2013年9月18日水曜日

みのもんた涙…次男逮捕の代償は「5億円」! 巨額年収吹き飛ぶ危機

 家族とはいい、31歳になった息子にどのように責任を取るかは確かに問われる問題です。
 収入どうこうを言っているが、高いのは本人の努力によるもので、別に皮肉的な言い方をしなくてもいいでそう。

 次男の逮捕騒動を受け、13日に自宅前で会見したタレントでキャスターのみのもんた(69)。会見では、「不肖の息子」への親心、揺れる心境を吐露し、長年司会を務めてきたTBS系「みのもんたの朝ズバッ!」など2番組の出演自粛も発表した。テレビ界からの完全引退は否定したが、みのが失ったものは計り知れない。「朝の顔」として築いたテレビ界での地位に、「年収5億円は下らない」とされる巨額ギャラも吹き飛ぶのか。大物司会者が払う代償は-。

 「大変、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした」

 13日夕、神奈川県鎌倉市内の豪邸前に集まった約70人の報道陣を前に35秒間頭を下げたみの。

 トレードマークの銀髪オールバックに、紺のブレザー姿。カメラの放列に渋面する足下を見ると素足にサンダル履きだ。ちぐはぐな服装に揺れる心境が現れていた。

 次男で日本テレビ社員の御法川雄斗容疑者(31)が11日に窃盗未遂の疑いで逮捕されたことを受けての会見。

 事件について次男から約1週間前に電話で説明を受けていたことを明かし、「(逮捕について)そんなバカなことはないと思った。済んだ話だと思っていた」「(息子を)信じない親がどこにいますか」と愛息の潔白を毅然と訴えた。

 ただ、「疲れてます。…眠れませんね。夕べは(昨年5月に亡くなった)女房と話していました」ともらし、覇気のない表情で涙ぐむ一幕も。

 「30歳をすぎた男は別の人格者で、あれこれとやかく言う筋合いのものではない」と自身の不祥事ではないことを強調しつつ、「私のせがれじゃなかったらこんな大騒ぎにならなかったろうな」とも。

 「テレビ界の大物の息子」として大々的に報道されたことが納得できない様子で、「日本の報道の世界って面白いなと思いますね」とポツリ。リポーターから「どういう意味か?」と問われると、「みのもんたじゃなかったら、こんなに集まらなかったでしょ?」と繰り返した。

 最も注目を集めたのは、去就について。

 「報道に携わる人間として、その公正を守る意味でも報道番組への出演を自粛させていただくことにしました」として月曜から金曜のTBS系「朝ズバッ!」と、同局系の土曜朝のワイドショー「みのもんたのサタデーずばッと」の2番組の出演自粛を発表した。

 一方、10月には、TBSでの「朝の情報番組単独司会者」の最長記録を達成できることもあり、「記録が生まれるところまで来た矢先に」と寂しそうに未練も口にした。

 バラエティーについては「楽しく大騒ぎするもの」と判断。日テレ系バラエティー「秘密のケンミンSHOW」と文化放送「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」は「結果が出ていないので推移を見守る」としたが、今後すべての番組を自粛する可能性もある。

 息子の逮捕騒動についての説明に終始したみのだったが、会見終了後に一部マスコミが、「朝ズバッ!」の放送中に起きた女子アナへのセクハラ疑惑に関する質問を投げかける場面もあった。

 みのは、「セクハラっていうのは1人でできるもんじゃない。映像を作為的に使われている」などと疑惑を完全否定したという。

 当面は報道2番組の自粛で、事件の推移を見守る構えだが、全4番組のレギュラーが消滅した場合、失うギャラはどのくらいなのか。

 テレビ関係者は「2番組合わせて毎月1000万円、年間1億2000万円前後」と話すが、もっと高いという見方もある。

 芸能評論家の肥留間正明氏は、「かつて、みのさんのギャラは1回の番組出演で300万円といわれていたことがある。TBSの場合、月間1000万円では収まらないだろう。もし今も300万円ならば週5日出演で1500万円、月に6000万円。年間では7億円以上になる」と推測。テレビ不況でギャラが下がったことを加味しても、「3億円はあるはず。全番組を合わせると、年収5億円は下らないのでは?」(肥留間氏)。

 みのが失う莫大な収入は、裏を返せば、広告不足に苦しむテレビ局にとっては、経費削減の機会となる。「みのの人気に依存してきたが、世代交代のチャンスととらえるディレクターがいても不思議はない。数億円の経費が浮けば、ロケやゲストのギャラなど番組編成に大きく寄与する」(肥留間氏)。

 会見で心境を問われたみのは、2分間の沈黙の後、細川ガラシャの辞世の句を口にした。

 「(散りぬべき 時知りてこそ)世の中の 花も花なれ 人も人なれ」

 散り際の美学を詠んだ歌だが、追い詰められた自身の立場を投影したのだろうか。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20130914/enn1309141457010-n1.htm

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