eSportsとなると、一般的に身体能力で不利なアジアの人でも同じ土台で対戦できるようになりますね。
しかし、これ(ゲームで賞金稼ぎ)で、ゲーム漬け人口が爆発的に増えなければいいですね。他のスポーツなら、たとえば野球やバドミントン、サッカー等々、アマチュアでXXX漬けでも、少なくとも健康に悪いことは少ないはずです。勿論何事でもやりすぎると、体に悪いのは一緒ですけど。
Engadget 日本版 8月19日(月)9時4分配信
米国市民権・移民業務局 (USCIS) が、PCゲーム「League of Legends」(LoL) の公式大会 League Championship Series (LCS) をプロスポーツとして認定し、出場選手に対しプロアスリートビザを発行することを明らかにしました。
米国政府、PCゲームLeague of Legendsをプロスポーツと認定。外国人選手にアスリートビザを発行
ビデオゲームの技量で勝敗を決する競技、いわゆる eSports において、米国政府が特定のビデオゲームタイトルをプロスポーツとして認定するのは今回が初めて。
ゲーム LoL について簡単に説明すると、3対3もしくは5対5で、仲間と協力して相手の本拠地を破壊する、基本プレイ料金無料のオンライン対戦ゲームです。また LCS は、北米と欧州でそれぞれ数か月に渡るリーグ戦をおこない、シーズン後半の World Championship で世界チャンピオンを決定する大規模なゲーム大会。
米国ではこれまで、数日で終了するゲーム大会であれば、米国外からの参加者はビジネスビザで入国し、賞金を得て帰国することができました。
しかし LCS はシーズン中のほぼ毎週末に試合があるリーグ戦のため、開催国に長期滞在する必要があり、また所属チームからは給与も支払われます。
そのため米国籍でないプロゲーマーが米国のチームに加入し、北米開催の LCS に出場する場合、入国申請などに複雑な手続きが必要で、場合によっては許可が降りないこともありました。
それが今回の認定の結果、今のところ北米開催の LCS に出場する選手限定ではあるものの、 国際的に活躍するアスリート用の P-1A ビザを得て活動できるようになります。これは米国における外国籍のプロゲーマーが、MLB や NBA といったプロスポーツにおける外国人選手と同じ扱いになったことを意味します。
この認定をはじめて利用するのは、米国の Team Coast というプロチームに所属するカナダ国籍のプロゲーマー Danny "Shiphtur" Le 選手になるとのことです。
なお海外の eSports 市場は、ゲーム関連のみならずスポーツ用品メーカーや飲料メーカーがスポンサードするなど年々巨大化し、賞金総額が1億円を超える大会も増えてきました。そのなかでも LCS の賞金は飛び抜けており、現在進行しているシーズン3の賞金総額は800万ドル、日本円で約8億円です。
LA Times も指摘するように、外国人選手たち自身にとってのみならず、国籍による障害なしに世界中のトッププレイヤーを獲得したい米国のチームにとっても、この認定は大きなメリットになると考えられます。
なお LoL は今のところ日本語で表示できませんが、開発元の Riot Games 社は日本市場のパブリッシング・マネージャーを募集しています。今後の対応に期待したいところです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130819-00019272-engadget-sci
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