写真撮影には、カメラ本体だけではなく、レンズも命です。
これはなかなか魅力的な仕様ではあるが、価格もやや「命取り」で、懐へ殺傷力は抜群です。
リコーイメージングは、35mmフルサイズセンサにも対応したKマウント用の標準ズームレンズ「HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR」を10月16日に発売する。税別価格は21万円。
【写真入りの記事】
焦点距離は24~70mm(35mmフィルム換算で37~107mm相当)で、焦点距離全域で開放F値2.8を実現した大口径標準ズームレンズ。
レンズ構成は12群17枚で、特殊低分散(ED)ガラス×3枚、異常低分散ガラス非球面レンズ×1枚、非球面レンズ×3枚を採用し、十分な周辺光量を確保するとともに、諸収差を極限まで補正することで高いMTF(Modulation Transfer Function)を達成し、中心から周辺まで緻密な描写ができる。
高速で静かなAF(オートフォーカス)を可能にする新型の超音波モーター(SDM)を搭載。本体全体にシーリングを施すことによって、内部に水滴が入りにくい防滴構造を採用する。さらに、独自の「HDコーティング」の採用で、逆光など光線状態の厳しい条件下でもゴーストやフレアーの発生を抑え、コントラストの高いクリアな描写を実現した。
このほか、点光源撮影時の光芒を抑え、やわらかい円形ボケを表現できる円形絞りを採用する。また、オートフォーカス動作中でもすばやくマニュアルでのピント合わせに切り替えられる「クイックシフト・フォーカス・システム(Quick-shift Focus System)」や、鏡筒部の自重落下を防ぐ「ズームロックレバー」機構を備える。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000003-bcn-prod
2015年9月28日月曜日
2015年9月25日金曜日
リコー、水深14mでフルHD動画撮影できる「WG-40W」。Wi-Fi対応
仕様的にはオリンパスのTG-4とはいい勝負かもしれませんが、価格は少しだけ安い感じです。
リコーイメージングは、水深14mでフルHD動画撮影が行なえ、Wi-Fi機能も内蔵するコンパクトデジタルカメラ「WG-40W」を、10月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円台後半(税込)。Wi-Fi非搭載の「WG-40」も3万円台半ば(税込)で用意する。
'14年発売の「WG-30W」、「WG-30」の後継機。防水性能は水深14mに(WG-30W/WG-30は12m)、耐落下衝撃性能は高さ1.6m(同1.5m)に、それぞれ性能が向上。マイナス10度までの耐寒構造を引き続き備え、過酷なアウトドア環境下での使用に耐えるとする。カラーはWG-40Wがホワイト、ブルー、WG-40がブラック、イエロー。
どちらのモデルも、水中撮影画像データを元に、水中で失われがちな赤系の色の再現やコントラスト補正を行なう水中撮影モード「マーメード」、「マーメードムービー」モードを備える。新たに、絞りとシャッター速度の制御を見直し、水中での手ブレを軽減。また、「マーメード」モード時に1回のシャッターでフラッシュ非発光・発光の2枚を連続撮影するフラッシュモードを備えた。
WG-40WはWi-Fi機能を内蔵し、スマートフォンと連携可能。スマホを使ったリモート撮影、撮影画像の確認、各種機能設定もできる。撮影した静止画をスマートフォンから閲覧して保存したり、SNSなどにアップロードすることも可能。
WG-30W/WG-30と同様に、レンズ周囲に近距離用のLED補助光を6灯配置。「デジタル顕微鏡」モードなどで使用でき、「瞬間輝度アップ」機能で高速なシャッタースピードで手ブレや被写体ブレを抑えて撮る時にも利用可能。LEDライトとしても使える。
動画はMPEG-4 AVC/H.264、1080/30pや720/60pでの撮影が可能。スロー再生動画が撮れる「ハイスピードカメラ」や、インターバル動画撮影機能も備える。なお、ハイスピード撮影時は1,280×720ドットでの記録となる。
有効約1,600万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーを搭載。光学5倍ズームレンズを備え、焦点距離は約28~140mm(35mm判換算)、開放F値はF3.5~F5.5。約7.2倍のデジタルズームを備え、インテリジェントズームにも対応する。手ブレ補正は動画時、静止画時のどちらも電子式。動画撮影時は、専用の電子式手ぶれ軽減機能「Movie SR」を利用する。
液晶モニタは2.7型/約23万画素でARコートを施している。内蔵メモリは約68MB。SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットを備える。WG-40は、無線LAN SDカード「Eyefi」を利用可能。そのほか、USB端子とHDMIマイクロ(TypeD)も装備する。
外形寸法は約122.5×29.5×61.5mm(幅×奥行き×高さ)。本体のみの重量は、WG-40Wが約174g、WG-40が約172g。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000040-impress-ind
リコーイメージングは、水深14mでフルHD動画撮影が行なえ、Wi-Fi機能も内蔵するコンパクトデジタルカメラ「WG-40W」を、10月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円台後半(税込)。Wi-Fi非搭載の「WG-40」も3万円台半ば(税込)で用意する。
'14年発売の「WG-30W」、「WG-30」の後継機。防水性能は水深14mに(WG-30W/WG-30は12m)、耐落下衝撃性能は高さ1.6m(同1.5m)に、それぞれ性能が向上。マイナス10度までの耐寒構造を引き続き備え、過酷なアウトドア環境下での使用に耐えるとする。カラーはWG-40Wがホワイト、ブルー、WG-40がブラック、イエロー。
どちらのモデルも、水中撮影画像データを元に、水中で失われがちな赤系の色の再現やコントラスト補正を行なう水中撮影モード「マーメード」、「マーメードムービー」モードを備える。新たに、絞りとシャッター速度の制御を見直し、水中での手ブレを軽減。また、「マーメード」モード時に1回のシャッターでフラッシュ非発光・発光の2枚を連続撮影するフラッシュモードを備えた。
WG-40WはWi-Fi機能を内蔵し、スマートフォンと連携可能。スマホを使ったリモート撮影、撮影画像の確認、各種機能設定もできる。撮影した静止画をスマートフォンから閲覧して保存したり、SNSなどにアップロードすることも可能。
WG-30W/WG-30と同様に、レンズ周囲に近距離用のLED補助光を6灯配置。「デジタル顕微鏡」モードなどで使用でき、「瞬間輝度アップ」機能で高速なシャッタースピードで手ブレや被写体ブレを抑えて撮る時にも利用可能。LEDライトとしても使える。
動画はMPEG-4 AVC/H.264、1080/30pや720/60pでの撮影が可能。スロー再生動画が撮れる「ハイスピードカメラ」や、インターバル動画撮影機能も備える。なお、ハイスピード撮影時は1,280×720ドットでの記録となる。
有効約1,600万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーを搭載。光学5倍ズームレンズを備え、焦点距離は約28~140mm(35mm判換算)、開放F値はF3.5~F5.5。約7.2倍のデジタルズームを備え、インテリジェントズームにも対応する。手ブレ補正は動画時、静止画時のどちらも電子式。動画撮影時は、専用の電子式手ぶれ軽減機能「Movie SR」を利用する。
液晶モニタは2.7型/約23万画素でARコートを施している。内蔵メモリは約68MB。SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットを備える。WG-40は、無線LAN SDカード「Eyefi」を利用可能。そのほか、USB端子とHDMIマイクロ(TypeD)も装備する。
外形寸法は約122.5×29.5×61.5mm(幅×奥行き×高さ)。本体のみの重量は、WG-40Wが約174g、WG-40が約172g。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000040-impress-ind
2015年9月8日火曜日
リコー、全天球カメラの上位機種、新開発レンズや新型イメージセンサ搭載
コンセプトしてはいいが、何しろ変形が激しすぎて、イマイチリアル感がないのは、大変使いにくいです。
話のネタとしてはいいのと、限られた場面(特に円柱面や球面上に分布する景色・被写体)では、素晴らしい作品が生まれるのはポイントですね。
リコーとリコーイメージングは、撮影者を取り囲む全天球イメージをワンショットで撮影できる画像インプットデバイス「RICOH THETA(リコー・シータ)」の上位機種として、高精細な静止画や高品質な動画撮影、ライブビュー機能などを備えた「RICOH THETA S」を10月下旬に発売する。価格はオープンで、直販サイトの税込価格は4万2800円。
「RICOH THETA」の製品コンセプトである小型・軽量さはそのままに、新開発した開放F値2.0の大口径小型二眼屈曲光学系と、大型化したイメージセンサによって、出力画素で約1400万画素相当の高精細全天球画像を実現した。最新の画像処理技術を採用することで、暗所での画質を向上し、長時間撮影(バルブ撮影)との組み合わせによって、夜景でもノイズを抑えた全天球撮影を楽しめる。また、スマートフォンと無線LAN接続して、撮影や各種設定ができる。
撮影した全天球イメージは、専用サイトのtheta360.comにアップロードすることで、FacebookやTwitter、TumblrなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で共有可能で、GoogleマップやGoogle+、YouTubeの「360°チャンネル」への投稿にも対応する。
全天球動画撮影機能は、フルHD相当で30fpsの滑らかな撮影を実現しており、最大25分間(合成後)の撮影ができ、専用アプリ「RICOH THETA S」の動画変換ツールによって、スマートフォン/タブレット上でつなぎ目のない全天球動画をつくれる。作成した全天球動画は、静止画と同様に指先でサイズや形、構図を変えられ、theta360.com経由でのSNSにおける共有にも対応する。
無線LAN経由でスマートフォン/タブレット端末と接続した場合は、静止画撮影時のみライブビュー表示が可能で、各種設定の適用結果を画面で確認しながら撮影できる。なお、表示方法は全天球表示とパノラマ表示から選べる。
本体には、8GBのメモリを搭載するとともに、高級感とグリップ性能を高めるラバー塗装を施した。また、設定状況がわかるモード表示用LEDや、静止画/動画切り替えボタンを備える。サイズは幅44.0×高さ130.0×奥行き22.9mmで、重さは約125g。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000017-bcn-prod
話のネタとしてはいいのと、限られた場面(特に円柱面や球面上に分布する景色・被写体)では、素晴らしい作品が生まれるのはポイントですね。
リコーとリコーイメージングは、撮影者を取り囲む全天球イメージをワンショットで撮影できる画像インプットデバイス「RICOH THETA(リコー・シータ)」の上位機種として、高精細な静止画や高品質な動画撮影、ライブビュー機能などを備えた「RICOH THETA S」を10月下旬に発売する。価格はオープンで、直販サイトの税込価格は4万2800円。
「RICOH THETA」の製品コンセプトである小型・軽量さはそのままに、新開発した開放F値2.0の大口径小型二眼屈曲光学系と、大型化したイメージセンサによって、出力画素で約1400万画素相当の高精細全天球画像を実現した。最新の画像処理技術を採用することで、暗所での画質を向上し、長時間撮影(バルブ撮影)との組み合わせによって、夜景でもノイズを抑えた全天球撮影を楽しめる。また、スマートフォンと無線LAN接続して、撮影や各種設定ができる。
撮影した全天球イメージは、専用サイトのtheta360.comにアップロードすることで、FacebookやTwitter、TumblrなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で共有可能で、GoogleマップやGoogle+、YouTubeの「360°チャンネル」への投稿にも対応する。
全天球動画撮影機能は、フルHD相当で30fpsの滑らかな撮影を実現しており、最大25分間(合成後)の撮影ができ、専用アプリ「RICOH THETA S」の動画変換ツールによって、スマートフォン/タブレット上でつなぎ目のない全天球動画をつくれる。作成した全天球動画は、静止画と同様に指先でサイズや形、構図を変えられ、theta360.com経由でのSNSにおける共有にも対応する。
無線LAN経由でスマートフォン/タブレット端末と接続した場合は、静止画撮影時のみライブビュー表示が可能で、各種設定の適用結果を画面で確認しながら撮影できる。なお、表示方法は全天球表示とパノラマ表示から選べる。
本体には、8GBのメモリを搭載するとともに、高級感とグリップ性能を高めるラバー塗装を施した。また、設定状況がわかるモード表示用LEDや、静止画/動画切り替えボタンを備える。サイズは幅44.0×高さ130.0×奥行き22.9mmで、重さは約125g。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000017-bcn-prod
2015年7月7日火曜日
“Wi-Fiが付いただけ”と思ったら大違い――リコーイメージング「GR II」
GRファンにとっての待望の後継機種です。
価格.comでは、「最安価格(税込):¥89,910」となっているので、買うにはかなり迷うものでもあります。
リコーイメージングから「GR II」が出た。前モデルのGRが2013年春発売なので、ちょうど2年。長いようだがGR的には通常進行だ。
2005年の初代「GR Digital」発売以来、約2年ごとに新製品というペースが守られている。なかなかすごいことである。
すごいといえば、GRの変わらなさ、というかブレなさ。
そもそも28ミリ単焦点レンズを持つハイエンドのコンパクトカメラとして「GR1」が登場したのが1996年。2005年になって28ミリ相当のレンズを持つハイエンド機「GR Digital」がGR1シリーズを受け継ぐデザインコンセプトを持って登場。以来、基本デザインやコンセプトを変えることなく2015年まで来たのである。
手元に初代GR Digitalがあるので並べてみたが、10年の歳月やセンサーの大型化を経てなおこのそっくりっぷり。
この変わらなさは特筆に値する。
逆に言えば、APS-Cサイズという大型センサーを持ちながらこのコンパクトさ。同じサイズのセンサーを持つ富士フイルムの「X100T」やシグマの「dp1 Quattro」に比べると圧倒的に小さい。小さくて薄いのに撮りやすくて写りもいい、というのがGRの一番の良さだ。薄いけど安定したグリップというこの絶妙な形状がずっと受け継がれているのである。
では前モデルのGRから2年経てどう進化したのか。
●GRとGR II
GR(2013年発売)とGR II(2015年発売)を並べて見たのがこちら。ち、違いがわからねー。
正面から見ると少し違いが分かる。
アクセサリーシューのあたりがほんのちょっと盛り上がってる。見た目の違いは(厳密に言えばまだあるけど)、おおむねここ。
ハードウエア的には「Wi-FiとNFCが搭載された」。それだけといって過言ではない感じ。
センサーはAPS-Cサイズの1600万画素。最近、このサイズのセンサーは2400万画素が主流になっているが、そこは変えてこなかった。 レンズは28mm相当でF2.8。伝統のスペックだ。
写りはGRと同じ……であるが、オートホワイトバランスに大きな修正が加えられているという。どう違うのか。
肌色、曇天下、室内、夜とAWBによる差がでやすいシチュエーションで比べてみた。
色だけを見ればいいので分かりやすいよう縮小した画像で上下に並べてある。ホワイトバランスは「マルチパターンAUTO」。
曇天下では青みが強くでがちなのだけど、それを抑えてるし、室内でもホワイトバランスを強くあわせすぎず、雰囲気を残してる。
夜のお祭りの提灯を写したカットを見るとロコツ。当然提灯は色温度が低くて赤みが強い照明を中に入れてる。素直にそれを直しにいくとGRのようになる。
いやはやけっこうな違いですな。予想以上に違った。
個人的には、昔からGRは青空や緑を撮るときは極めていい色を出すけど、室内や曇天下にはあまり向かないというイメージがあったのだけれども、それも考え直す必要がありそうである。
ついでに、高感度時の絵はどうなったかなと思ってISO3200で比べてみた。同じカットの照明が当たっている箇所と日陰になってる箇所の2カ所でチェック。
まったく同じセッティングで撮ったつもりなのだけど(そのはず)、ホワイトバランスも微妙に違うし、暗部の処理もGR IIの方がいい。かなりいい。
もし、GRとGR IIの差は「Wi-Fiだけ」と思ってる人がいたら、ちょっと考え直した方がよいかも。
というわけで、基本スペックはGRもGR IIも同じで、ISO感度はISO100から最高25600まで、シャッタースピードも1/4000秒から、撮影最短距離もマクロモード時にレンズ前10センチと同じなのだが、写りは微妙に違っているのであった。
ついでに細かい違いがちょこちょことある。
GRよりGR IIの方が操作系のカスタマイズの幅が広いとか、GRは35ミリ相当のクロップモードを持ってたけどGR IIは35ミリに加えてさらに47ミリ相当と画角を狭くした設定もできる。
側面のボタンを押すだけでかけられるデジタルエフェクトに「雅」や「かすか」、HDR調など新しいフィルタが加わった。「雅」はペンタックスユーザーにはお馴染みのもの。「かすか」はペンタックスの「ほのか」に似ている。
●GR IIはWi-Fiは搭載したけど、基本はスナップカメラ
そしてGR IIが新しく搭載したWi-Fi。
側面のエフェクトボタンを長押しするとWi-Fiがオンになり、他の機器からリモート操作が可能になる。
ユニークなのは、専用のアプリではなく、Webアプリ「GR Remote」から操作すること。アプリをダウンロードしてこなくてもいいし、機種やOSの制限もない。
PCだろうがスマホだろうが、専用のサイトからWebアプリを呼び出し(ブックマークしておけばすぐ呼べる)、Wi-FiでGR IIにつなぐだけでOK。
Webアプリなので機種を問わずに使えるのが面白い(ただし、全OS、全ブラウザで試したわけではない)。
●クオリティと携帯性のバランスが最高なスナップカメラ
さてGRとGR IIの違いを見てきたわけだが、最後に、GRをよく知らない人にちょろっと概要を。
GRはAPS-Cサイズセンサー+広角単焦点レンズのハイエンドコンデジ。小さくて薄いけれどもグリップ感はよくて構えやすいし、グリップに電子ダイヤルを持っていて操作もしやすい。
ハイエンド機だけあって操作系や絵作りのカスタマイズも豊富で、自分好みの操作、自分好みの絵を作ることができる。
ペンタックスゆずりのTAvモード(絞りとシャッタースピードを設定するとISO感度が自動で設定される。マニュアル露出+ISOオート的な感じ)、シャッターを一気に押し込むとあらかじめ設定した距離で瞬時に撮ってくれる「フルプレススナップ」機能、さらにAF機能切り替えレバーとAFロックボタンなどスナップシューティングに向いた機能も搭載。撮りたいときにさっと撮れる。NDフィルター内蔵、インターバル合成、ワイコンで21mm相当の広角撮影にも対応など幅広く使える。
要するに、プログラムオートや絞り優先でさっとスナップを撮るのにも使えるし、じっくりセッティングをして凝った撮影をするのにも使えるし、それでいて日常的に持ち歩けるし、APS-Cサイズセンサーならではの高画質を楽しめるという秀逸なカメラだ。
となると、GRかGR IIかとなるんだが、ホワイトバランスをマニュアルでセットしたりRAWで撮るのならGRでいいと思うし、屋内屋外問わずJPEGでスナップを撮りたいのならGR IIがいいかと思う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150707-00000020-it_camera-prod
価格.comでは、「最安価格(税込):¥89,910」となっているので、買うにはかなり迷うものでもあります。
リコーイメージングから「GR II」が出た。前モデルのGRが2013年春発売なので、ちょうど2年。長いようだがGR的には通常進行だ。
2005年の初代「GR Digital」発売以来、約2年ごとに新製品というペースが守られている。なかなかすごいことである。
すごいといえば、GRの変わらなさ、というかブレなさ。
そもそも28ミリ単焦点レンズを持つハイエンドのコンパクトカメラとして「GR1」が登場したのが1996年。2005年になって28ミリ相当のレンズを持つハイエンド機「GR Digital」がGR1シリーズを受け継ぐデザインコンセプトを持って登場。以来、基本デザインやコンセプトを変えることなく2015年まで来たのである。
手元に初代GR Digitalがあるので並べてみたが、10年の歳月やセンサーの大型化を経てなおこのそっくりっぷり。
この変わらなさは特筆に値する。
逆に言えば、APS-Cサイズという大型センサーを持ちながらこのコンパクトさ。同じサイズのセンサーを持つ富士フイルムの「X100T」やシグマの「dp1 Quattro」に比べると圧倒的に小さい。小さくて薄いのに撮りやすくて写りもいい、というのがGRの一番の良さだ。薄いけど安定したグリップというこの絶妙な形状がずっと受け継がれているのである。
では前モデルのGRから2年経てどう進化したのか。
●GRとGR II
GR(2013年発売)とGR II(2015年発売)を並べて見たのがこちら。ち、違いがわからねー。
正面から見ると少し違いが分かる。
アクセサリーシューのあたりがほんのちょっと盛り上がってる。見た目の違いは(厳密に言えばまだあるけど)、おおむねここ。
ハードウエア的には「Wi-FiとNFCが搭載された」。それだけといって過言ではない感じ。
センサーはAPS-Cサイズの1600万画素。最近、このサイズのセンサーは2400万画素が主流になっているが、そこは変えてこなかった。 レンズは28mm相当でF2.8。伝統のスペックだ。
写りはGRと同じ……であるが、オートホワイトバランスに大きな修正が加えられているという。どう違うのか。
肌色、曇天下、室内、夜とAWBによる差がでやすいシチュエーションで比べてみた。
色だけを見ればいいので分かりやすいよう縮小した画像で上下に並べてある。ホワイトバランスは「マルチパターンAUTO」。
曇天下では青みが強くでがちなのだけど、それを抑えてるし、室内でもホワイトバランスを強くあわせすぎず、雰囲気を残してる。
夜のお祭りの提灯を写したカットを見るとロコツ。当然提灯は色温度が低くて赤みが強い照明を中に入れてる。素直にそれを直しにいくとGRのようになる。
いやはやけっこうな違いですな。予想以上に違った。
個人的には、昔からGRは青空や緑を撮るときは極めていい色を出すけど、室内や曇天下にはあまり向かないというイメージがあったのだけれども、それも考え直す必要がありそうである。
ついでに、高感度時の絵はどうなったかなと思ってISO3200で比べてみた。同じカットの照明が当たっている箇所と日陰になってる箇所の2カ所でチェック。
まったく同じセッティングで撮ったつもりなのだけど(そのはず)、ホワイトバランスも微妙に違うし、暗部の処理もGR IIの方がいい。かなりいい。
もし、GRとGR IIの差は「Wi-Fiだけ」と思ってる人がいたら、ちょっと考え直した方がよいかも。
というわけで、基本スペックはGRもGR IIも同じで、ISO感度はISO100から最高25600まで、シャッタースピードも1/4000秒から、撮影最短距離もマクロモード時にレンズ前10センチと同じなのだが、写りは微妙に違っているのであった。
ついでに細かい違いがちょこちょことある。
GRよりGR IIの方が操作系のカスタマイズの幅が広いとか、GRは35ミリ相当のクロップモードを持ってたけどGR IIは35ミリに加えてさらに47ミリ相当と画角を狭くした設定もできる。
側面のボタンを押すだけでかけられるデジタルエフェクトに「雅」や「かすか」、HDR調など新しいフィルタが加わった。「雅」はペンタックスユーザーにはお馴染みのもの。「かすか」はペンタックスの「ほのか」に似ている。
●GR IIはWi-Fiは搭載したけど、基本はスナップカメラ
そしてGR IIが新しく搭載したWi-Fi。
側面のエフェクトボタンを長押しするとWi-Fiがオンになり、他の機器からリモート操作が可能になる。
ユニークなのは、専用のアプリではなく、Webアプリ「GR Remote」から操作すること。アプリをダウンロードしてこなくてもいいし、機種やOSの制限もない。
PCだろうがスマホだろうが、専用のサイトからWebアプリを呼び出し(ブックマークしておけばすぐ呼べる)、Wi-FiでGR IIにつなぐだけでOK。
Webアプリなので機種を問わずに使えるのが面白い(ただし、全OS、全ブラウザで試したわけではない)。
●クオリティと携帯性のバランスが最高なスナップカメラ
さてGRとGR IIの違いを見てきたわけだが、最後に、GRをよく知らない人にちょろっと概要を。
GRはAPS-Cサイズセンサー+広角単焦点レンズのハイエンドコンデジ。小さくて薄いけれどもグリップ感はよくて構えやすいし、グリップに電子ダイヤルを持っていて操作もしやすい。
ハイエンド機だけあって操作系や絵作りのカスタマイズも豊富で、自分好みの操作、自分好みの絵を作ることができる。
ペンタックスゆずりのTAvモード(絞りとシャッタースピードを設定するとISO感度が自動で設定される。マニュアル露出+ISOオート的な感じ)、シャッターを一気に押し込むとあらかじめ設定した距離で瞬時に撮ってくれる「フルプレススナップ」機能、さらにAF機能切り替えレバーとAFロックボタンなどスナップシューティングに向いた機能も搭載。撮りたいときにさっと撮れる。NDフィルター内蔵、インターバル合成、ワイコンで21mm相当の広角撮影にも対応など幅広く使える。
要するに、プログラムオートや絞り優先でさっとスナップを撮るのにも使えるし、じっくりセッティングをして凝った撮影をするのにも使えるし、それでいて日常的に持ち歩けるし、APS-Cサイズセンサーならではの高画質を楽しめるという秀逸なカメラだ。
となると、GRかGR IIかとなるんだが、ホワイトバランスをマニュアルでセットしたりRAWで撮るのならGRでいいと思うし、屋内屋外問わずJPEGでスナップを撮りたいのならGR IIがいいかと思う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150707-00000020-it_camera-prod
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