2015年9月25日金曜日

リコー、水深14mでフルHD動画撮影できる「WG-40W」。Wi-Fi対応

 仕様的にはオリンパスのTG-4とはいい勝負かもしれませんが、価格は少しだけ安い感じです。

 リコーイメージングは、水深14mでフルHD動画撮影が行なえ、Wi-Fi機能も内蔵するコンパクトデジタルカメラ「WG-40W」を、10月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円台後半(税込)。Wi-Fi非搭載の「WG-40」も3万円台半ば(税込)で用意する。

 '14年発売の「WG-30W」、「WG-30」の後継機。防水性能は水深14mに(WG-30W/WG-30は12m)、耐落下衝撃性能は高さ1.6m(同1.5m)に、それぞれ性能が向上。マイナス10度までの耐寒構造を引き続き備え、過酷なアウトドア環境下での使用に耐えるとする。カラーはWG-40Wがホワイト、ブルー、WG-40がブラック、イエロー。

 どちらのモデルも、水中撮影画像データを元に、水中で失われがちな赤系の色の再現やコントラスト補正を行なう水中撮影モード「マーメード」、「マーメードムービー」モードを備える。新たに、絞りとシャッター速度の制御を見直し、水中での手ブレを軽減。また、「マーメード」モード時に1回のシャッターでフラッシュ非発光・発光の2枚を連続撮影するフラッシュモードを備えた。

 WG-40WはWi-Fi機能を内蔵し、スマートフォンと連携可能。スマホを使ったリモート撮影、撮影画像の確認、各種機能設定もできる。撮影した静止画をスマートフォンから閲覧して保存したり、SNSなどにアップロードすることも可能。

 WG-30W/WG-30と同様に、レンズ周囲に近距離用のLED補助光を6灯配置。「デジタル顕微鏡」モードなどで使用でき、「瞬間輝度アップ」機能で高速なシャッタースピードで手ブレや被写体ブレを抑えて撮る時にも利用可能。LEDライトとしても使える。

 動画はMPEG-4 AVC/H.264、1080/30pや720/60pでの撮影が可能。スロー再生動画が撮れる「ハイスピードカメラ」や、インターバル動画撮影機能も備える。なお、ハイスピード撮影時は1,280×720ドットでの記録となる。

 有効約1,600万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーを搭載。光学5倍ズームレンズを備え、焦点距離は約28~140mm(35mm判換算)、開放F値はF3.5~F5.5。約7.2倍のデジタルズームを備え、インテリジェントズームにも対応する。手ブレ補正は動画時、静止画時のどちらも電子式。動画撮影時は、専用の電子式手ぶれ軽減機能「Movie SR」を利用する。

 液晶モニタは2.7型/約23万画素でARコートを施している。内蔵メモリは約68MB。SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットを備える。WG-40は、無線LAN SDカード「Eyefi」を利用可能。そのほか、USB端子とHDMIマイクロ(TypeD)も装備する。

 外形寸法は約122.5×29.5×61.5mm(幅×奥行き×高さ)。本体のみの重量は、WG-40Wが約174g、WG-40が約172g。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000040-impress-ind

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