はっきり言って、これはとっくに昔からの問題であり、アップル製品ユーザに一日でも早く分かってもらうべきものです。
もっと言うと、株主や投資機関などにも、単純に数値を追求しているのでは、もはや人間性を捨ててしまう動物に脱落しているものです。
ただでさえ、売るために製造されたものが市場に溢れているのに、それを助長するかのように、利益やら、(売り上げや、製造量などの)成長やらを投資の指標にするのは、人間社会というものを無視しているとしか言いようがありません。
発展上の国々の政治的な「人権」問題を追及するより、このユースにあるような、真の人権問題について真剣に感がるべきです。権利が侵害されている労働者達によって作られたものを使って、環境やら人権やらについて偉そうなを言うのは、バカを超えた低俗な人間です。偽善者です。詐欺師です。
japan.internet.com 7月30日(火)12時11分配信
Apple の製造を請け負う Pegatron で、労働者の権利侵害-告発文書内には、「プラスティック製 iPhone」という文字も
米国 Apple は、同社製品の製造を請け負うアジア工場の労働環境が劣悪だとして、再び非難の的となっている。今回問題になっているのは、台湾 Pegatron グループの3つの工場だ。
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The Wall Street Journal はこの件を次のように伝えた。
「労働権利団体が公表した最新の報告書『Apple's unkept Promises: Cheap iPhones come at high costs to Chinese workers』は、Apple 社製品の製造を請け負う企業で労働基準違反があったと主張している。Apple は長年製造を委託をしてきた Foxconn に対する依存度を下げるため、今回問題となった企業への発注を増やしていた。ニューヨークに本拠をおく非営利団体 China Labor Watch が月曜日に公開した報告書には、台湾企業 Pegatron とその2つの子会社が保有する中国工場での安全面や環境面での違反が記されている。違反には、従業員が他の場所で働くのに必要な ID カードや従業員の賃金の差し押さえ、劣悪な生活環境などが含まれている」
Reuters は、 China Labor Watch による報告書を引用している。
「Pegatron 工場は、非常に多くの国際法および中国国内法に違反している。また、Apple 社による部品供給会社の雇用責任標準も遵守されていない」
The Register は、Apple による声明を紹介している。
「Apple は、これらすべての施設での労働時間を詳細に追跡調査してきた。6月に実施した我々の最新の調査では、Apple 製品の製造にあたる Pegatron 従業員は、平気で一週間に46時間働いていたことがわかっている。長時間に渡る残業は誰のためにもならない」
China Labor Watch は、Pegatran 工場の実情を調査するため、労働者を装って同工場に勤務したという。その際の模様は、今回同団体が公開した報告書に日記として公開されている。興味深いのは、この日記に、うわさされる廉価版 iPhone と思われる記載があることだ。同報告書の27ページには、次のようにある。
「今日の作業は、iPhone のプラスティックの背面カバーに保護フィルムを貼ること。組立ライン上でカバーに傷が突くことを防ぐためのものだ。このプラスティックカバーの iPhone モデルは、Apple によって近く市場に投入される」
また、同報告書の11ページには、Pegatron Technology の企業プロファイルが次のように記載されている。
「組立製品には、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5 および低価格のプラスティック iPhone が含まれる」
業界関係者の中には、この記載がうわさされている廉価版 iPhone (iPhone 5C?)の存在を裏付けるものだと主張するものもいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130730-00000006-inet-sci
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