2013年3月16日土曜日

フジに続いて日テレも!? 浅田真央のネガティブキャンペーン疑惑

 メンズサイゾー(2013年3月15日18時00分)

カナダで開催中のフィギュアスケート世界選手権で14日、女子ショートプログラムが行われ、3年ぶりの優勝を狙う浅田真央(22)とバンクーバー冬季五輪金メダリストのキム・ヨナ(22=韓国)の直接対決が注目を集めた。浅田はジャンプのミスが響き62.10点の6位と出遅れ、一方のキム・ヨナは安定した演技で69.97点の首位につけた。この結果は本日朝の各局ニュース番組で速報されたが、日本テレビ系『スッキリ!!』の報じ方に対し、ネット上で「浅田に悪意がある」と批判が殺到している。

 同番組では、結果を伝える前の煽りとして浅田とキム・ヨナの写真を並べて表示したが、両手を広げたフィニッシュのポーズをとっているキム・ヨナに対し、浅田はジャンプ中の引きつった“変顔”。他にも数枚の写真が表示されたが、浅田は綺麗に写っているものが一つもなく、取り上げられた時間もキム・ヨナに比べて極端に少なかった。この扱い方に対し、ネット上では「真央ちゃん可哀想すぎる」「もはやイジメだろ」「韓国びいきが露骨すぎて引くわ」「日テレまでフジの真似をしだしたか」などといった番組への批判が噴出。番組がキム・ヨナびいきであるかどうかにかかわらず、「女の子の変顔をこれみよがしにテレビで写す感覚が異常」といった声もあった。この騒動は韓国でも話題になっているらしく、一部現地メディアは「日本のフィギュアスター、浅田真央の敵は内部にいた」などと伝えている。

 浅田とキム・ヨナをめぐる報道に関しては、フジテレビの報じ方も以前から批判されていた。昨年12月に放送された『すぽると!』で、NRW杯で1年8カ月ぶりに復活優勝したキム・ヨナを大々的に特集。その際に直前にISUグランプリファイナルを4年ぶりに制した浅田真央を引き合いに出して、格の違う大会であるにもかかわらず浅田の合計得点196.80をキム・ヨナが上回った(合計得点201.61)と報道。さらに、キム・ヨナの復活度はまだ70%であると解説した。この番組構成に多くのファンが憤慨したが、浅田の所属事務所「IMG JAPAN」も報道に厳重抗議し、一部では「浅田がフジに絶縁状」とまで報じられた(事務所側は否定)。

 フジでは、08年のグランプリファイナルの際にも「浅田真央vsキム・ヨナ」をめぐって「両者が予定していたジャンプをすべて成功していた場合、キム・ヨナ選手が得点で上回っていた」と検証し、逆転優勝した浅田よりもキム・ヨナの方が実力は勝っていたと感じさせる伝え方をしてファンの反発を招いた。しかも、浅田の予定していたものの飛ばなかったジャンプを計算に入れておらず、検証に間違いがあったことも発覚。番組で間違いを訂正した上で、司会の小倉智昭が「真央ちゃん頑張ってくれたのに、ごめんなさいね」などと謝罪する事態になった。

 一時は韓流押しに執着していたフジがキム・ヨナびいきなのは理解できる部分があるが、なぜ日テレまで浅田を貶めるかのような報道をしだしたのだろうか。

「『スッキリ!!』の比較写真は、浅田の6位とキム・ヨナの首位という結果の明暗を表現したかった部分が大きいのでは。もちろん、それがやり過ぎだった感は否めませんが…。韓流ブームが沈静化した今、韓国に媚びても局としてあまりいいことはありませんし、今回は制作側の悪ノリが過ぎたということでしょうね」(テレビ局関係者)

 いずれにせよ、あのような変顔ばかりをテレビで晒されたことを本人が知れば、ショックを受けるのは間違いないだろう。来年のソチ五輪までキム・ヨナや国内有力選手らライバルたちと激戦を繰り広げていかなくてはならないだけに、悪意ある報道によって彼女のメンタルが影響されないことを祈りたい。

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