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一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は22日、ファイル共有ソフトのクローリング調査の結果を公表した。調査は2013年1月18日と19日、「Winny」「Share」「PerfectDark」のソフトを用いてネットワークを巡回し、実際に流通する情報を自動収集して分析したもの。
それによれば、Winnyに接続しているノードは1日あたり約2万台(2012年3月調査では3万4000台)、Shareのノードは約5万9000台(同9万2000台)、PerfectDarkのノードは約3万4000台(同4万9000台)という結果となり、いずれも大きく減少した。
ノード数減少の要因としては、著作権団体などが加盟する「ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)」で実施しているメールによる注意喚起活動や、ユーザーの刑事摘発などの効果があったとACCSはみている。
継続的に各ファイル共有ソフトのノード数の変化を調査しているACCSでは、「2012年10月1日の違法ダウンロードの刑事罰付加に関する改正著作権法の施行にあわせて、ノード数が大きく減少していた」とコメントしている。
その一方、各ファイル共有ソフトでは、著作物と思われるコンテンツや、そのうち許諾がないと推定されるものの割合が多く、「著作権侵害の規模としてはいまだ甚大」と深刻視。今後も引き続き、関連団体や関係省庁との連携を強化し、対策を推進するとしている。
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