2010年5月15日土曜日

子宮頸(けい)がんワクチン接種開始

Yomiuru Onlineによると、「子宮頸(けい)がん予防のためワクチンを学校で集団接種する全国初の取り組みが13日、栃木県大田原市で始まった」。

最初は、二重びっくりしました。
びっくりその一:ガンってワクチンがあるんだ!でも、まってよ、どうして子宮頸がんだけなの?肺がんや、リンパガン、乳がん、食道がん、大腸がん等など、挙げれば十本の指でも足りません。
びっくりその二:小学6年女児から始まること!子宮頸がんって、出産や性行為などによってなりやすいと勝手に想像していたけど、そんなに早くからガンになるものだろうか。

よく調べてみると、allwoman.jpによると、「子宮頸がんの原因は、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染」だそうです。そうでは、確かにそのウイルスに対する予防だけをすれば、防げそうですね。
しかし!...ですが、「多くの場合、性交渉によって感染すると考えられて」いるのではないか!やはり、接種予防が早すぎるような気がしないのでもない。そもそも、小学生に、そういう説明をしているのだろうか。
肝炎(ってワクチンなったけ?)などのワクチンは確かに小さい時から接種しさせられているが、そもそも、それは、黙ってでも感染されてしまう可能性があるからではなかろうか。
もう一つ分からないのは、年をとってからじゃあ、ワクチンは接しできなくなるもんか。

allabout.co.jpによると、「対象年齢は12-18歳ぐらいまでとまちまちですが、イギリス、イタリア、フランス、ノルウェー、ドイツ、ルクセンブルグ、スイス、ベルギー、デンマーク、カナダ、アメリカなどの国では、公費負担や保険による接種が可能」だそう。さすがに12歳からだと、性行為の可能性は十分高くなるので、接種をし始めるのは、何となく納得する。

有効期間は、1クールの接種により、10年以上で20年というデータも出ているそうで、生涯なんかも受けるものだろうか。つまり、年を取っても、効くことになる。

人間って、大変だ!やはり考えすぎでも仕様がなかろう。ある程度自然に任せた方は、広い意味では、一番よかろう。

(追記)
2013年6月23日のCBNews「子宮頸がんワクチンの安全性、学会も調査へ- 日産婦が声明「勧奨中止は妥当」」によると
 子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種後の副反応報告が相次いでいる問題を受け、日本産科婦人科学会は22日、声明を発表し、ワクチンの安全性について学会独自に調査する方針を明らかにした。
 既に学会内に「HPVワクチンの効果と安全性に関する調査小委員会」を設置。井箟一彦・和歌山県立医科大教授が委員長を務め、厚生労働省に報告されている副反応とワクチン接種との因果関係を含め、調査・研究を行う。
 声明では、積極的な接種勧奨を一時中止するとした厚労省の勧告を「妥当」と評価。厚生科学審議会の予防接種・ワクチン分科会「副反応検討部会」などにより、「ワクチン接種の安全性が科学的かつ速やかに確認されることを期待する」とした上で、学会としても独自に調査するとしている。
 また、子宮頸がんの予防と早期発見・治療のためには、「HPVワクチン接種と子宮頸がん検診の両方を広く普及させていくことがとても大切」と改めて強調しており、希望者には、安心してワクチン接種を受けてもらうことが必要だとしている。

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