手振れ補正は確かにありがたいですが、エントリークラスにしては、高過ぎではないかと素直に思ってしまいます。8万円前後ならば、他に選択肢がどんと増えて、これっといった優位性はとても感じられません。
何よりも、いくらレンズなどで頑張っても、しょせんマイクロフォーサードのセンサーにすぎず、投資の割に限界ははっきりと見えてしまっています。
オリンパス資産を持っていないならば、どうしてもFujifilmやSonyのものの方はよほどましな選択肢に見えてしまいます。
オリンパスが8月25日、ボディー内5軸手ブレ補正を搭載したエントリークラスのミラーレス一眼「OM-D E-M10 Mark II」を発表した。ブラックとシルバーの2色を用意し、9月4日に発売する。価格はオープンプライスだが、実売予想価格はボディ単体が8万円前後、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」が付属するEZレンズキットが9万円台半ば、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZと「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」がセットになったEZダブルズームキットは11万円前後(いずれも税別)。
ファミリー層をメインターゲットとするOM-D E-M10 Mark IIは、「OM-D E-M10」の後継モデル。撮像素子の有効画素数は1605万画素とE-M10から増えていないが、前述のとおりエントリークラス向けのコンパクトなボディながら、上位モデルゆずりのVCM方式5軸手ブレ補正機構を搭載したのが大きな特徴だ。縦・横2方向の角度ブレ、回転ブレ、水平・垂直方向のシフトブレの5方向のブレが補正でき、手ブレ補正効果はCIPA規格で4段分。
新たに電子シャッターも利用可能になり、1/16000秒までの高速シャッターも切れる。連写速度は秒間8コマから8.5コマに高速化した。高速なAFも持ち味で、タッチパネルを活用したタッチAFシャッターを利用すれば狙った場所に簡単にピントを合わせてシャッターが切れる。またタッチパネルはファインダー使用時にAFポイントを動かすAFターゲットパッドとしても活用可能。右手の親指でファインダーをのぞきながら直感的にAFポイントを移動できる。
チルト式の背面モニターは3型(104万ピクセル)。ハイアングルやローアングルでの撮影にも対応しやすい。これはE-M10と同等だが、電子ビューファインダー(EVF)がOM-D E-M5 Mark IIと同じ解像度を持つ236万ピクセルの有機ELになったのもポイント。ファインダー倍率は約1.23倍(35ミリ判換算で0.62倍)。
動画の撮影時にも5軸手ブレ補正が強力にブレを補正でき、フルHD動画の撮影機能も向上している。フレームレートは30Pのほか、60P、50P、25P、24Pも選択可能だ。
コンパクトなボディはクラシカルなデザインを継承。14種のアートフィルターや5種のフォトストーリーなど、加工機能も充実している。
ボディサイズは幅119.5×高さ83.1×奥行き46.7ミリとコンパクトなボディは、リチウムイオンバッテリーとメモリーカードを会わせても重さは約390グラムと軽量。CIPA基準で約320枚の撮影可能コマ数を確保している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150825-00000054-it_camera-prod
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