2015年11月6日金曜日

ソニーが43万円のコンパクトデジカメ「RX1RII」を発表

もはや遊びの域を超えましたね。

メカのカリスマのライカすら、このように電子玩具の遊びをし始めたので、カメラはただ単に技術の見せ場、実験場になってきました。


ソニーが43万円のコンパクトデジカメ「RX1RII」を発表。4240万画素のフルサイズセンサーと可変式ローパスフィルターを搭載
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151106-00010000-ssonline-prod
AF速度を約30%アップ
 ソニーより、サイバーショットの最上位モデルRX1RII(DSC-RX1RM2)が12月中旬に発売される。オープン価格で、想定市場価格は43万円前後。

 本機は2013年に登場したRX1Rの上位機種にあたる。CMOSセンサーには一眼カメラのフラッグシップ機α7RIIと同じ、35mmフルサイズ裏面照射型Exmor Rを搭載。4240万画素の高解像度と、最高ISO102400の高感度性能を備えている。なお、RX1Rは引きつづき販売される。

 レンズはf=35mmの単焦点、開放絞り値F2のツァイス製ゾナーT*を採用し、滑らかなボケ味を生み出す9枚構成の羽根絞りを組み合わせている。手ブレ補正機能は本体サイズの大型化を抑えるために非搭載としている。

 画像処理エンジンはBIONZ Xを採用し、新たに14bitの非圧縮RAW形式の記録に対応した。

ソニーが43万円のコンパクトデジカメ「RX1RII」を発表。4240万画素のフルサイズセンサーと可変式ローパスフィルターを搭載
光学式可変ローパスフィルターの動作イメージ
 RX1RIIの注目すべきポイントは、新開発の光学式可変ローパスフィルターを備えていることだろう。ローパスフィルターは通常固定タイプのパーツで、千鳥模様など規則的なパターンをもつ被写体を写した際にモアレ(干渉稿)や偽色の発生を抑える効果があるが、解像感は若干犠牲になってしまう。そのため、RX1Rのようにローパスフィルターを持たないモデルも存在する。

 しかし本機のそれは、ふたつのローパスフィルター間に液晶層を挟み、そこに加える電圧をコントロールすることで、フィルターの効果を光学的に変えられる点が新しい。これには3種類の設定が用意されており、[1]ローパスフィルターレスと同等の効果が得られる解像度重視のOFF、[2]解像感とモアレ・偽色のバランスを重視した標準、[3]モアレ・偽色の低減を重視した強め、から選択できる。さらに、1回のレリーズで3種類を連続撮影するローパスフィルターブラケットも可能となっている。

 また、RXシリーズ初となるファストハイブリッドAFを装備、399点の測距点を持つ像面位相差AFと、コントラストAFを併用し、高速・高精度のフォーカスを実現しているという。さらに、被写体を追尾し続けるAF-Cモードも追加され、追尾中の連写(秒間5コマ)も可能となった。

 説明会では担当者氏も「数値上はRX1R比で約30%の高速化を達成していますが、気持よくスパッと決まるAFなので体感上はもっと早いと思ってもらえるでしょう。ぜひ実機を触って下さい」と話してくれた。

 そのほか、約122.9万ドット、3.0インチのチルト可動式液晶ディスプレイに加えて、235万ドットのポップアップ式有機ELファインダーを備える。このファインダーは、接眼レンズに用いた4枚をすべてガラス製とすることで、隅々までクリアーで歪みのない視認性を確保したほか、ツァイスT*コーティングにより使用時の外光映り込みを抑えたという。

 動画撮影は最大でフルHD/60pに対応し、50Mbpsのビットレートで記録するXAVC Sフォーマットも採用している。なお、4K撮影は非対応だ。

 そのほか、Wi-Fi/NFC機能や、カメラ側にアプリを追加できるPlayMemories Camera Appsにも対応し、PCやモバイル機器との連携も図られている。

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