2013年9月24日火曜日

黒魔術「伝統」か「迷信」か=禁止法、活動家殺害で議論—インド

困った時の神頼みというのはどの国でも、どの人種でも一緒です。
でも、それを悪用するのは誰にも許しがたいことですし、少しでも神様のことを信じれば、バチが当たることです。
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時事通信 9月24日 9時39分配信
 【ムンバイ(インド)時事】インド西部マハラシュトラ州政府が、黒魔術や迷信に基づく儀式を禁じる「迷信撲滅法」の制定に向けて動きだした。祈りやいけにえをささげて病気治癒などの祈願を成就するとされる黒魔術。信奉者も多く、18年前の法案はいまだ成立していない。黒魔術は宗教に根差した「伝統」か、それとも「迷信」か。再び議論が高まっている。
 「24時間以内に問題を解決。恋愛成就、悪魔ばらい」「神の使いが病気・悪運を取り除く」。インターネット上には黒魔術の広告があふれる。
 NGO「黒魔術・迷信撲滅委員会」のギルメ事務局長は、いかなる病気も治癒できると信じた多くの人が病院に行かず、持病を悪化させて死亡したと指摘。「迷信は誤った知識を植え付け、社会に利益をもたらさない」と強調し、撲滅法制定を訴える。
 同法案は1995年に州議会で作成され、その後29回の修正が重ねられた。採択が検討されるたびに「反ヒンズー的だ」と主張する宗教団体の反発で撤回された。
 しかし、マハラシュトラ州政府は8月下旬、黒魔術反対を訴える活動家が射殺された事件を受け、再審議を決定した。成立すればインド初の黒魔術禁止法になる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130924-00000035-jij-asia

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