2014年3月7日金曜日

密輸:覚醒剤など500キロ末端価格350億円 5人逮捕

問題は検挙されたのは氷山の一角ではないかという疑問です。

麻薬や社会にとっていいこと一つもありません。

毎日新聞 2014年03月07日 13時41分(最終更新 03月07日 13時58分)

 ◇福岡、神奈川県警などが覚せい剤取締法違反容疑で

 大量の覚醒剤とコカインが石の内部に隠されてメキシコから博多港(福岡市)や横浜港に密輸された事件で、福岡、神奈川県警などは7日、鹿児島市山之口町、輸入業、下栗利久容疑者(49)ら日本人2人とメキシコ人1人、ペルー人2人の計5人を覚せい剤取締法違反(営利目的所持)容疑で逮捕したと発表した。

 石を押収して調べているが、捜査関係者によると、覚醒剤などは合わせて約500キロ(末端価格約350億円)に上ると推定されるという。

 他に逮捕されたのは、鹿児島市鴨池新町、石材業、桑畑和郎(52)、メキシコ国籍の自称牧場経営、オルティス・ロペス・ダニエル(39)の両容疑者と、いずれもペルー国籍で相模原市、無職、チャウアラ・カナシロ・ロベルト・カルロス(44)、東京都武蔵村山市、自称食品製造作業員、サンチェス・リオス・ウゴ・ホセ(51)の両容疑者。

 福岡、神奈川県警によると、覚醒剤などが隠された石は、博多港と横浜港の2ルートからコンテナで密輸され、神奈川県内に運ばれた。逮捕容疑は、博多港ルートで運ばれた覚醒剤を、下栗、桑畑両容疑者が1月20日〜2月21日ごろの間に鹿児島県曽於市大隅町内で、他の3容疑者は2月23日ごろ相模原市の路上で、それぞれ所持していたとしている。

 両県警によると、いずれも容疑を否認している。博多港の石は1辺2メートル前後の直方体で約19トン。メキシコから韓国を経由して1月9日に陸揚げされ、1月20日に桑畑容疑者が管理する鹿児島県曽於市の敷地に運ばれた。その後、フェリーと陸路で相模原市内の貸倉庫に移された。また、1月2日にも横浜港に密輸されており、神奈川県内の空き地に運び込まれていた。

 税関当局がX線検査で確認した後、麻薬特例法に基づくコントロールド・デリバリー(泳がせ捜査)で監視していた。
http://mainichi.jp/select/news/20140307k0000e040198000c.html

0 件のコメント:

コメントを投稿