2015年8月6日木曜日

ISO400万相当の超高感度カメラ、キヤノンから、0.0005lux以下で撮影可能

 ほしくても手軽に買えない製品ではありますが、その存在を知るだけでも夢が広がります。

 キヤノンは12月上旬、同社初の超高感度多目的カメラ「ME20F-SH」を発売する。税別価格は300万円。

 フルHD動画撮影専用の35mmフルサイズCMOSセンサを改良して搭載。最上位機種「EOS-1D X」などで使用するCMOSセンサと比較して、面積が7.5倍以上の大きな画素と画素部の読み出し回路に独自技術を備えた。有効画素数約226万画素の35mmフルサイズCMOSセンサによって、超高感度と低ノイズを両立している。

 最低被写体照度は0.0005lux以下で、一般的な低照度環境での撮影に用いられる赤外線投光をすることなく、ノイズの少ないカラーのフルHD動画を撮影できる。映像制作機器「CINEMA EOS SYSTEM」も採用している広ダイナミックレンジの「Canon Log」や「Wide DR」を使って、低照度から高照度まで幅広い照度環境で高画質動画撮影を可能にした。

 レンズマウントには、EFマウント(シネマロックタイプ)を採用し、キヤノンEFレンズの豊富なラインアップから、用途や撮影シーンに応じて最適なレンズを選択できる。

 インターフェースは、外部レコーダーやモニタなど、さまざまな周辺機器へケーブル1本で映像出力が可能な3G/HD-SDI出力やHDMI出力、別売のリモートコントローラー「RC-V100」に対応したRS-422用丸型8ピンのリモート端子、直径2.5mmのステレオミニジャック、外部マイクを接続できる直径3.5mmのステレオミニジャックを搭載する。

 サイズは幅102×高さ116×奥行き113mmで、重さは約1.1kg。

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