2013/1/31 23:26の日本経済新聞のニュースです。
注目すべきなのは「 従来より通信料単価の高い高速通信サービス(LTE)対応端末の契約件数が増えたことも増益要因。」です。
LTEは常に利用できていないにも関わらず、料金だけは確実に高くなっていることです。LTEはどこでも使えていないなのはオペレーターが必要な設備投資をしていないからです。ソフトバンクの3G電話の(他社より)繋がり憎さをみれば一目瞭然です。それでも契約者数はが増える一方というのは、有名人やiPhone等による宣伝効果の絶大さははっきり見えます。
勿論すぐどこでも快適に使えるようにするためには、膨大な先行投資が必要で、リスクは高いです。
かといって、宣伝やユーザーが契約時、LTEの速さしか強調しないのは、詐欺そのもの出はなくても、れっきとしたインチキ商売です。
それで、殆どの利用者はあまり技術的な知識がないため、誤魔化されたまま契約を結んでしまうわけです。
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iPhone人気で契約増
ソフトバンクが31日発表した2012年10〜12月期連結決算は営業利益が前年同期比24%増の1973億円と、10〜12月期として過去最高を更新した。米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」の販売が好調で、契約件数が伸びた。
売上高は7%増の9236億円。純利益は2倍の659億円だった。前年同期に借入金の期限前償還割増金を計上した反動で、純利益の伸びが大きくなった。
増益要因は、契約件数の増加と販促費の抑制だ。iPhoneの人気などを背景に、全体に占めるスマホの比率が高まり、通信料収入が増えた。10〜12月の契約純増数は86万件と、大手3社で首位だった。
前年同期はKDDIがiPhone販売に参入したのに対抗し、販促費を増やしていた。今期は販促費を抑え、利益を押し上げた。従来より通信料単価の高い高速通信サービス(LTE)対応端末の契約件数が増えたことも増益要因。
13年3月期通期の連結営業利益は前期比4%増の7000億円以上となる見通し。また、記者会見した孫正義社長は「契約件数が伸び、14年3月期の国内営業利益は8000億円に達し、NTTドコモの営業利益水準に並ぶ」との見通しを示した。
同日、米スプリント・ネクステルの買収に伴い、14年3月期から国際会計基準(IFRS)を適用することを発表した。スプリントの赤字などが負担となり、海外事業を含めた連結営業利益(IFRS)は14年3月期、7000億円前後になる見込みという。
同日、携帯電話大手3社の12年10〜12月期連結決算が出そろった。KDDIはiPhone効果で契約件数が伸び、営業利益が前年同期比4割増の1643億円と大幅に増えた。NTTドコモ(米国会計基準)は販促費の増加が響き、2%減の2310億円と苦戦した。
( http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNZO5121816031012013000000)
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