2013年7月18日木曜日

広島遺棄、出頭後も書き込み「裏切ってごめん」

 何とも痛ましい事件です。
 犯罪者はもはや性別・年齢を超えたものです。
 どうして人の命をここまで粗末にできるか、あるいは死ぬまで暴力を加えられるは分からないです。

 広島県呉市の山中で女性の遺体が見つかった事件で、17日、新たに16歳の少年2人と少女3人を含む計6人が死体遺棄容疑で逮捕された。

 先に逮捕された無職少女(16)とは、スマートフォン向けの無料通話アプリのLINE(ライン)を通じて頻繁に連絡を取り合っていたという。そのLINEで自らの行為を明かし、出頭後に「裏切ってごめんね」の書き込みを残した無職少女。彼らの間に何があったのか。

 県警の発表や関係者によると、6人のうち数人が無職少女の親しい遊び友達だったという。LINEが連絡手段だったといい、無職少女は自分の気持ちをつぶさに書き込んでいた。

 6月下旬、知人ら数人で一緒に撮った写真を添え、「プリ(プリントシール)とって、ラーメン食べにいって」「おけ(カラオケ)いってー 楽しかった楽しかった」などとつづった。

 だが、7月に入ると、12日午後、母親に付き添われて警察に出頭するまでの書き込みには苦悩がにじむ。

 「今まで生きとって一番の後悔」(11日夜)

 「もー涙が止まらん なんもしてないのに泣けてきて涙が出てくる 10年も15年も耐えれん」(12日未明)

 同じ頃、別の友人には「殴って蹴って 気づいたらしんどった」などと告白。出頭の約3時間前には、警察に行く覚悟とともに、交際相手に「待っとくってゆって(言って)くれてありがとう」と感謝の言葉を書き込み、他の友人には「無理せず頑張ってね!!」と記した。

 そして、出頭翌日の昼頃には、こう書き込んだ。

 「捕まるの嫌で逃げようとした でも、捕まって凄(すご)い動揺しとる。今ちゃんと事情聴取もしよる 皆裏切ってごめんね」

 新たな逮捕者が出たことについて、無職少女のグループと交流があった友人(15)は「(無職少女が)一人でやったとは思っていなかったが、ほかにもかかわった人がいたなんて。なぜそこまでキレたのか。歯止めがかからなかったのかな」と漏らした。

 6月下旬、広島市の繁華街で、無職少女が知人らと一緒にいるのを目撃したという別の友人(15)は「楽しそうに遊んでいて変わった様子もなかった。(無職少女は)言葉遣いが乱暴で怒りっぽいけど、明るい性格。カラオケに一緒に行ったりして、ずっと仲良くしていたので、今も信じられない」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130718-00000210-yom-soci

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