人口別の統計は意味がないでしょう。
しいて言えば、不正に利用されるサービスが一番のいいことのはずです。
スパムメールの手口はどんどん「進化」し、自分の家で、あるいは借りた地元の商業サーバで行うのは少なくなっているはずです。どちらかといえば、セキュリティ管理の弱い国に行って、他人のコンピューターやサーバーを不正に利用する方は圧倒的に多いはずです。
あくまでも推測ですが、どう考えてもすぐばれるようなやり方だと、これだけ増えないように思います。
法人向けセキュリティ・アンド・データプロテクションのソフォスは、2013年10~12月の「スパム送信国ワースト12」を発表した。今回送信数ワースト1位となったのは米国であり、総スパムの14.5%を占めた。米国は2013年全体を通してもワースト1位となった。
[人口あたりスパム配信国ワースト12]
スパム送信の国別動向をソフォスでは四半期ごとに発表しており、ソフォスではこれを“スパンピオンシップ”と揶揄している。送信総数(国別の割合)、人口あたり送信数(米国比)で“ダーティ・ダズン”=ワースト12の国と地域をランキングする。
スパム配信国(送信総数)ワーストランキング10~12月の2位は中国。中国は前回調査時の4.6%から8.2%に倍増し、1位の米国との差は縮小しており、主要なスパム配信国となりつつある。ロシアは前回の12位3.0%から、3位5.5%に増加した。日本は14位。
人口の多い国、ネットが普及している国でスパム配信が増えるのはある意味自然だが、人口あたりのスパム配信を見るとワーストはベラルーシとなる。ワーストランキングは過去のデータと大きな変化はなく、ベラルーシが1位を続けている。今期のベラルーシは米国と比較して10倍以上のスパムを配信していることになる。クウェートはスパム配信数が増加しており、7~9月に7位でランキング入りすると今期は2位にまで上昇した。スパム数1位の米国は人口あたりスパム数だと27位になり、日本は64位にまで改善される。
■2013年10~12月のスパム配信国ワースト12
1:米国…14.5%
2:中国…8.2%
3:ロシア…5.5%
4:ベラルーシ…4.7%
5:ウクライナ…4.5%
6:インド…3.8%
7:台湾…3.7%
8:イタリア…3.4%
9:韓国…2.6%
10:イラン…2.5%*
11:ペルー…2.5%*
12:ベトナム…2.5%*
14:日本…2.4%
*端数を省略。
■2013年10~12月の人口あたりスパム配信国ワースト12
()内は米国を基準(値1.00)として比較した倍率。
1:ベラルーシ(10.4倍)
2:クウェート(6.0倍)
3:台湾(3.5倍)
4:カザフスタン(2.8倍)
5:ウルグアイ(2.8倍)
6:ルクセンブルグ(2.6倍)
7:イスラエル(2.6倍)
8:マケドニア(2.3倍)
9:ウクライナ(2.1倍)
10:ペルー(1.8倍)
11:バハマ(1.8倍)
12:アイスランド(1.6倍)
64:日本(0.41倍)
※人口が30万以下の国は対象外
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140205-00000016-rbb-sci
2014年2月6日木曜日
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