時事通信社 2013年2月20日 15時57分
【ソウル時事】韓国の朴槿恵次期大統領は20日、ソウルの韓国貿易協会と経営者総連合会を相次いで訪れ、「世界経済が低迷した状況から抜け出せずにいる中、(国内企業は)日本の円安や、中国など新興国の追撃で苦しんでいると思う」と述べ、最近進行する円安が韓国の輸出企業への逆風になっているとの認識を示した。
その上で、「為替の安定が非常に重要な状況だ。韓国企業が損害を被らないよう先制的かつ効果的に対応していきたい」と語り、25日の政権発足後、為替安定に向けて努力する考えを表明した。
朴氏は「危機を克服するには経済発展のパラダイムを転換する必要がある。これまでは進んだ国を追いかける『追撃型経済』だったが、これからは『先導型経済』に変えねばならない」と強調。「(新政権は)科学技術と創意性を基盤に新たな成長エンジンを育て、市場と雇
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