2013年6月20日木曜日

シャープが世界記録を更新! 効率44.4%の太陽電池

 これは素晴らしい成果ですが、いつも気になるのは、製造するのにどれだけ自然の資源を費やすかです。それによって生まれるエネルギー以上に使われるとやはり意味はありません。しいて言えば、この記事で言うように人工衛星などどうしてもなければいけないところでしか使えないことになります。

ギズモード・ジャパン 6月20日(木)10時57分配信
シャープがやってくれました。

今回、太陽電池セルで世界最高記録の変換効率44.4%を記録、高効率太陽電池の開発ではシャープがトップレベルを独走しています。

このセルは、太陽光をレンズなどで集め、取り出す電流を増やす「集光型太陽電池」を使った記録です。3種類の発電層を使い効率的に電気に変換します。

光を吸収する化合物のレイヤーを重ね、太陽光を効率的に電気に変換し、より多くの光を吸収できるよう電極付近の部材を減らす工夫をしたそうです。

この技術は素晴らしいのですが、家の屋根にしかれるようなソーラー電池として利用されるにはまだまだ時間がかかりそうです。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトの一環として開発されていて、まずは人工衛星などに利用されることになるのかも。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130620-00010002-giz-prod

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