2014年3月7日金曜日

髪切り ひげそり「おわび」 新垣氏に反論も 佐村河内氏会見

何と言っても人を騙す行為は許せません。

聴覚障害を利用して楽曲を売ろうとしたとの疑惑には「真実ではない。。。」というならば、何について謝罪だろうか。

ゴーストライターを使うことですか?それなら、名作家にも一杯いるけど、作曲ならそう単純じゃないから、自分の「アイディア」としてどれだけのオリジナリティがあるかはあいまいかもしれません。

 別人作曲問題で七日に東京都内で会見に臨んだ佐村河内(さむらごうち)守さん(50)は、トレードマークの肩まで掛かる長髪をばっさりと切り、ひげをそってサングラスも外していた。つえを使うこともなく、しっかりした足取りで壇上に上がると「本当に申し訳ありませんでした」と、深々と頭を下げた。神妙な面持ちで謝罪の言葉を選ぶようにしぼり出したが、疑惑を告発した新垣(にいがき)隆さん(43)に強く反論する場面もあった。 
 カメラのフラッシュに包まれ、一人で登場した佐村河内さんは、用意した紙に目を落とし謝罪先を一つ一つ挙げる。音楽を聴いた人、演奏会に来た人、レコード会社、出版社、NHK、民報各局、新聞・雑誌の各社…。そのたびに「深くおわびします」「謝罪したいと思っています」と繰り返した。
 謝罪の相手は佐村河内さんの名前で作られた曲をソチ五輪で使った高橋大輔選手に。そして、佐村河内さんの曲で勇気づけられていたと思っていた東日本大震災の被災者へも。「おわび申し上げます」と頭を下げた。
 自らの聴力について、最近の手記で聞き取れることもあったと釈明したことについては「説明しづらいが」と前置きした上で「音声がひずんでしまうので、会話は聞き取れないことがほとんど」と難聴であることに理解を求めた。
 さらに、これまで佐村河内さんの手話通訳をした人たちに“共犯”の疑いが持たれていることにも言及。「私の聴力が回復していること、ゴーストライターがいることは誰にも話していませんでした。これまで通訳をしてもらい、疑われてしまった人にもご迷惑をおかけしました」と話した。
 終始低姿勢の佐村河内さんだったが、新垣さんの発言には気色ばむ一幕も。新垣さんが「もうこんな事はやめましょうと何度も言った」としていることについて、雑誌記事のコピーを示しながら「まったくのうそです」と反論。新垣さんの発言は、最近に一度あっただけとした。週刊誌での新垣さんの発言の一部については名誉毀損(きそん)で訴えることも明らかにした。
 聴覚障害を利用して楽曲を売ろうとしたとの疑惑には「真実ではない。闇に沈もうとする人たちに光を当てたいという考えは天地神明に誓って本物です」と訴えた。
 会見場は二百人以上の報道陣や五十台以上のテレビカメラが詰め掛けて混乱し、会場のホテル側は警備員二人を配置した。

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