28-70mmのレンズが付属するもの(実売価格18万円前後)のみとなり、フルサイズ対応のEマウントレンズ自体がまだ少ない。

 マウントアダプターを使えばAマウント用のフルサイズレンズを装着できるが、マウントアダプターの分サイズや重量が大きくなる。このように、現状はα6000のほうがレンズの取り回しも便利だ。

 続いて外観を比べてみる。なお、外観はα7のローパスフィルターレスモデルとなる「α7R」と比較している。

 画質においてはやはりフルサイズ素子を採用するカメラのほうが有利だが、やはり本体サイズを気にする人が多い。常に本気の撮影に望むのではなく、旅行や家庭のイベントなどに使用しつつも、ある程度はカメラに、画質にこだわりたい人にとってはα7よりもいい選択肢になりそうだ。

http://ascii.jp/elem/000/000/866/866444/

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