2013年6月24日月曜日

俳句ブーム到来!? 天才少年に著名人が続々絶賛!

 天才少年であるのは大変素晴らしいが、いじめにあい始めてその才能が発見されたのは実に皮肉なことです。
 しいて言えば、その才能は大変難しい話題であるいじめの経験談か感想(と推測)を詠んだから、一層同情、感動を呼ぶことでしょう。

産経新聞 6月24日(月)15時40分配信
 松尾芭蕉、小林一茶、与謝蕪村…教科書で習った記憶はあれども、誰かの俳句の本を買われたことがあるだろうか。一度も手にしたことがない、という人も多いだろう。

 そんな中、一冊の俳句の本がいま、話題を呼んでいる。その俳人はなんと小学生の小林凜君でタイトルは「ランドセル俳人の五・七・五 いじめられ 行きたし行けぬ 春の雨―11歳、不登校の少年。生きる希望は俳句を詠むこと」だ。

「ブーメラン 返らず 蝶となりにけり」

「ゆっくりと 花びらになる 蝶々かな」

「いじめ受け 土手の蒲公英(たんぽぽ) 一人摘む」

「生まれしを 幸かと聞かれ 春の宵」

 一般的に5千部売れれば上々と言われている俳句の本だが、本書は発売3ヵ月にしてすでに3万部を突破。この異例ともいえるヒットの背景には「ツイッターによる著名人の熱い声援があった」と編集担当者は分析する。

 最初に火をつけたのは成毛眞氏。まず、成毛氏が自身の主催する書評サイト「HONZ」で「素晴らしいリズム感である。驚くべきことに担任も学校も凛くんのこの才能に気づくことはなかったという。それどころか『俳句じゃ食べていけませんので』と嘲ったというのだ。一篇の書評をもって教育制度や、ましては凛くんの学校を糾弾するつもりは毛頭ない。しかし、才能を発掘することも教師にとって重大な仕事であり、それこそが教師の醍醐味であるということは強調しておいてもよいだろう」と紹介した。

 この書評を本人が紹介した成毛氏のツイッターが、またたくまに500リツイートを超えた。歌人の俵万智氏、麻木久仁子などもリツイート。こうした影響もあって、ふだんは俳句など呟くことはなさそうな若い世代も小林君の作品を自分のツイッターで紹介するようになり、古来から続く「五・七・五」と、140文字のツイッターの世界との、不思議なコラボレーションが起きているのだ。著者である小林君のツイッターにも注目が集まっている。「甲羅干し 亀の子並ぶ パラダイス」「昼寝どき 老犬の手の 柔らかき」など、少年のみずみずしい感性をすぐに発表できるのも、このコラボレーションの良いところかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130624-00000564-san-life

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