2015年4月24日金曜日

リコー、手ブレ補正を強化したフラッグシップ一眼「PENTAX K-3 II」

基本的に静止被写体にしか向かないが、その超解像度は一番試したいものでしょう。
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 リコーイメージングは、デジタル一眼レフカメラ「Kシリーズ」のフラッグシップモデルとして「PENTAX K-3 II」を5月22日に発売する。

【写真入りの記事】

 APS-Cサイズで有効画素数約2435万画素の原色フィルター搭載CMOSセンサを採用したデジタル一眼レフカメラ。中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645Z」でも採用する画像処理エンジン「PRIME III」を備え、鮮鋭で階調再現性にすぐれた高精細な画像を実現する。また、高感度撮影時のノイズを低減しているので、最高ISO感度51200でも撮影できる。

 本体には、装着できるすべてのペンタックスレンズで使え、高精度ジャイロセンサによって「Kシリーズ」最高性能の4.5段分の手ブレ補正効果を実現した本体内手ブレ補正機構「SR(Shake Reduction)」を搭載する。

 撮影機能は、イメージセンサユニットを1画素ずつ微細にずらしながら4回撮影した画像を1枚に合成することで、細部までディテールや色再現に優れた画像が得られる超解像技術「リアル・レゾリューション・システム」や、光学ローパスフィルターと同様のモアレ軽減効果の「ローパスセレクター」機能、イメージセンサ部を上下左右および回転方向に動かせる「SR」機構の利点を活かした「自動水平補正」や「構図微調整」などを備える。

 AF(オートフォーカス)モジュールには、ワイド27点AF対応の「SAFOX 11(サフォックスイレブン)」(中央部25点はクロスタイプ)を搭載し、中央とその上下3点はF2.8の光束にも対応するので、大口径レンズでのシビアなピント合わせに威力を発揮する。また、コンティニュアスAF時の追従性能を改善した。

 このほか、センサからの情報をオートフォーカスやホワイトバランスと連携することで、それぞれの性能を総合的に向上する「ペンタックス リアルタイムシーン解析システム」や、最高で毎秒8.3コマの高速連続撮影、H.264形式によるフルHD動画撮影など、多彩な機能に対応する。

 本体は、92点のシーリング部品を使用した防じん・防滴構造で、-1°Cまでの動作を保証する耐寒性能、20万回の作動に耐えるシャッター制御機構を備えつつ、上下および前後の外装に軽量・堅牢なマグネシウム合金を採用することで、コンパクトサイズを実現した。また、視野率約100%、倍率約0.95倍の光学ファインダー、3.2型の高精細液晶モニタ、GPSユニットなどを搭載する。

 対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、Eye-FiカードやFLUカード、UHS-I準拠のカードも使える。サイズは幅131.5×高さ102.5×奥行き77.5mmで、重さは約785g。

 税別の実勢価格は、ボディのみが13万円前後、「smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL [IF]DC WR」が付属する「PENTAX K-3 II 18-135WR レンズキット」が17万円台半ば、「HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6ED DC WR」が付属する「PENTAX K-3 II 16-85WR レンズキット」が19万円台半ばの見込み。なお、「PENTAX K-3 II 16-85WR レンズキット」の発売日は未定。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150424-00000017-bcn-prod

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