有名人だから余計信憑性が高いように聞こえるが、人間の幸せに行程式はあるはずもないです。
結婚の幸せも同様で、一々考えなければいけない、或いは人の真似をしなければいけないならば、本当の幸せもではありません。ただ義務的な行為に過ぎません。
真の幸せは、二人とも自然に一心同体になれることです。そうであれば何をどうしても問題になりません。お互いに傷つけることもあり得ないです。
唯一の問題はその一心同体カップルの確率です。
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9月18日(ブルームバーグ):先週ハーバード・ビジネス・スクールを訪れた時、「ハッピー・マネー(原題)」の共著者、マイケル・ノートン氏と話をした。贈り物の話をしていて、私は自分の稼いだお金を夫と共通の口座に置いているということを話した。お互いにプレゼントをする場合、購入資金の出どころが一緒なのにそれでも楽しいわけを尋ねようと思ったのだが、その前にノートン氏はにっこりして「それは素晴らしい」と言った。互いが持つお金を共有する夫婦ほど、結婚生活は幸せということを示す調査結果があるようだ。100%共有しても95%共有しても幸せ度には差がないが、80%を共有する夫婦は70%の夫婦より幸せだという。全く共有しない夫婦は一番不幸せになる。もちろん、夫婦の間に亀裂が入っていれば、別れに備えて自分のお金は自分で持っていたいと思うだろうから、これは鶏と卵のような話ではある。しかしそれだけではない。お金を共有しないと、お金のことで議論しなければならなくなる。生活費をどちらがどれだけ負担するかを決めなければならないが、これはしばしば二人の収入格差を浮き彫りにする。さらに、けんかの種にもなる。ナパバレーなんて行きたくなかったのに1週間もいてワインの飲み過ぎで胃を壊した私がなんで旅行代を払わなければいけないの?私はノバスコシアに行きたかったのに。ばかばかしいデラックスワイナリーツアーの代金の半分なんて絶対払いませんからね−という具合だ。また、心理学者のダニエル・ギルバート氏が以前に私に指摘したのは、コミットメントそれ自体が愛情を高めるということだ。別れるのが難しければ難しいほど、今そこにある関係を楽しもうという気持ちになる。相手を信頼して何もかもを委ねることは、信頼すべき理由を探すことにつながり、相手のプラス面を強調することになる。他人のために ,H2ノートン氏の研究によると、私たちはお金を自分のために使うよりも人のために使う方が幸せを感じる。意外な気がするが、結果はそうだった。被験者にお金を渡して使ってもらい、それについて格付けしてもらう。すると、人々は自分のために使ったお金より他人のために使ったお金に高い格付けを与えたという。
面白いことに、人のために支払ったお金の使い方による差はあまりなかった。確かに、貧しい国の人の命を救う薬を買うお金を寄付した方が、ショッピングセンターで買ったスカーフを知人に贈るより大きな幸福感をもたらすが、その差は驚くほど小さかった。人を幸せにするのは分け合うという行為そのもので、分け合う内容ではなかった。夫婦がお金を共有していても互いにプレゼントをするのはこのためだが、稼いだお金を全て共有するということ自体が自分の収入を相手に贈る行為であることから満足感が生まれるのだと思われる。もちろん、相手も同じ贈り物をしてくれること、しかも道楽のためにお金を全部使ったりしない相手であることが条件になるが。離婚に備えても ,H2別々の口座にしても、あなたのお金はそれほど安全にはならない。離婚のときは名義にかかわらず財産分与の対象になるし、夫が借金取りに追われていれば妻にも塁が及ぶ。結婚生活にはそうでなくても交渉しなければならないことが数多くある。週に何回掃除をするか、誰が食事の後片付けをするか、夏休みにどこへ行くか、夜中の犬の散歩や病気の子供の世話を誰がするか、どのくらいの頻度で客を呼ぶか、土曜日をどう過ごしたら楽しいか、などなど。幸せな結婚の秘訣はこれらの交渉事項の数をできる限り減らすことだ。交渉をやめるのではなく交渉の必要をなくすのだ。お手伝いを雇って掃除をしてもらう、紙のお皿を使うか食洗機を買うなどできることはある。お金を共有することは、こういう交渉事を一つ減らす。もちろん、使い道はまだ交渉しなければならないが、それぞれが好きな家を買って半分に切って貼り合わせるつもりでないならば、使い道はどちらにしても交渉しなければならない。さあ、夫婦のお金を共通口座に置くこれだけの理由を読んでもまだそうしたくないのなら、あなたの家(結婚)を貼り合わせている糊がはがれかけているのではありませんか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130918-00000019-bloom_cn-bus_all
2013年9月18日水曜日
幸せな結婚の秘訣教えます−メガン・マカードル
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